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RED & BLUE

神戸の港
PORT OF KOBEというだけあって、神戸と言えば港。
海には赤が良く似合う。
山と違って明快。

それにしてもあの船たちは何をしてるんだろう。

違和感の理由1


[生きろプロジェクト西宮船坂ビエンナーレにて)]

地震の時の備えにペットボトルの水を買い込む。米を買い込む。
実はなんとなく違和感を感じてて、そういう備えをしたことがない。
神戸市民の意識として、ありえないことかもしれない。

だけどそれはきっと山の水を飲んで、そこらへんに生えているものを摘んで食べて、…って小さい頃に日常的に体験してたからだったんだろうな、とふと思った。水道以外にも水が出てくる場所も知っていたし、スーパー以外から食べものを調達できることを知っていた。家の中以外に備えがあり、それをうまく利用する方法を身体で知っていたのだ。原子爆弾の投下や日本列島沈没などこのまちをまるごと飲み込んでしまうクラスの災害だと厳しいけれど、インフラがまるごと駄目になる程度のものであれば備えをしなくても、SURVIVEできるという確信が無意識の中にあり、ここに働き暮らしていること自体が私にとっての安心だったのだ。つまりSURVIVEする身体づくりという意味で、自然界をより身近においておこうというのが私なりの万が一の事態への備えでもあるのだ。

そんなわけで、あったかくなったら愉快な仲間とおにぎり握ってすぐそこにそびえる丹生山をあるくイベントを企画しようと思う。もうすぐ楽しい芽吹く春。まずは自分たちが率先して身近な自然を楽しんでいこうかと。

一昨日のワークショップで地域の皆さんがアイデアを挙げる様子を見ていたら、そんな皆さんがいるのだから、一緒に楽しんでればべっちょないと私自身思ってしまったのですね。
淡河町まちづくりワークショップ vol.2
淡河町まちづくりワークショップvol.2 まとめ

keep the morale

うぉーって仕事してセールの季節の奥様ばりにぐわーっと買い漁る。
ささやかな楽しみ。
どこにいても、結局同じ楽しみ方をしていた。
中国で仕入れた良本たち
仕事中はいつも士気のあるものたちに囲まれてたいじゃあないのね。

Views

中国の風景
中国の風景
康定の寺

Views I’ll never forget exist with people because we work not for landscape but for people. I want to create these kind of beauty by living in my hometown and archive them by working in my hometown.

Affordance

中国ならではのサイン
I saw this sign at a station. It doesn’t make sence at all if it is in Japan. We should think about the figure suitable for the target. I realized again the importance of the communication.

Global & Domestic

上海ビエンナーレの爪痕。

上海ビエンナーレの片鱗

お国柄か、特に施工が必要な分野について、まだまだ「しつらえ」が雑な仕事が多いものの、
中国のクリエイションもなめていられません。

ただ、中国語が読めないと少し不案内な点について、きっと日本の同種のプロジェクトに関してもそうなのだろうと痛感した。とってつけたように、一応英語が用意されているけどきっと行き届いていないはず。というのも、メディアでいくらバイリンガルでも街中まではなかなかそういうわけにはいかず、海外の人も不思議に思うほど、日本人は英語がさっぱりですからね。しかし、英語さえできれば何億もの価値に触れることができる。英語で話さないということは、それこそ「MOTTAINAI」です。

わがまち神戸も今回立ち寄った上海、立ち寄る予定の深圳もデザイン分野で創造都市ネットワークとしてユネスコより認定を受けた街なので余計にそんなことを思ったわけです。

他にデザイン分野では名古屋、ブエノスアイレス、ベルリン、モントリオール、ソウルが認定を受けています。
Creative Cities Network

近所のおばあちゃんから電話がかかってきたり、一日中PCとにらめっこで宿に缶詰だったりすると、なんだかここがどこだかよくわからなってきたりしていますが、ひとまず都会でしなければいけない仕事が落ち着いたので、明日からはヴァナキュラーなグラフィックスを見てきます。
世界は広がっています。

余談ですが、食い物がめちゃめちゃ安くてうまいです。
中華料理
yasufuku

年始の迎え方

除夜の鐘
自宅から車で1,2分のお寺で鐘を撞き、
淡河八幡宮鎮守の森
車で1分の神社で初詣。
初詣
からの、おみくじ。
おみくじ
で、火にあたっていたらたくさんの知り合い。
31日の紅白が終わってから数時間の間で30人以上と話したように思う。

そんな大晦日の他にも消防団の年末警戒や恒例の同窓会などもありつつで、年末をいつものように同世代と過ごしたおかげか、変な使命感みたいなものから解き放たれて、肩の力を抜いていいスタートが切れているような気がします。

今年は、
地域というものに対して住人として自然体でマイペースに。
デザインに対してプロフェッショナルとして鼻息荒く真面目で丁寧に。
年鑑やコンペに出したりと、肩の力を抜いて純粋にものづくりを楽しんでければ。

Diploma

去年に引き続き、母校の建築学科の学生の卒業設計の中間発表の講評に行ってきた。削ぎ落とせずにやりたいことをもりもりに盛った提案や、今もずっと手描きのドローイングにこだわって真面目に描いている図面など、テクニックより、その気迫に元気をいただくお年頃。その分講評にはエネルギーを使うのですが、卒業設計の祭りのような熱気が好きなのです。全体的にプログラムの話はできても空間性の話をできるところまでの図面はほとんど見られずだったが、中間発表はいつの時代もそんなもの。私なんかはまさにその典型だったので。ここからどこまでつめてこられるか、楽しみにしていよう。私は1/1スケールで作ったと言ったら分かってくれる学生もいて、自分たちの時代の卒業設計も参照してくれているみたいで、嬉しい限り。そんな休日のエネルギー注入なのでした。
卒業設計中間発表

Let it go

cott graphics
マテリアルに直接指先で触れないといろいろと感覚が狂うので、右手にはなにもはめない派。
おかげで右手が荒れ放題。
プロ意識のような、プロ意識が欠けているような…

アルミ躯体のボディが指先にこたえる。
そんなときは、ツバでもつけて気にしない。
転んでも、やせ我慢をしていても、
男は黙って勢いあまるぐらいに起き上がって飄々としているのだ。

その手で生むなら、良しも悪しもその手で知らねば。

Eyes

グラフィック

ひたすら手を動かす日曜日。
グラフィックデザインで最も良く使うソフトのひとつで細部の仕上げにかかろうと、画面を拡大表示する。
意図しないでふとおもしろい構図と出会ったとき、すこし得した気分になる。

アリの目とガリバーの目をひたすら往復せよ。
…学生の頃、叩き込まれたことのひとつ。

soba

淡河のそばの花

稲の黄金色とともに、白い絨毯が広がる季節になってきた。
事務所前の田んぼにも咲くそばの花だ。
ロマンチックな風景ながら、その匂いがためにあまりそうは思えないのだが。
そう。そばの花はくさいのです。肥料みたいなにおい。

淡河のそば畑
こちらは秘密の高台から。

My Favorite

以前にもブログにてご紹介させていただいたコピック

漫画家さんなりイラストレーターさんが使っているもので
私もラフなりスケッチを描くときによく使うのですが、
描いて描いて描きまくったとき、
これにインクを補充するときのインクの染み込み具合が快感だったりするのですよ。
あとは色鉛筆が減ったときにナイフで削る時間もいいですよ。

COPIC
一見アブナい人かもしれませんが、
きっと仕事をがんばった後のビールがしみる、みたいな感覚。おそらく。

cottでは全ての制作物がデジタルなフローを経はしますが、
それを見るのが人、つまりアナログなので
最後のアウトプットはアナログで、というのを大切にしています。
といっても業界の基本でしょうけど。
最初の発想もアナログで。強い味方がCOPICさんです。
ステマもどき。
コピック
いろはたのし。
でも、うっかり同じ色を買ってしまったときはかなし。

そうそう。
.DOCK(01号)という神戸のクリエイティブ関連のフリーペーパーもWordでつくったそうです。そんなことができるのは、はじめにイメージがしっかりしててこそ。そのイメージの落とし込みが手でしっかりできるのであればどんなアプリケーションを使おうが、使わまいがいいものできるので使うアプリケーションなんて何でもいいのですが、わざわざ手間のかかるアプリケーションを使ってまでわざわざやってのけるというある種の苦行のようにも思えるその行為。私たちのようなローカルなデザイナーに対する激励のような、挑発のような気持ちを感じてしまいました。cottにもちょろっと置いていますが、ぜひどこかで見かけたら持ち帰ってみてください。変にローカルな神戸のクリエイティブ業界もこれから良くなって行きそうだと思わせくれる一冊。
『.DOCK』の名は、港町・神戸を象徴する「波止場」を意味する英語の”DOCK”、そして、”Document Of Creativity in Kobe(神戸のクリエイティヴィティの記録)”の意味をあわせ持ちます。神戸の情報を一方的に発信するのではなく、神戸市の内と外、デザイナーと市民な ど、さまざまな内と外をつなぐメディアとなることを目指しています。

yasufuku

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