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Scraps about GRAPHIC DESIGNING

2017-03-30 (木) 8:41

このページでは、主に日々のDTP（DeskTop Publishing=簡単に言えばパソコンを使って編集をし、紙面などに出力すること）にあたって役立った情報および情報源を掲載しています。
グラフィックデザインでなく、あえてDTPと表記させていただいているのは、記述される情報の多くはグラフィックデザインの本質についてではなく、実際の作業に必要なDTPの知識についてであるからです。

グラフィックデザインの本質は参考書でなかなか解説できるものではありません。構図とか色の問題とか印刷の仕組みなどを除けば、参考書で語られる多くはDTPという現代で主流となっているパソコンを道具にしたグラフィックデザインのひとつの手段についてです。それはグラフィックデザインの本質ではないごく一部についての問題です。
近頃はデジタル化と共にグラフィックデザインの敷居が低くなり、コンピューターとソフトとちょっとしたTips集があればある程度誰でもそれなりのグラフィックデザインができる。小手先のテクニックについて書かれたTips集などがもてはやされていますが、デザインの本質はそういうところにはありません。

DTPの知識があるのはグラフィックデザイナーとして当たり前のことで、あくまでも自分の看板を掲げるプロならばTip集丸写しなんてしません。
小手先のテクニックをかき集めてそれなりに見えるものを作ったところで、それはただの落書きのようなもの。
デザインと絵画は違います。

紙をつくるのではなく、ものが生み出す関係性を含めて考え、定めた目標に向かって効果を約束できるものを生み出せてこそグラフィックデザイナーと名乗れましょう。

グラフィックデザインの考え方。そのカタチが生むコミュニケーションについて考える。

グラフィックデザインの参考は高価な専門書に記述される世界から学ぶよりも、まず今自分の身の回りを見回してみた方がいいでしょう。

世の中を見回してみて下さい。机にあるアイデアに詰まって食べるチョコレートだってグラフィックデザインだし、飲みかけのペットボトルだって、つい手が伸びてしまうたばこだってグラフィックデザイン。

コンビニやスーパーはグラフィックデザインの宝庫。陳列棚を見れば、そこそこできるデザイナーたちの展覧会。そう考えると、いかにパッケージに囲まれて生活をしているのかが分かります。

そのパッケージの表面がどういう関係性を生み出しているのかを想像します。
パッケージの中心にあるそのカタチとその色とその大きさで書かれていることにどういう意味があるのか。
つまりその字はどういうことをそれを見る人に伝え、どういう印象を与えているのか。
パッケージのそのカタチは何を生み出しているのか。どういう効果や印象を人に与えるのか。
その素材でできている利点とリスクは何なのか。
日常からそんなことを意識できてこそクリエイティブな発想ができるんだろうと思います。

他の人によって集められた優れたデザインのものの中に無条件に浸っていませんか。
日常を意識できていますか。
手段に踊らされていませんか。

たまにはこれらを自分に問い直してみてはどうでしょう。

InDesign

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ページものや大量の文字組を扱う際は自動機能の充実したInDesignにおまかせ。English Versionには合成フォント機能や縦組機能は基本的にはなし。あえて英語版を買うというような気取ったことをせず、素直に日本語版を買うべし。（そもそも合成フォントの意味だったりを考えると当然と言えば当然。）

—————-合成フォント
150327　Illustratorから合成フォントデータを読み込めばIndesignで使える！と思って意気揚々と移すが、ファイルを閉じたら合成フォントフォルダにあったはずのデータが消えていく。。Indesignの合成フォントはドキュメントを開いた状態で作成すると、そのドキュメントユニークの合成フォントになる。ドキュメントを閉じた状態で作成すると、すべてのドキュメントで共通で使用できる合成フォントになる。バージョン移して長らく使わなかったCS6をようやくまともに使い始めたところ、いきなりつまずいた。。参考：Indesignの勉強部屋ー合成フォント

—————-文字組
縦組で2桁の組数字を横に並べて表示したい場合「自動縦中横設定」で組数字「2桁」までと設定。
オブジェクトへのテキストの回り込み※テキストボックスに指定するのでなく、オブジェクトに指定する。
150329　段落スタイルが全く効かず、フォントが見つからないとピンクの文字化け。わけがわからなくなっていたが、文字スタイルが適用された状態になっていたのだった。随分遠回りした。参考：強調色表示オプション　さまざまなペースト　テキストボックスをぴったりさせる
 テキストフレームオプション　テキストフレームにpaddingをつけたくて、調べた。
段落頭の字下げは段落スタイルでも一発でできる。「日本語組版設定」にある。
160415　16kmの16とkmに分割し、別々で縦中横をかけたいときには「特殊文字の結合無し」を挿入する。No.26 結合なし（Indesignの勉強部屋）

—————-表
150329　Indesignのセルスタイルの罫線の設定時、青色は有無を指定するものではなく、青色にした部分に対して、ダイアログ内の各種指定が有効になるということ。つまり、青色にした状態でオプションをいじれば、指定の線が編集される。
InDesign Help / 表を作成する方法
 トリッキーだけど設定できると楽しいInDesignの表スタイル

—————-特殊文字
InDesign：ノンブル（ページ番号）の付け方
 約物、ハイフン（すぐに仕事に役に立つ　InDesign速効Tipsより）
150328　柱は書式、特殊文字の挿入からセクションマーカーを選択してつける。次にページパレットで章の始まりのページにページ番号とセクションの設定からセクションマーカーに章の名前を入力する。
InDesign ヘルプ / 基本的なページ番号の追加

—————–面付け
面付けメーカー2 InDesign フリー(Mac)版
CS4公式マニュアル「ブックレットのプリント」
CS3なら「ブックレットの印刷」コマンド
CS2 ならInBooklet SE
中綴じも無線綴じも何のその。一瞬で数ページ出力してくれるのはとても気持ちがいい。

印刷の現場で実際に使われる面付けソフトはファシリスなどが活躍。

—————-InDesign関連サイト
InDesignの勉強部屋

2色

2色印刷の色表現
 2色印刷データの作成方法と確認方法 -Photoshop, Indesign, Illustratorで-
2色のチラシを作ろう（Adobe pdf）

5色以上

111006
DIC620（金）とCMYKの5色印刷で、画像を使用したい
 イラレ8で5色の印刷入稿データはどうやって作るのですか？(DTP駆け込み寺) 一般的には特色用の別ファイルを作ったり。

Illustrator

「PDF互換ファイルを作成」と「配置した画像を含む」を考える
 Collect for Output – リンク画像をまとめて収集。入稿はこれでほぼ一発。PDF互換ファイルを作成してしまうので重くて気になるようだったらチェックを外す。あとはアウトラインとスクリーンショットと画像の最終処理。

130112
Illustratorのオーバープリントと透明効果の乗算の違い　再確認の意味で。
Illustratorからの書き出しとオーバープリント　オーバープリントを含んだイラレのデータを画像化したいときに参照。

120117　Mac OS X 10.7 Lionで印刷すると強制終了する（Illustrator CS3, CS4 & InDesign CS3, CS4）
120906　Acrobat ProfessionalでPDFを軽くしようとするが、できない。どうやらIllustratorから作成したPDFは軽くなるが、Photoshop PDFは軽くできないようだ。（CS3）

Font

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フォントの基礎知識（モリサワ）
嘘じゃない、フォントの話
 Postscript、TrueType、OpenTypeについて
 おすすめ合成フォント

こぶりなゴシック（字游工房）
カタオカデザインワークスフォントライブラリー
 株式会社イワタ
 あおい金陵（欣喜堂）
視覚デザイン研究所
 リョービフォント
 株式会社ニイス
 ダイナフォント
 タカ書体
 ヒラギノ（千都フォント）
秀英体（DNP 大日本印刷株式会社）
ユニフォント
 フォントワークス
 白舟書体
 タイポグラフィックス蓮
 漢字が使える日本語フォント無料ダウンロード 46種類

111123　Adobe系ソフトCS3 (MacOS10.6.8) の合成フォント機能に問題。何もしていないのに急に「同じ名前の合成フォント＜合成フォント名＞が既に存在します。開くドキュメントの設定を使用する場合は「ドキュメント」、既存の設定を使用する場合は「既存」、変更せずに閉じる場合は「キャンセル」を選択してください。」とのエラーメッセージ。（合成フォントの内容のみ変更すると再度開いた際に警告メッセージが表示される）見出しゴMB31+Helvetica75Bなどのフォント名が一部「ATC-〜(ランダムな英数字)」等に置き換わってしまっていた。合成フォントダイアログ右に出るはずの「漢字」「かな」「数字」などの表記も消えている。
わけもわからず以下文献を参考に合成フォントパネルをいじくりまわってわからず、結局新しく英数字で命名および指定し直すことに。そうこうして作成しなおし完了し、書類を開いたり閉じたりしたところ、なぜか直ってしまっていた。結局謎に包まれたまま。いずれにせよその不安定さは怖いのでひとまずこれからは英数字およびハイフンで命名しようと思う。英字ではわかり辛いので接頭語を太ゴ系、中ゴ系、太ミン系、中ミン系、オールド系、ファンシー系などで分けようか。ちなみに、CS3Macでは合成フォントフォルダは User/Usename/Library/Application Support/Adobe/Adobe illustrator CS3/Composite Fonts/ の中に。CS2では、アプリケーション/Adobe Illustrator CS2/Fonts の中に。
合成フォントは「英数字とハイフンのみ」で命名する(DTP Transit)
合成フォントでベースラインがズレた
 合成フォントが他の合成フォントに置き換わる（InDesign CS3-CS5）
合成フォントがなくなった
 「見つからないフォント」とは？ (DTP駆け込み寺)
IllustratorCS2の合成フォントが使えない (DTP駆け込み寺) 原因はアクセス権？？

料金

お金とデザインは切っても切れない関係。デザイン業界の仕事はなかなか理解されるのが難しく、デザイン業界と接点の少ない多くの方からは、料金が高いと驚かれる。アートに対する付加価値だと思って払っておられる方もおられるかもしれませんが、アートとデザインは違うし、多くは作業として確実にそれだけの作業をしている。

3万円で1万円の利益を生むのか、
80万円で200万円の利益を生むのか、
100万円で1円も利益は生まずとも将来的に1000万円の利益につながるのか、
一度、そのお金をかけてどの程度の効果を見込めるのかを考えてから頼んでもらいたいものです。

もちろんデザインの質を落とせば料金は下げられます。
ですがあまり割り引いてしまうと、一部の作業を外部デザイナーに頼む余裕がなくなったりします。デザイナーは常に個人で動いているわけではありません。どちらかと言えばパソコンで実際に作業を進めるよりはプロジェクトごとにチームを組み、指示して全体の見栄えや進行などを管理するアートディレクションと呼ばれる役割が主になるので、ある程度仕事が大きくなると安定した質とスピードを確保するためにできるだけチームを組んで進めます。

チームが組めず、すべて一人で進めるとなると、その当時の他の状態によって仕上がりの早さや質にばらつきが出てしまったりします。（仕上がりの質やスピードの安定したものを制作するために、胸を張って提示できる値段が私の提示する価格表の値段と言えるかもしれません。）

JAGDAデザイン料金表
 JAGDA制作料金概念規定
 ギャランティ＝デザイン料について