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2011-12

モノガタリという処方箋

遡ること1ヶ月以上前。町内で文化祭があった。私もいち住人として出品。去年は町内で撮ったガールズポートレートの組写真を出品したが、今年はいつもお世話になってるおっちゃんおばちゃんたちにそういえばどんな仕事をしているのかちゃんと説明したこともないし、この機会にとポートフォリオを改めて制作。

ということでポートフォリオをアップデートし、公開しました。
cott works 2007-2011 http://www.cott.jp/books/

もっとビジュアルを豊富にしようかとも思いつつ、丁寧な説明を自身に課すという意味でもできるだけテキストを載せて編集しています。
cottで描くアウトラインを垣間見てくださればと思います。賞讃はもちろんのこと、批判も大歓迎。

デスク周りも公開。
こちらはPC脇のインドコーナー
インドコーナー

yasufuku

ツチノコのモノガタリ

町内でツチノコが出たといって、熱心に活動をされているKさん。
福祉センターで紙芝居をされるという情報を聞きつけ、見に行ってきました。

この画像はそのときの紙芝居の1ページ。
ツチノコ検索

子供の絵に毛が生えたような自由さが漂う味のある絵。
デザインをやっているとどうしてもこういう発想がないので羨ましいところ。

ツチノコの模型

ツチノコがいるいないの議論は地元の視点に任せておいて、

ツチノコのおっちゃんは、すごくおもしろく話してくださり、終始その場が和んでいました。
テーマコミュニティーでなく、地元の皆が楽しめるモノガタリを提供できる、
最高のエンターテイナーたちです。

ツチノコはなぜか昔から日本で議論され続けてきたが、結局見つかっていない架空の生物の代表格。
そうやって見たという人がまたいろいろなモノガタリを提供してくれる。
他にも河童や鬼など、日本の架空の生物は妙にリアリティがあって、皆で想像力を巡らせながら話が広がる。
もしかすると昔の人が村を維持していくために生み出した仕組みのひとつだったと考えることもできるのかもしれませんね。

近頃はゆるキャラブームですが、その地域の文脈をそのまま絵にしたものでなく、
昔からいろんな人の想像力と体験が融合し、皆で創られたキャラクターはそのかたちに哲学を感じます。
いつもそんなキャラクターをつくる妄想会議に携わっていたいものです。

cott写真館

田舎の広い農業用倉庫を転用して写真スタジオにしています。
今日は家族写真の撮影。

まずはわくわくさんに変身してのプチワークショップ。
ダOソーで調達してきたグッズで想像力を巡らせてもらいながら、小道具をちょきちょきしてもらいます。

昔写真屋さんで撮った家族写真を見て、写っていないけど思い出す、普段見ることのない父の背広姿だったり、なんだかぼんやり思い出すことってありませんか?この作業はそのためのもので、みんなに制作に関わってもらって写真に愛着を焼き込んでもらうのです。倉庫独特の油臭さもそれを助長します。そうやって「残るモノ」づくりにできるだけ近づけるようにしています。
さてさてその間にセッティング。
cottのプチワークショップ

写真セレクト中
最後にほしい写真をセレクトしてもらいます。
自分たちがほしい写真が結局は愛されますからねぇ。

それにしても疲れたばぶ。大人の都合に合わせる子供も大変ですねぇ。

こんな雰囲気に仕上がりました。
家族写真
きになるお値段はなんと!…秘密。ですがお気軽にお問い合わせ下さい。しばらくはお試し価格。
撮影枚数が増えてきたら正式オープンのお知らせをまた改めて。

現在、手強いこどもたちに対抗するべく倉庫の奥でがさごそしつつ、子供グッズ増強中。

こちらは子供グッズで悪ふざけする例。
赤いランドセルの男
イイネボタンを追加しました。

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