Treehouse Blog of cott
February
- 2019-02-28 (木)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-

新事務所、工事していたらいつの間にやら3月でした、な2月。来月も、cotocoto進めています。
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cotocoto webを公開しました。
- 2019-01-31 (木)
- cott News -コットよりお知らせ-

田舎のデザイン事務所が日々で使う農村の業を発想のソースとして書き溜めていくウェブサイト「cotocoto web」を公開しました。当面は新事務所のセルフビルドの模様を不定期にアップしていく予定です。
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決意表明
- 2019-01-10 (木)
- Tweets -はてしないたわごと-
先日名刺を新調した。本当は昨月にあった展覧会用にカードを刷ったついでに名刺が無くなってきていたので裏面に名前をつけただけだったのだが。表面を試してみたかったインクで色指定して、ついでに小口も蛍光グリーンにして名刺の束に埋もれても見つけやすいように。さらに海外でも使えるようにサイズを小さくした。
さっと印刷するだけのつもりだったのだが、こんなふうに「ついでに、ついでに。」といろいろ考え出してしまって、手が止まってしまった。細かなことも言うと、やっぱりファックスはこの番号の方にしておこう、とか、+81表記の方法は考え直せるなとか。このプロジェクトのこと、入れられるよな。となると、まだ準備段階だけどこのプロジェクトも入れておこうか、いや、そのプロジェクトを進めるまで増刷は延期しようかなど。本当は名前とメールアドレス、電話番号を入れるだけのシンプルなものにしておきたいのだが、それだけでは意図している機能を果たさないので、今はまだそういうわけにもいかない。
そんなふうにいろいろと考えてしまう名刺は決意表明みたいなものだ。工場から刷り上がってきたものを見るとすっと背筋が伸びるような気持ちになる。そういう肩書きを印字して自己紹介をするからには、その肩書きに恥じぬ仕事をしなければいけない。ウェブサイトのアドレスを載せるなら、きちんと情報を発信して行かないといけない。住所を載せるなら、きちんと仕事場で仕事をし、人を迎えるようにしつらえないといけない。先日行った友人の個展で新しく刷っていたポストカードやDM、名刺たちもそんな意思たちがあるのだろう。印刷するということはたくさんの人に渡して、伝えたいことを伝えるということ。人の名刺をデザインする機会にはそういう気持ちを思い出そう。そしていい色に仕上がっているので、またよければもらってください。
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2019 New Year’s Holiday
- 2018-12-28 (金)
- cott News -コットよりお知らせ-
12/29(Sat)〜1/3(Thu)までお休みをいただきます。
Business Hours During the New Year’s Season
Please note that we will be closed from December 29th through January 3rd.
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MY GOOD DESIGN WORK
- 2018-12-11 (火)
- Event News -イベントのお知らせ-
1日限定企画ですが、GOOD DESIGN AWRD 神戸展の連動企画としてMY GOOD DESIGN WORKという企画に出品します。(チラシ右下)十数名の神戸で活躍するデザイナーが各々の視点でお気に入りの仕事を展示しており、私は普通のデザイン展とは少し異なる視点で出品するものを選びました。(MY GOOD DESIGN をアーカイブしているアレを出品します。)他のあの人もこの人も良い仕事をされている方ばかりです。神戸ルミナリエ、KOBE HAPPY HOLIDAYS MARKETなどイベント盛りだくさんの神戸の冬。お近くに来られた際にはぜひ。
他にもKIITOや灘の高架下などでも連動企画そしているそうです。メインの企画、「GOOD DESIGN AWRD 神戸展」も六甲アイランドの神戸ファッション美術館で12月24日までやっています。
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Maintenance of Maintenance
- 2018-11-07 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
うちのすぐ隣にある三木市は全国有数の金物の産地で全国から職人が道具を求めてやってくる。こないだの週末は年に一度の三木の金物祭りで、ひとつの会場にありとあらゆる金物が揃う、職人にとってよだれものの一日なのだ。私も庭仕事用にと、目的の新しい鋸とハサミケースを無事手に入れることができた。鉄は熱いうちに打て、というのでそのとおり金物熱が熱いうちに、道具もメンテナンスした。植木用のハサミは祖父が仕事で使っていたもので、家の周りで遊びながら、植木鋏のカチカチという音を聞くのがとても好きだった。黙々と刃を研ぎながら、自分がその音を出す立場になったのだなとその刃が紡いできた時間をぼんやり考える。本職の職人たちも思い思いにその時間を過ごすのだろう。いい道具を持っていると背筋が伸びるので、次はどんないい仕事をしてやろうなどと考えているのかもしれない。
道具は暮らしのメンテナンスの要で、道具のメンテナンスは言わば、メンテナンスのメンテナンス。いい道具をきちんとメンテナンスして、引き続きその刃の時間を紡いでやりたい。次は本業の道具のメンテナンスだ。
近所の満月堂ではプチチーズケーキの販売が始まったようです。和風の表現をベースにしながらも手描きで原材料をパターンのように展開し、洋菓子に挑戦する和菓子屋の新しい感覚と手づくり感を表現できるパッケージに仕上げています。個別包装で販売していますので、ついで買いにぜひ。
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2018下半期農繁期休暇
- 2018-09-30 (日)
- cott News -コットよりお知らせ-
10月15日(月)から19日(金)まで、秋の農繁期休暇をいただきます。
Business Hours During the Rice Harvest Season
Please note that we will be closed temporarily on October 15th through 19th.
9月は休日にポスタートリエンナーレと大地の芸術祭、みちのおくの芸術祭へ。
北陸、東北は一足先に稲刈りをしていました。
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August
- 2018-08-31 (金)
- cott Works -ポートフォリオ-
近所の陶芸家、十場天伸さんの作品集の編集、レイアウトを担当しました。直近では東京、台北、ロサンゼルスの展覧会で配るとのこと。機会があれば手に取ってみて下さい。作陶10周年記念誌、というわけではないのだが、お互い10周年のタイミングでご一緒できたことがじんわり嬉しい。
つくも窯
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Unite
- 2018-08-21 (火)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
2009年の「淡河そら祭り」の際に地元の大工さんに作ってもらった舞台を村の自治協議会に寄付させていただき、2年に一度の町内全域の夏祭りで使っていただくようになりました。あの頃のみんなの村への思いが村人みんなとひとつになったようで、とても感慨深い。
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Fantasy
- 2018-07-31 (火)
- Way of Working -cottのお仕事-
いつでもどこでも仕事ができるという幻想
いつでもどこでも仕事ができるよねというのは自分にとってはまだ幻想である。1年間海外ノマドをしておいていきなり何を言うのかと思うかもしれないが、今回のそれは10年間、神戸という拠点に根ざしcottとしてデザインの仕事を続けてこなければ、成し得なかったものだ。海外で何の仕事をしていたかと言うと、「アレをいつものアノ感じで頼みます」というので通じてしまうような、もはや顔を合わせずやれてしまう定期的案件がほとんどである。(正確に言えば、現地に納品する新しい案件などもしていたのだが、それは少なくイレギュラーなのでとりあえず数えないでおく。)直接顔を合わせずに新規案件を受けると満足に仕事を遂行できない恐れがあると考え、すべての新規案件は断ると予告し、話が来ても断った。そうすることでその他の時間を目一杯デザイン行脚にあてることができた。つまり自分がノマドスタイルで仕事をできたのはクライアントのおかげであり積み重ねてきた信頼関係があってこそだった。
定期の仕事とはいえ成果品の納品以外にサポートは必要なので、体制を整備しておき、仕事時間にしている日本時間の平日9時から18時の間は事務所の電話にかけても携帯電話にかけても誰かが出られるようにしたし、ファックスもe-Mailで届くようにした。仕事量は日本で通常営業している時の半分ほどだっただろうか。もし頼まれたことをこなしてお金を稼ぐことが仕事であると言うのなら、いつでもどこでも仕事をするということは実現したと言って良いだろう。収入面でも少なくとも、ノマドワークでよくイメージされるクラウドソーシングによる仕事やバスキングなどに比べて十分稼いだだろうと思う。ただ、自分にとってはこれでは仕事をしているとは言いがたかった。なぜなら自分にとっての仕事はそれだけのものではないからだ。自分の仕事の一番の喜びは、クライアントと膝を突き合わせてああでもないこうでもないというプロセスを踏みながら、新しいかたちや、関係性を生み出していくことにあり、それが欠けているのであれば仕事と呼ぶのに不十分だった。(もちろん定期案件にその要素が無いわけではく、定期案件だから面白くないというわけでない。ただ、膝を突き合わせる場面は新規案件に比べて減る傾向がある。)そのプロセスを外注すれば新たな案件自体をこなしていくことはできるのだが、そこは外注してしまえば自分にとっては仕事でなくなってしまう。そのように、自分にとっては「いつでもどこでもお金を稼ぐ」は実現できるが「いつでもどこでも仕事をする」は幻想だったのだ。
拠点があると出会いが増え、楽しくなる
帰ってきて半年以上が経ち、ようやく新しいプロジェクトが増えてきて実感しているのは、特定の場所に自分がいるということの大切さだ。よく考えてみると仕事中誰とも顔を合わせず会話をしない日はほどんどない。たとえ1日デスクワークをしている日だとしても、たまたまコンビニで知り合いと出会ったり、電話で連絡事項を伝えると、たまたま近くにいるからと寄って下さったりと、案外いろいろあるものだ。たまたま街中で出会うことだったり、プロジェクトで直接顔を合わせることだったり、食事ついでに仕事の相談をすることだったりが仕事に繋がったりと、日常を暮らす中での偶発的なコミュニケーションもとても重要なのだ。ノマドワーク中もそういう出会いはあるが、いつもの日本のチームと仕事をしている限り、ほとんどの偶発的な出会いは仕事に繋がらない。知り合いがいない街で仕事をするためには、よっぽど自分を売り込まないといけないが、それにはその街でやるんだという意思と相応の労力が必要で、偶発的とは言いがたいしそもそもノマド的なスタイルから少し離れる。拠点があると、売り込みをせずともいい仕事をするとそれがまた繋がりやすい。そしてそういう出会いがまた仕事を面白くしていく。古くさいかもしれないが、仕事は人と一緒に、人のためにするもので直接顔を合わせることはとても大事というか、好きなのだ。
ぐるっと回って行き着いた理想の創作環境
ただ、新たなインプットをやめるつもりはない。新しいものを作る冒険をするために、新しいものに直接触れる冒険をするのだ。拠点ありきで、期間をしぼったノマド。自分の中での理想的な創作環境はそういう感じだなと、わざわざ文字にしなくても当たり前のようにみんながやっていることかもしれところに、ぐるっと回って行き着いた。
この時期、明るい時間に帰れたなら、
ちょっと進路変更して農道を経由する。
この写真の撮影場所の字は空山と言うが、名付け親を讃えたくなる。
ぐるっと回ることは好きだ。
たとえ同じ結論に行き着いたとしても、そっちの方が楽しいのだ。
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Fate
- 2018-07-02 (月)
- Tweets -はてしないたわごと-
ブエノスアイレスの日曜市で買ってきた腕時計が止まったので電池交換をした。電池式の時計は電池が切れると街の便利屋さんに行って交換してもらうのが面倒でいつも放置してしまいがちだったが、お気に入りだったのでわざわざ工具を買って、ついでに棚の肥やしとなっていた時計もまとめて電池を入れ替えた。工具が手元にあれば放置もしなくなるだろう。
その時計は洗練されたデザインであるわけではないし安物だけれど、手作りでお気に入り。赤は好きではないのでいつもは赤を選ぶことはないのだが、そのときに気に入ったデザインのベルトはなぜか赤色で、気に入ったデザインの文字盤と付け替えてもらった。そこでしか手に入れられなかったものをそこでしか出会えなかった人から相談しながら買ったため愛着を感じている。
お気に入りの腕時計を身に着け始めて、時間を見るために手首をちらっと見る行為に比べると、ポケットをごそごそしていた自分の行為をださかったなと思い、手を洗うときにはわざわざ時計を外す仕草すらもいいなと思いはじめた。偶然の出会いがそう思わせてくれたのだと思ったらなんだか素敵な気がする。その出会いがその人の日々の中に溶け込むだけでなく、思想の中に入り込んでいって未来を少しだけ変えたかもしれないのだ。もちろん時代を越えて引き継がれるデザインが優れたプロダクトも好きなのだが、そうやって手にしたものを結局長く大事に使っている。
これも縁だな。最近はそういう道を選んでいる。
自分も時代も、消費の仕方が大きく変わったものだと実感する。
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