Home > アーカイブ > 2012-07

2012-07

古民家改修モノガタリ

古民家改修モノガタリ
古民家の寒い冬をなんなく越えるべく、大屋根の下に小さな家を建てます。
さぁいよいよモノガタリがはじまります。是非覗きにいらして下さい!
It is too cold to work in a Japanese traditional house, so we are going to build a house under the big roof.

connecting the dots

やればやるだけ確かに腕はどこまでも良くなって高効率にこなすことができるのだけど、それだけじゃあいけない気がするのだ。だからあのころの線をなぞってみたりしたのだが、そんなことじゃない。

基本のフローが固まって来た頃にそれをまた疑って、変幻自在であること。
いろいろいじくっているうちに繋がり得なかった点と点が素敵な関係性を持ち始めるかもしれないから。
マラッカ行きバス
The more you experience ,the better you draw. Something about it just doesn’t sit right with me.

Keep changing. The dots will somehow connect in your future.

Listening In The Rain

雨の日の軒
雨の日は晴れの曲派かあめの曲派かという話になった。
cottでは雨の日は断然あめの曲だ。晴れの音を聞いても結局下界は雨なのだ。
古民家なので外の音はよく聞こえるし、空気の質も内外であまり変わらない。晴れの曲はどうあっても不自然なのだ。

風景をシャットアウトするのでなく、そこにそっと周囲に耳を傾けて寄り添っていること。
突き抜ける程の青空も好きだが、
じめじめしとしと降り止まぬ雨の音を聴くアンビエントなひとときは仕事もはかどる。
デザインは周囲の音を聞くところから。梅雨。

それは室内に限った話かというと、そうでもなく、
話を外出先にしても雨は悪くないと思う。
例えば雨の日の軒下なんかはとてもおもしろい。建物の軒下が雨という境界によって晴れの日よりも建築空間に近づく。そこに駆け込むひと、待つ人、ぼんやりと考え事をしながら一服するひと、喫茶店でコーヒーをおかわりする人。雨という境界に阻まれ、空間につつまれている安心感を再認識しているのか、こころなしか時間がゆっくり進む。(もちろんそんなこと言ってられない人も多いだろうが。)

そんなふうに、雨のとき特有の風景や心理状態なんてものもすごく楽しいなと思うのだ。
自然の力で人の動きが変わる。そんな人の都合を押し通せないひとときを愛したいものだ。

Which do you usually listen to sunny tunes or rainy tunes on a rainny day? Rainny numbers are playing at cott.

Traditional Japanese old houses have a good ventilation, so we can hear the sound of outside. It is natural for us not to listen to the sunny tunes on a rainny day.

Speaking of which, desinging begins from listening to the sound of the outside.

Original Sources

蜂の巣
たとえばハニカム構造を知っているデザイナーは多いとして、
ハニカム(=蜂の巣)そのものをじっくり見たくなってしまうのです。

発想の源はできるだけプリミティブなところに。
大前提がいとも簡単にに覆される時代だからよりいっそう。

There are many designers who knows honeycomb structure.
When I knew it, I had no choice but to observe honeycomb itself.

A lot of design systems are based on the natural world.
That’s why I work here close to laws of nature.

yasufuku

Home > アーカイブ > 2012-07

Recent Articles
Backnumber

Return to page top