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2009-05

からだ動かしこころ動かす

今日はキヌヒカリという品種の田植え。
田舎で発信しようとするからにはしっかりと受け継がなければなりません。

太陽の光のもとで思いっきり体を動かして、たらふく食うこと。
一昨年の夏のツリーハウス合宿にて体感してもらった感覚がよみがえります。
田植え
このブログ記事から初めてcottのサイトを見た人は誰もデザイナーのサイトだと思わないでしょうね。
いやいや、私にとっては、そのぐらいがちょうどいいのです。
目標は「いなかのちょっと変わったおもろいおっさんです。」
明日は家の打ち合わせですねー

たまたま読んだ本で佐藤可士和氏も言っていたけど
筋肉を動かすと数台のモニタに向かってデスクに座っていてもなんだかしゃきんと背筋がのびるようです。若干動かしすぎましたが…

さあさあ6月もすぐそこまできています。

今日の音楽
The Cinematic Orchestra
“Ma Fleur”

GOGO!OGO!

cott事務所は神戸三ノ宮から30分あまり、ひたすら山に向かって車を走らせた神戸市北区淡河町にあります。

「淡河町」と書いて「オウゴチョウ」と読みます。
テッポウユリなど独自の品種のユリを栽培し三重塔や城跡、瀧などたくさんの文化や自然の資源にめぐまれた場所で、豊かな田園風景が広がっています。

ですが現在、少子高齢化が進む一方。

詳しい淡河町の紹介は淡河町まちづくり研究会のサイトをご覧いただくとして、

素敵な仲間をあつめて淡河町まつり計画少しずつ動いています。
趣旨は淡河町をもりあげる…

淡河GOGO

(淡河GOGO)です。

まつりのメインタイトルはまだ考え中。
一緒に関わってくれる仲間もどしどし募集中。

ちょっとした買い物袋とかどうですか?道の駅淡河とか?笑
ちゃちゃっと作ってしまった割には意外と気に入ったのでアップしてみましたが。

淡河GOGO買物袋

大家族制度の崩壊、核家族の解体。携帯電話。コンビニ。情報技術の発達。
集団を規定するルールがなくなり、空間は個人へ向かう。その集団を規定するルールこそ自らの存在意義であるのにそれを捨てて自由になろうとする人が増えている。
それぞれは自ら情報を取捨選択し、本当に大切なものを見つめ伝統的ルールや規範に縛られず行動する自由を手にするが、また戻ってくる者もいる。

個の時代だが、農村地域の不便さ、仕事のなさ、たくさんの守るべき共同体のルール、それこそがいいと覚悟して人が人である理由を求めやってきた若者、戻ってきた若者たちで集まって強い力を発信できる場所こそが少子高齢化が進むいま、この農村地域でしょう。

祭の先には若者たちが集えるような磁場をつくりあげて
その先に農業以外の雇用なども創り出せたらとも思っています。

発信する農村地域を目指します。

農村地域に住む人のブリコラージュ(=ありあわせのもの、技術でつくること)によってつくられた小屋は美しいと感じる。
その小屋に手を下す勇気は学生時代には持ち得ませんでしたが、また農村地域に戻ってきたことで考えが変わってきていました。

もちろん受け継がれてきた習慣がある、ルールがある。
その場所にいるから守らなければならないものは必ずあるが、全てを頑なに守り続ける必要は無い。

農村地域もかたちを変えていかなければなりません。
そこに住まう人たちによって。
何にしても難しいまちづくりの論文をたくさん読んだ街のおえらいさんがきて「木を植えて建物たててはるわ」みたいな状況は嫌なので。

ということでTHE KEY IS…

OGOGOGO

はじめよう

そら祭りやぜろ祭り代表のミュージシャン丸山茂樹さんにシンガーソングライターむぎ、アクセサリーをつくっているringoちゃんに淡河の同級生かなちゃん。
素敵な仲間がツリーハウスに集まりました。

淡河を盛り上げようとむぎの思いつきで突然開催された第1回まつりミーティング
お隣さんの尾上さんが持って来てくれたとれたてイチゴをおやつに丸山茂樹氏のアドバイスを聞きながらそれぞれの想いを語ったり。

自分の中では街と農村をつなぐことがテーマなのですが、まだまだ紆余曲折を経そうです。
個人的にはいまの価値観を持った若者が発信する地方文化の風を感じてもらいながら、いまの時代に本当に必要とされていることは何なのか、いまあなたが本当に必要としていることは何なのか、そんなことが直接伝えなくてもなんとなく体感してもらえるようなまつりにしたいと思っています。

東京、大阪に行かなくてもおもしろいことはあります
なければ仲間を集めて創り出してみよう。

身近な場所を愛すること
そしてそれ以上に身近な人を愛すること

まずはそこからはじめてみましょう

とりあえず11月1日(SUN)はあけておいてください。

スタッフや協賛大歓迎です!

ミーティング中@ツリーハウス

下見

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FOOD

FOOD

FOOD

只今素敵な企画を計画中。

さあさあ

たまにはレンズを変えて。
たまにはレタッチをして。
対岸からのツリーハウス

シロツメグサとミツバチ

しばらく一眼レフ使っていないうちにゴミだらけですね。掃除します。

そういえば実は対岸からのツリーハウス画像を公開するのは初めてなのではないでしょうか?
いい感じで葉っぱも茂ってきて風景に溶け込んでいます。
うまく自然に寄り添う建築ができたのではと思います。
池が非常に気持ちいいです。
よく釣り人もいらしてます。

今更ながら卒業設計日本一決定戦2008の本を買いました。
diplomaxKYOTOを共に戦った仲間たちが活躍していて、負けてられへんという気持ちにさせてくれます。
さあさあそろそろ一級建築士対策もはじめますか。

いなかっぺ文化発信計画

ちょっとした行事というか、祭みたいなもの。

集団営農

昨日は集団営農で山田錦という品種の種まきをしてきました。 普段こんな自然に囲まれて仕事しています。

あらゆるものが生まれてから死ぬまでを理解することは大切である。
万物には光と闇があることを知識として理解ながらも光のみを見て消費することのみで生きられる街でなく、
万物には光と闇があることを経験的に理解して生活する田舎が私には合っている。
また、この価値観は精神的豊かさという観点からもっと共有されるべきものだと考える。学生時代の論文にも書いたが、結果的にはそれが自殺や殺人など事件や精神疾患患者の減少などにつながり、幸福な社会につながるものだと信じている。

この田舎で育った一人の若者として、街へも文化受信、発信できるような環境を整え、現代における新たな農村地域の在り方のモデルケースを思索中だ。
私の時代にはこの淡河小学生の全学年で150人程度だったのが現在は全学年で60人程度までに落ち込んでいるようだ。地域の過疎高齢化にも歯止めをかけたい。
デザインやアートのみでは解決には至らない。多くの人を巻き込んで多角的な観点からこの問題に取り組む必要がある。

地域内外から協力者募集中だ。空き家情報なども募集中。

話が少し飛んでいるところもあるが、そこらはご連絡いただければ直接説明させていただきたい。(もしも要望があればだが。)とりあえず、ツリーハウスアートプロジェクトは今年度末には行う予定だ。

現在工務店数社の見積もり待ち。来月には工事も始まる。それまでにこの話をもう少し詰めておきたい。

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