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2010-05

人々に愛されるまち

しばらく前に訪れた尾道。
好きな街のひとつ。

海と丘に生まれた風土ゆえだからだろうか。
行けば瀬戸内海に浮かんでいる島のひとつのようで、実は本州にあって。

国鉄の高架をくぐればそこはすぐに上り坂。
実際はそうではなかったとは思うが、たとえば国鉄ができたからといって「できたらしいよー」「へぇ~そーなんじゃー」という程度なものと感じるほどにおおらかなまちの表情を感じた。それはあくまでも主観で、訪れたその当時の心情を少なからず反映しているのかもしれないが。
しかし客観的に見てもおおらかに変化を受け入れながら空家の活用など先駆的な試みも行われつつ、独自のものも愛されて残っているのだろうなと憶測できるような残り方をしているものが多くあった。
開けているような、閉じているような。
建築のでき方と斜面の関係もおもしろい。
尾道の風景
何かにつまづいたり、どうしようもないほどの空虚な気持ちになったときなどにふらっと立ち寄るのがオススメである。その街のおおらかさがじんわりと心のわだかまりを溶かしてくれると思う。
猫をおいかけて路地に迷い込みたい、と思わせてくれる街である。
きっと好きな人も多いのではなかろうか。
愛されるものはきまって美しい。
尾道のまち
なぜ今さらかというと、このまちにご縁があったから、とでもいっておこうか。
またふらっと遊びにいけたらと思う。

変わる風景

昨日の、いろんな意味でおもしろかった光景

ら~めんと鳥

今週のイベント

洗練され気品に満ちた空間、重要文化財旧玉置家住宅での素敵な展覧会のお知らせです。

今川昌暘64歳の個展のご案内』

日時: 5月27日(木)から31日(月)まで
会場: 三木市の旧玉置家 (有形重要文化財)
三木市本町二丁目(三木市観光協会隣)

併設≪書・遊ing仲間展≫

日時: 5月27日(木)から31日(月)まで
会場: 三木市の旧玉置家 (有形重要文化財)
三木市本町二丁目(三木市観光協会隣)
協賛出品者の仲間たち
中西賀子・森田和代・大槻玲子
安崎章子・小川真由美・岡本昭代
高橋宜子・十場天伸・木脇みか
村尾幸子・福山ゆうこ

中西賀子パフォーマンス風景

写真は、先日行われた淡河八幡神社拝殿幣殿竣工式の中西賀子パフォーマンス風景。

闇の色

光の少ない夜中には目に見えない色がたくさん潜んでいる。闇は全て黒に見えて実はいろんな色を含んでいる。目に見えるものだけで物事を判断してしまうことはとてももったいないと思う。

黒で塗りつぶし、目を背けるために闇があるのではない。
日々は光で満たされるべきものではない。
そもそも闇があるから光が美しく見えるのである。
闇に照らされて
ひかりとやみ
日が沈み辺りが暗くなった頃ににカメラのシャッターを長時間開けて見えない色が浮かび上がるのを待ちながらそんなことを思う日。写真のコツも、デッサンのコツも、デザインのコツも、人生のコツも、闇(影)を意識すること。

またレンズが2本仲間入り。
最近は、モデルを使っての人物撮影も面白い。
澱み
PUNKY GIRL
来月の結婚式の撮影も、ますます楽しみだ。

試写

新しいレンズが届いたので早速ためし撮り。
被写体になるのはもちろんこの娘。
猫
PENTAX K-7, 1/13, F6.3, 250mm, ISO400, AF.S, TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro (Model A18)
これだけ広範囲の写真がとれ、しかもコンパクト。明るさはPENTAX自慢のボディ内臓手ぶれ軽減機能でカバーしようか。ずっしりした重さも気合が入って逆に良し。描写力は単焦点には及ばずとも、十分。ロックも慣れれば気にならなさそう。DA 18-55㎜さんはしばらくお休みかもしれない。
旅カメラとして、十分に力を発揮してくれそうな予感。晴天時には手を引っ張って外へ連れ出してくれるレンズになるだろう。

新事務所のお知らせ

5月よりまち育てサポーターとして本格的に活動がはじまり、淡河町まちづくり研究会のウェブサイトを更新していくことになりました。

それに伴い、cottの事務所が二箇所になります。

平日はほとんどまちづくり研究会事務所を兼ねた新事務所にいます。
営業時間: 平日 9:00〜18:00(12:00〜13:00を除く)
ですがイベントや打ち合わせ等で外出している場合もございますので、可能であれば、ご訪問いただく場合は事前にご連絡下さい。電話番号は(078)-220-7211です。

これが新しい事務所の外観。
淡河町まちづくり研究会事務所
「萬屋」。酒。たばこ。なかなかシュールな外観ですが、
たしかによろずやさんな自分にはふさわしいのかもしれない。
神戸市北区淡河連絡所を通る際、逆方向を見てもらって向かいに白いFitが止まっていればいます。お茶でも出しますので、お気軽にお越し下さい。
淡河町まちづくり研究会事務所
改装のしがいがありますね。
道の駅やセブンイレブン、豊助饅頭、JAがある周辺が淡河の銀座ならば、
連絡所の向かいにある萬屋は、淡河の丸の内といえばいいでしょうか?

溜まり場みたいにしたいです。
ジジトープ、ババトープ、ママトープ、パパトープ、子トープ(ビオトープという言葉をもじってみました)。
全部重なってヒューマントープ。世代間交流の場のイメージ。
立地や広さから、カフェ、バーにするには抜群の場所だな~なんて妄想をふくらませながらパソコンに向かっています。
そのうちエスプレッソマシーンや酒を置きだしたらごめんなさい。笑

本当、田舎っておもしろい。

話は戻って淡河町のサイトの話。
MOVABLE TYPEというPerlという言語で書かれたプラットフォームを使っているのですが、ウェブサイトを閲覧するのも一苦労な方々にとっては更新のみだとしてもこれがまたかなり難解かと。私自身も初見ではスイスイ使えるか怪しいです。

いただいたFTP情報を記載した書類には

「トピックスとは、淡河町のホームページのトップページの8つのところ」
「ブログとは、手帳のメモをネット上で多くの人に見てもらうもの」
「サインインとは、アンケートに記入してもらうこと」
などの少し「?」が浮かぶメモがびっしり。一生懸命な感じが素敵です。
製作会社さんにコンタクトをとると、「サーバー、ドメイン」などの概念をなかなか理解していただけないとのこと。
確かに難しいですもんね。本当、お疲れ様です。もう大丈夫です。

どしどし更新していきたいです。
淡河に関するもので何か乗せてほしいコンテンツ、その他ご意見ご要望等ございましたら私まで直接ご連絡下さい。
淡河町の情報基盤整備。いろんなところにある「???」のままうやむやになって結局閉鎖的な田舎になってしまっているところなど、根っこから見直していきたいと思います。

少し振り返ってみれば、田舎のちょっとおもろいおっさんに近づいてきました。淡河そら祭りのときもそうでしたが、思い描き続ければ実現する。もちろんひとりじゃありません。本当、いろんなご縁に感謝して、また一歩ずついきたいです。(今度はHOLGAやLOMOのLC-A、NATURAなどのゆるい写りのカメラと弁当を持ってピクニック&写真教室なんてやってみたいなーなんて。ねぇ、PHAT PHOTOのRさん!笑)

淡河スポーツフェスタ2010へ

カメラ二台をひっさげて写真撮影隊として参加してまいりました。
天候にも恵まれ、大変気持ちのいい日でしたが、歩き回ってへとへとでした。日焼け止めぐらい塗っておけばよかった…
淡河スポーツフェスタ
緑の大地。そらのあお。太陽。音楽。
芝を駆け回る子供たちを見ながら、正しい光景だなぁとしんみり。
OGOGOGO PROJECTによる音楽も気持ち良かったです。
OGOGOGO x 淡河スポーツフェスタ
百姓一揆101 x むぎ feat.DAVID(尺八)

農村での暮らし方

農業法人淡河の里チラシ
今日は撮影。
上の画像はボツ案ですが「日本の農業は明るい!」
この人たちを見てると、本当にそう思うんです。

都市では既に発掘された魅力がたくさんあり、それらを消費して生きる者には非常に魅力的である。

消費する魅力が少ない農村ではそれを嘆くのでなく

魅力を自分たちで発掘すること自体に魅力があるんだろうな、なんて思いました。

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