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2008-06
梅雨
- 2008-06-25 (水)
- Way of Working -cottのお仕事-
久しぶりの息抜き。
キャンプのアートワークを担当しました。
楽しそうだったので、その報酬で参加して楽しんでしまいました。
労働力が、そこでの食事と寝床と楽しい時間に変換される。お金に変換されずにそのまま生きる要素に直結するその原初性がたまらなく好きだ。
たまには、こんな仕事もありですね。
3度目の朝焼け
- 2008-06-15 (日)
- Tweets -はてしないたわごと-
ここのところ朝焼けを見る生活です。みんなの一日の始まりに一日が終わってしますのはよくないですよね。今日は大阪でアジアな服+音のイベントに友 達が写真家として参加してたのでいってきました。やっぱり音、服、好きなことを再認識。
そのときにお店の方とお話しさせて頂きました。事務所を立ち上げた想いですとか、今後どんな風に生きてきたいかなどをお話しさせていただく上で、当 初の気持ちを思い出すことができ、今の気持ちを再確認することができました。やっぱり人に話すことって大切です。改めて。たまにきていただける方などは非 常に嬉しく思います。いまはひとりでやっているので仕事中はその環境がないことが難点ですが、cottが自分以外の人の生活を十分に保証できるぐらいに もってけたらパートナーと仕事ができればなと思います。今こそふんばらなければ。
そのお店の方は、絵を描いているけど、なんかみてもらいたいかもしれないけど、なんかよくわからない。そんな想いを受けて、いろんなアドバイスをさ せていただきました。とりあえず、画像など送っていただけたらcottのホームページにのせますよー。応援します。
「絵を描いたよー、服をつくったよー、ケーキをつくったよー」というステキな皆様の作品たちを今後もじゃんじゃん載せていきますのでお気軽におっ しゃってくださいね。皆の妄想を具現化する手助けがしたいです。
誰もがその体と心をもってものをつくることができて、それが特定の人に対してつくったものだったりすると、それはその人たちの中ではよくわからない ピカソの絵だったり、エルメスのバッグよりも精神的価値が生じるのです(エルメスに自分の中での特別な価値を見出せている方に対しては別かもしれません が)。普遍的価値よりも、この精神的価値に焦点をおいているのがcottです。バレンタインデーに好きな子からもらった10円チョコの包み紙を捨てるのを ためらいませんか?
そのため結果的に仕事は小ロットのものが中心になっていますし、今後もそうしていくつもりです。
みんながいろんなものをカタチにできるという気持ちを持って、身近なものをかたちにする技術を少しでももつことができたらと考えると、最高に幸福な 風景が私のまぶたの裏をよぎります。
まずはそれを私自身が体現していかなければなりません。「みんなでつくりましょう」「私もつくりますので」というスタンスでぼちぼちやっています。 今はツリーハウスの次のプロジェクトを思案中です。
そして大阪遠征からの帰路にて久しぶりに見た夜景。空気が澄んでいて、大阪まで見えました。やっぱり神戸はいい。これらの光それぞれに物語があるん だなぁと思うとなんともいえない素敵な気分をいただきます。cottを訪れてくださった方はついでに夜景でも見に行ってみては?
風が吹く
- 2008-06-11 (水)
- cott News -コットよりお知らせ-
「FRIENDS」を更新しました。
大学時代にずっとお世話になってたスタイリストの村井さんがアクセサリーのお店を立ち上げられたそうで、なんだか嬉しくなってしまいました。
楽しくされてるみたいで何より。
お店の名前は、
フランス語で風が吹くって意味だそうです。
素敵なアクセサリーたちです。
そこにはすごいエネルギーが必要なんだけれども、それは十分分かっているんだけれども、それでも何かを生み出そうとすること。そこにはいろんな物語 があって、悩もうが、失敗しようが、すごく素敵。それぞれがそれぞれなりに生きていく物語。
何かを生み出すひとたち。大好きです。
私も、そんな物語を求めて風に吹かれながら旅をしているのかもしれません。
今日も今日だけの風が吹いています。
妄想具現家
- 2008-06-09 (月)
- Way of Working -cottのお仕事-
事業を立ち上げるにあたってのコンサルティングおよび事業計画書の作成の仕事をしてきました。
みんなが何事も行動に移すきっかけづくりをしたい。夢を実現する手助けをしたい。そんな思いが伝わったのか、そんな仕事の依頼をいただきました。
車にパソコン2台とプリンター、その他資料や道具を積んで、移動事務所です。3日間仕事場になったマンションからみえる景色はなんだかステキでし た。PLの花火が見えるそうです。梅雨があけたらもう夏ですね。こりゃあっというまに墓の中です。おもっきりやらんとな!
本当に何でも屋みたいになってきましたが、何かしたいけどで立ち止まってしまっている人たちの背中をおしてあげる。可能性の種にそっと水を与えるこ と。その水はデザインであるかもしれないし、文字かもしれないし、ちょっとした相談なのかもしれないし、なんでも実現してしまう姿勢なのかもしれない。
きっと咲く。咲かなかったとしても、意味なくはないと思います。何かを実現するために少しでもお役に立てることが嬉しいです。何かありましたら妄想 具現家、なんでも相談にのらせていただきますのでお気軽に。私も含め、みんなで花を咲かせよう。
クラブでのVJもイベントがすごく素敵で楽しめました。デザインもそうですが、言語以外で何かを伝えることができる音楽、ダンス、絵、服、写真、立 体、映像、すきです。海外を旅した時にはいつもその良さを痛感します。滋賀、名古屋、東京、滋賀、大阪、奈良、滋賀と、充実した2週間余でした。今日はひ とり晩酌ですが、明日からまた気合いを入れ直して仕事に勉強に遊びに励みますー
東京
- 2008-06-04 (水)
- Event Report -イベントレポート-
10日程度の出張を終え、東京からかえってまいりました。
お仕事もしつつ、三宅一生の展示や、森山大道の写真展にいったり、原宿にあるツリーハウスのカフェにいったり、いろんな方と再会したりで楽しかった です。
今回の出張の主目的である展示の方はなんとか無事に終えることができました。もともと賞を取るよりも少しでも多くの人にそれぞれが何かを感じて頂く ために写真と映像と実際にみんなが書いてくれた感想と写真とかるくまとめた本でプレゼンテーションしたので賞とは無縁でしたが、ツリーハウスのいままでの 物語、空気は伝わったようなのでよかったです。みんなに納得していただくより、みんなの心の片隅に何となく残っているものをと思ってつくったので。おかげ さまで来客票ランキングで「行ってみたい建築ランキング 第3位」いただきました。たくさんの方に事務所のビラを取っていただき、お話することができまし た。ご来場いただいたみなさま、出品者のみなさま、レモン画翠や明治大学のスタッフのみなさま、どうもありがとうございました。これからも何かのご縁があ ることを願って。
しかし東京はアジアの狂気でした。どうにも肌にあいません。ひとりひとりは良い方だとはわかっているのですが、どうにも人が多すぎる。電車乗るとき に思いやりもくそもありません。皆それぞれの生活があるのですから。予測不可能であるにも関わらず、予測可能な世界をつくりだそうとする人間は、予測不可 能な自然であり、予測不可能な出来事に身を委ねて自然と寄り添いながら生きて行くべきではないのか。
電車の車両を見回せば皆うつむいて携帯電話に向かう。今,目の前にある風景の意味は何なのだろうか。現実が薄れゆく。機械と人間の差を埋めようとす るが、されどもその差は埋まらない。何故、人間と同じように機能する機械を発明しようとするのだろうか。何故、自らの手で自らが存在する意義を捨て去ろう とするのか。今日も人々がごったがえす日常がスクリーンに投影される映像のように薄くなってゆく。
不完全きわまりない世界だから、いろんなことが起こっておもしろいのに。
何故そこまで完全を求めるか。そんなに笑うのが、泣くのがおもしろくないか。金がなくて生きてく術を知らないか。
「眠い国 日本、だけど眠れない国 日本」
電車のドアが開くたびに、そこに広がるのは人が生きる世界だと切に願う。
人間は楽を求める。それはいたって自然なことであり万物の原理でもある。人は自然に還ろうとしているのに機械に向かっているというパラドックスの図 式。マイナスのエントロピー、プラスのエントロピー、全部たしてゼロ。ゼロが何故動き始めたのは不明だ。私たちが何故生きているのか不明であるのと同じよ うに。誰もその絶対的な答えを知らないが、それぞれが別の答えを持っている。だからこそこの世界は美しいと思う。答えがないからおもしろい。答えがないか ら美しい。ありのまんまの君でいい。ありのまんまだから美しい。
東京を肌で感じて、cottは地方の文化発信基地としてのんびりとやっていきたいと再確認。
「眠い日本。眠れない日本。」
を
「おもしろい日本。素敵な日本。本当の意味で幸せな日本。」に。
それに少しでも寄与するためにもこれ以上は眠ってられない。
そう思えるのはやっぱり日本と日本に住む人たちが大好きだから
デザイナーとして、「コト」を含めて「モノ」をつくりたい。
では、また4日程度出張に行ってまいります!
金曜日まで大阪の南部にいます。土曜日は滋賀の石山でイベントのVJしています。
日曜日には戻ってきます。
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