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Treehouse Blog of cott

新生活

2008年9月1日を持ちまして、事業拡大に向けて事務所を神戸市中央区北野町に移転することとなりました。ツリーハウスは今後ともcottの象徴 として存続しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、ツリーハウス訪問は歓迎致しますが、訪問できる日数は少なくなっていますのでご了承下さい。

もちろんお手伝いしてくれたみんなは今後とも自由にツリーハウスを使ってくださいね。

新住所は以下の通りです。

〒650-0002

神戸市中央区北野町4丁目(※2016年2月移転に伴い番地は削除しました)

事務所から見た風景
事務所から見た風景

新次元へ

講師としてお招きいただいて、デザインに関するお話をさせていただきました。課題が多く残りましたが、人前で自分の考えをわかりやすく説明すること の難しさを感じました。どんな退屈な大学の講義も馬鹿にできないなあと思うわけです。何事も苦労はやってみないとわかりません。これからも精進です。

自らを大海へ。

大海へ

講義のまとめ

デザインとは誰もができることで

何かを変えたいという、その意思からもうすでにデザインというものは始まっている

それは何かを生み出したい、つくりたい、ということなのですから。

つながって

昨日、クライアントさんとの打ち合わせの際に今後のcottの方針についてお話させていただいた際に、自分でも話をさせていただく中で様々な発見が ありました。原点を再確認し、今後へのモチベーションがかなりわきあがってきました。未来の話を一方的でなくしっかりと話し合える方はあまりいないので、 この仕事では非常に多くのものを逆に与えてもいただいていて、非常にいい出会いをしたなと思います。

話の中で出てきた発見を忘れないうちに今日は今後の事業計画を練っていました。ふりかえってみると、学生時代に出逢った人たちが今の取引先につな がっていて、今の自分のスキルにもつながっていて、

純粋なこの世界に対する疑問を右往左往しながらも論文にして卒業設計にしたものが具体的に考えた今後のcottの方針にもつながっていて、何も無駄 にはなっていないなあとの驚きと嬉しさとおもしろさが入り交じったような気持ちでした。

あのとき本気で取り組んだからそれは必ず生きている

どんなことでも本気で取り組んだことは必ず生きてくる

それは綺麗ごとでも何でもなく、私にとって事実でした。

本当に生かされているなあと感じます

本当に幸せ者です。

この感謝の気持ち忘れないで今後もcottと向き合っていきたいです

もう少し事業計画がつまってきたら、またここでお知らせしますね。

プロセスも取り込んだ新しい店舗内装のカタチを模索します

栗3年

光がやわらかくて影が長い朝と夕方が好き。起きれるのなら朝の方が好き。風景がとてもドラマチックに目に映ります。今日もいい天気です。

栗

去年の夏に植えた栗の実がなっています。

秋に食べるのが楽しみです。

この木も大きく育ってもう一棟ツリーハウス建てれたりして。

桃栗3年。

栗に負けてられません。

秋にはひとつでも実をつけられたらなあ。

I’m here saying nothing

今日は地元のお祭りに行ってきました。

超マイナー演歌歌手の歌声とそれを囲みながら浴衣で踊る近所のおばちゃんたちを見ながらビールを片手にカレーにたこやきにかき氷をただ食いただ飲 み。「ああ、あそこの息子さんか〜、おっきなったなぁ」と。だれともわからないおじさんおばちゃんとしゃべりながらなんとなく踊る婦人たちを見る。古き良 き日本の夏。まだここにある。

昔からこの祭りはかわらない。

かわらないもの、かわりゆくもの

目まぐるしくかわりゆく中でかわらないもの。大切に。

これからも一生大切にしたいと思う。

かわらないものばかりにも踊らされないように。

繰り返される潮の満ち干きの中の

風のように

波のように。

今日はcottの創作の原点を垣間見た。

I’m here saying nothing

いつもここにいます。

たまにどこかにいますが。笑

夏祭り

少し落ち着いたらこの祭りの運営側にまわりたい。

あ、あともうひとつ。

cottの新たな展開のための第一歩を今日踏み出しました。勢いで。ちゃんとつまってきたらまた報告しますのでどうぞよろしく。

時代を考える

1週間の出張を終えて、先程帰宅。

今回の出張は神戸→大阪→奈良→滋賀→京都→大阪→神戸と、関西に小さな輪を描いた。

いろんな方と会って、その分いろいろ感じた。

人と会うほどに自分の甘さを痛感する

人間の奥底に巣食う闇が露呈する

のっぺらぼうたちが笑う

そんなときはまず闇を直視する

自分が前に進んでないとぼくは先を見失い

ぼくは僕が見えなくて僕しか見れなくなる

だからぼくは限られた世界で必死にもがく

たまに誰かが遊びにきてくれる

それぐらいでちょうどいい

人に会いすぎたので、消化作業にいそしみます。でないとどこか宙に浮いたような感覚に襲われる。というわけで今日はちょっとおもしろくない雑談を。

人間誰もが誰もを信頼できる世の中、これは一見コトバヅラは理想に思えるが、どうもそうは思えない。どうあがいても人間の同士には理解しあえないと ころは全くぬぐえないから、誰もが誰もと仲良くなれない。血が出ようとも、血がでまいとも。その延長のようなものが性に合わなければ戦争する。だからもし かしたら今が自然で平和な世界そのものなのかもしれない。国民の意思の統合同士が喧嘩をする。性格、つまり気候風土の違いなどからくる宗教、文化や習慣な どの価値観が違う。だから無責任にSMILE、PEACEなどと叫べない。主体的にたくさん募金等もしないし、酒を飲んでCDや本を買ってこれだけ十分に 余暇活動を満喫しているのだから。慈善活動を慈善活動と思ってやっている時点でもしかしたらその資格はないのかもしれない。

秋葉原で起こった加藤の事件も同じようなことなのかもしれない。こんなことがなぜ起こってしまったのかと言われるが、私には起こるべくして起こった ように思えて仕方がない。むしろよく今まで起こらなかったなと思う。

今回の事件の特質は、容疑者の気持ちがわかるという者が大勢いることだ。私自身も全く理解できないことはない。 にもかかわらず読売新聞のコラムとして長年の実績と信頼を誇る「編集手帳」のこの事件に関する記事の中に「世の中が嫌になったのならば自分ひとりが世を去 ればいいものを」という見過ごすことの出来ない論調があったらしい。写真家の藤原新也のサイトにそのような記述があった。年々、自殺者は増加しているとい う統計にも見られるように、加藤予備軍がかなり大勢いると推測することは容易であるにもかかわらず、彼らに一人で死ねと言っているのである。 世を洞察する大メディアの頂点はしょせんそのようなところにしかないのだろうか。情報が膨大にあふれるこの世で信頼できる情報は数少ない。この事件は情報 ネットワーク上での血の流れない戦争のごく一部から血が流れた、ただそれだけのような気がする。他の冷戦を戦争化させるひきがねにもなったかどうかは今後 の動向を見守ることとする。

人の命は重い。この事件は人間が透明化しているこの時代に対して実はそれはとても簡単に奪われる軽いものだということを思い出さねばならないという 警鐘なのかもしれない。

自らの目とで見て体で感じて自らの頭で考える。その点で旅することは非常に有用である。

このような事件がもはや普通になりゆくかもしれない時代をどうすべきかに対する回答を、小さなネットワークで循環する文化やコミュニティをつくると いう帰納的な対策により提示しようと思う。まだその計画は水面下で進行中なので、実現が近くなってきたら具体的にここに書こうと思う。

ココロコメテ

出張6日目。月曜には神戸に帰ります。

そうそう。立命館大の卒業設計イヤーブックに掲載されます。発刊までまだもう少しかかりますが。

学内の卒業設計展では京都駅の設計で有名な原広司先生の票をかなりいただいて奨励賞を取ることができたので、最終選考に残ることができました。講評 会の議論の様子を文字化した講評会レポートにもツリーハウスに関しての講評が載ると思いますのでぜひ機会がありましたらご覧ください。

私のページはこんな感じで載ります。

ツリーハウスパンフレット

このツリーハウスのことがもう少しおわかりいただける内容になっているかと思うので、これもダウ ンロードコーナーに追加しておきました。

資料のダウンロードは以下のURLから。

http://www.cott.jp/about/download.html

原先生は世界的にも評価が高いかなり有名な先生です。その先生とは私がもともと属していた研究室の教授と関わりがあり、いち研究生としていろいろな 話をさせていただきました。人間的にすごく素敵な方でした。つくるものが素晴らしい優等生で人間的には全く魅力のない人よりも、つくるものが並々でも人間 的にすごく魅力のある人の方が好きです。つくるものが素晴らしく、人間性もすばらしい原広司先生はもっと大好きです。きっとツリーハウスを評価していただ けたのもデザイン性や革新性というよりも気持ちの部分だったと思います。人との関わりや、人間性を大切にしながら、心を込めていいものをつくろうと努力の できる人であろうと思います。

SUMMER

ツリーハウスづくりの後にまとめた図面や論文のダウンロードができるようにしました。

単純にいろんなところにちょっと変わった家が建ったらおもしろいなと思うからです。ただ、耐震偽造の事件もあり法律も厳しくなっているため,この資 料のものがどこにでもそのまま建つわけではないということについてはご了承下さい。くれぐれも資料として参考程度にご活用下さい。本気で木の上に家を建て てみたい方は一度cottにご連絡いただけましたらアドバイスさせていただきます。

「食事と住む所と少しの給料を提供するからうちの庭に作ってくれ」というようなFUNKYな依頼ももしかしたらお待ちしているのかもしれません。

今後も何かしら資料をアップしていくつもりですので要チェックです!

資料のダウンロードは以下のURLから。

http://www.cott.jp/about/download.html

summer

畑ではこんな風景が。夏ですね。

BEYOND THE BORDER

昨日やっとひとつ山を越えました。某国家資格の一次試験通過です。

そして今日たまってた領収証類を出納帳に記帳していくと、あれあれ。

勉強のために2週間仕事を減らしていたので当たり前っちゃあ当たり前。出納帳は正直者です。さあーて今月はとりあえず減給で、サボってた分とり返し ますかー!毎月固定の給料でなく、がんばった分だけの給料って物々交換の延長にある原初性を持っていておもしろいです。

木々は元気です。自然は強い。

OFFICE ON THE TREE

家にいること、人に会いにいくこと。

根ざすこと、訪問すること。

この両極があってこその根ざす意味、訪れる意味を思う最近。

ノマドスタイルでも仕事が成り立つこの仕事はとてもおもしろい。

I miss India…

INDIA

梅雨

久しぶりの息抜き。

AFTER RAINY NIGHT
LIVE
FIRE DANCE

キャンプのアートワークを担当しました。

楽しそうだったので、その報酬で参加して楽しんでしまいました。

労働力が、そこでの食事と寝床と楽しい時間に変換される。お金に変換されずにそのまま生きる要素に直結するその原初性がたまらなく好きだ。

たまには、こんな仕事もありですね。

3度目の朝焼け

ここのところ朝焼けを見る生活です。みんなの一日の始まりに一日が終わってしますのはよくないですよね。今日は大阪でアジアな服+音のイベントに友 達が写真家として参加してたのでいってきました。やっぱり音、服、好きなことを再認識。

そのときにお店の方とお話しさせて頂きました。事務所を立ち上げた想いですとか、今後どんな風に生きてきたいかなどをお話しさせていただく上で、当 初の気持ちを思い出すことができ、今の気持ちを再確認することができました。やっぱり人に話すことって大切です。改めて。たまにきていただける方などは非 常に嬉しく思います。いまはひとりでやっているので仕事中はその環境がないことが難点ですが、cottが自分以外の人の生活を十分に保証できるぐらいに もってけたらパートナーと仕事ができればなと思います。今こそふんばらなければ。

そのお店の方は、絵を描いているけど、なんかみてもらいたいかもしれないけど、なんかよくわからない。そんな想いを受けて、いろんなアドバイスをさ せていただきました。とりあえず、画像など送っていただけたらcottのホームページにのせますよー。応援します。

「絵を描いたよー、服をつくったよー、ケーキをつくったよー」というステキな皆様の作品たちを今後もじゃんじゃん載せていきますのでお気軽におっ しゃってくださいね。皆の妄想を具現化する手助けがしたいです。

誰もがその体と心をもってものをつくることができて、それが特定の人に対してつくったものだったりすると、それはその人たちの中ではよくわからない ピカソの絵だったり、エルメスのバッグよりも精神的価値が生じるのです(エルメスに自分の中での特別な価値を見出せている方に対しては別かもしれません が)。普遍的価値よりも、この精神的価値に焦点をおいているのがcottです。バレンタインデーに好きな子からもらった10円チョコの包み紙を捨てるのを ためらいませんか?

そのため結果的に仕事は小ロットのものが中心になっていますし、今後もそうしていくつもりです。

みんながいろんなものをカタチにできるという気持ちを持って、身近なものをかたちにする技術を少しでももつことができたらと考えると、最高に幸福な 風景が私のまぶたの裏をよぎります。

まずはそれを私自身が体現していかなければなりません。「みんなでつくりましょう」「私もつくりますので」というスタンスでぼちぼちやっています。 今はツリーハウスの次のプロジェクトを思案中です。

bebechan

そして大阪遠征からの帰路にて久しぶりに見た夜景。空気が澄んでいて、大阪まで見えました。やっぱり神戸はいい。これらの光それぞれに物語があるん だなぁと思うとなんともいえない素敵な気分をいただきます。cottを訪れてくださった方はついでに夜景でも見に行ってみては?

bebechan

風が吹く

「FRIENDS」を更新しました。

大学時代にずっとお世話になってたスタイリストの村井さんがアクセサリーのお店を立ち上げられたそうで、なんだか嬉しくなってしまいました。

楽しくされてるみたいで何より。

お店の名前は、

Il Fait du Vent

フランス語で風が吹くって意味だそうです。

素敵なアクセサリーたちです。

accessoire
accessoire
accessoire

そこにはすごいエネルギーが必要なんだけれども、それは十分分かっているんだけれども、それでも何かを生み出そうとすること。そこにはいろんな物語 があって、悩もうが、失敗しようが、すごく素敵。それぞれがそれぞれなりに生きていく物語。

何かを生み出すひとたち。大好きです。

私も、そんな物語を求めて風に吹かれながら旅をしているのかもしれません。

今日も今日だけの風が吹いています。

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