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2014-05

節目に花を添える

友人の結婚式に行ってきました。
光栄ながら、ツール一式のデザインを担当。
結婚式
wedding tool
ミラーケントPP加工面
アラベールスノーホワイト情報面
印刷業者のことばで言うのなら
「アラベールスノーホワイトとミラーケントPP張りの合紙+トムソン加工」
を新婦の手加工で。
他の必要なツールもなるべく同じ紙に面付けして、あとは加工方法をレクチャーして、
小ロットだからこそ、感謝を込めて、手加工してもらいました。
ちょっと横着されたみたいですけど。笑
全部業者に任せて同じかたちにピシッと仕上げてもらうのに比べ、費用も1/3程度で済みました。
印刷はそもそも同じ意匠を大量に流通させるためのもの。
そう考えてみると、目的によっては機械での加工がすべてではないと分かるでしょう。

料金別納マークの位置を間違えたのはご愛嬌。
ちゃんと届くしたぶん誰も気付いてないのでOKてことにしてもらいましょう。
プライベートのお仕事はチェック体制が貧弱で。。

誰かの人生の大きな節目に、小さく花を添えられる喜びをかみしめて。
yasufuku

That’s Worth Working For

メイン機材を梅田のサービスセンターへごっそり持ち込んで点検してもらってきました。
cottのレンズラインナップ
撮影後には必ず掃除をしている、とは言うものの限界があります。
良好なイメージを切り取り続けるためには、長い間たまった疲労を定期的に癒す必要があるわけですね。
業務に支障ない範囲で一部入院させることにしました。
次は人間のメンテもせねば。

これだけの道具を持ち歩いているとカメラマンと勘違いされるのですが、
基本的にデザイン事務所にカメラマンはいません。
(写真の理論をよく知っている人は必要です。)
例外はありますがプロジェクトごとに
設定したイメージを得意とする外部のカメラマンと連携を取って、
イメージを共有し、スケジュールを立てて、撮影に臨むものなのですが、
うちでよくあるのが次のパターン。

いまから写真撮りにきてんか〜
えっ、いまからですか!
すっ、すぐいきます〜
バタバタバタ〜

今度寺の集まりがあってな、写真撮りにきてんか。
あんたの持っとるやつで構へんさかいな。
ええカメラもっとんやさかいいけるやろいな〜
はっはっは〜
は、はい、わかりました!

明日とか、いまからではとてもじゃないけどカメラマンを手配できませんし、
ご指名いただいても私はカメラマンじゃなくて、別のカメラマンに依頼するか
集合写真などであればそれに適した機材レンタルしたいんですけど。
写真はボタンおすだけのもんではないんですよ〜。
とは、とても言えません。

それがシャッターの度に経費がかかるフィルムだとそういうことは起こりにくかったと思うのですが、画面ですぐ確認できて、それが気軽にモバイル機器に転送できたりと、大衆に「画像」というものが身近になったために、仕事の画像とプライベートの画像の境がよくわからなくなっているのでしょう。加えて、PCをまるで魔法のように使って印刷物を自由自在にアウトプットする様子を見られていれば、なおさら画像に関わることは何でもオチャノコサイサイだと思われるに違いない。つまりアナログな人にとって、それがどんなふうなプロセスを経てどんな価値が生み出されるものなのか、つまりどこで仕事(=お金)が発生するのかがよくわからなくなって、そういうやりとりが頻繁に起こるのです。

ただ、そんなコッチ側の話はどうでもよくて、個人の付き合いベースで物事が進む地域に暮らす者として、よっぽどのことでない限りは快く応じています。そうしていると助けてくれますし。
ただ、何かかたちになるときに「少しでもより良いものを」と思うのはものづくりに携わる人間の性が曲者でして、頼まれ事の度にそれに適した道具を導入して、いい仕事をするとまた頼まれて…といったやりとりを繰り返しているうちに、いつの間にか機材はプロカメラマンと言っても遜色ないほどにふくれあがってしまったわけです。。あ、言いたいのは愚痴ではなく、それもおもしろいでしょうということ。たとえば極端な話をすると、その多くが一瞬で捨てられてしまうチラシに比べて、それが50年100年200年と各家庭の上の間に飾られると思うとガンバッテしまいますよね。どんな仕事よりも必要とされている感はあるので、頑張ってしまい、それを楽しんでいるのです。維持費がかかって仕方ないのですが、その分他で人一倍働けばええやと。仕事のために仕事をしているわけではないだろうから、仕事のでかい小さいよりも、意味のある仕事を丁寧にするのです。

旅をするように、求められることに応じて変わっていくかたち。
地元の方々の暮らし方と同じようにそんなかたちの変わり方をゆるやかに許容しながら、
無理のないよう、楽しめる範囲でやってみようと思っています。
cott撮影の様子
上の写真は「普段撮ってばっかりで自分の写真ないんちゃうん」
とお気遣いをいただいたもの。田舎ならではの心遣いにほっこりです。
ヤスフク

GW Diary 2

GWはただ寝込んで近所の犬猫とのんびりスローライフ、というわけにもいかず、
GWはイベント行われたり、モノが売られたりと、いろんな出来事が起きる一週間。
ということでうちで広報に関わった近所のもろもろを巡っていました。

まずはつくも窯さんの茅葺き葺き替え完成イベント「かやぶき屋根のしたで」。
フードは道場のCAFEふた葉さんと四万十のtabi食堂さん、他、かやぶきシスターズのみなさま。
ライブは高木正勝さん、他、かやぶきオールスターズ。
かやぶき屋根のしたでのビュッフェ
かやぶき屋根のしたでの料理
かやぶき屋根のしたで
そして、ディスカバー淡河ハイク&スポーツフェスタ。
例のトヨスケさんのこしあんぱんも。早々に完売だったそう。
第7回ディスカバー淡河ハイク&スポーツフェスタ
淡河ハイク
パン工房ログ トヨスケさんのこしあんぱん

あとは普段勤務時間外にさせてもらっているプライベートな制作物。
友人のためのブライダルツールだったり撮影した写真の編集をこそこそと。
しばらく続いた友人の結婚式ラッシュが今月でようやく一息、のはず。
今月あと3件、楽しい5月にしたいと思います。 安福
結婚式招待状デザイン検討

ご近所物語

連休中は風邪でおとなしくしています。ので、おとなりさんのご紹介を。
隣の猫
隣の犬
ついでにご近所さんも。よく出勤してこられるので通称「うちの社長」です。
近所の猫

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