Treehouse Blog of cott
For Our Beautiful Landscapes
- 2018-06-15 (金)
- cott News -コットよりお知らせ-
本日2018年上半期の農繁期休業が終了しました。村の営農組合の皆で約6町のキヌヒカリと30町の山田錦を植えることができました。(1町=約1万平米)あとは少しずつの片付けと、維持管理。昨年は参加できなかったものの、自分たちの身の回りの風景は自分たちで守りたいので、cottではかつての学校や会社のように農繁期休業を実施しています。Act Locally, Think Grobally. これから少しの間、農村の鏡張りの風景をお楽しみ下さい。ご理解頂きありがとうございます!
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棚卸し
- 2018-06-01 (金)
- Way of Working -cottのお仕事-
これまでつくったものをひとつずつファイルに入れていったり、余裕がある時にはポートフォリオを更新したりしながら、定期的に自身の仕事を振り返ることをいつからか「仕事の棚卸し」と呼んでいる。いつどのようにそう呼び始めたのかは思い出せず、そもそもそういう言葉があったりするのか定かでないが、とてもイメージしやすい呼び方だと思っている。今宵はデザインの仕事が落ち着き、明日から農繁期休業ということで、その仕事の棚卸しをしていた。というのも、アメリカ大陸をデザイン行脚していた頃と、そのしばらく前の分を合算してみると、丸2,3年分もの仕事を棚卸しできていなかったのだ。何事においても反省して次に生かすことは当然とても大切だが、それを怠っていたのだから最悪である。
反省といえば、いつも納品が完了するかしないかの時に思うことはたくさんある。例えばもう0.05mm文字を太らせておきたかったとか、色数を抑えたかったとか、撮影の構図にもっと空を入れておきたかったとか。何なら校正を重ねすぎて提案した時のコンセプトがもはや消えてしまってるけどなぁと思うことだってある。そんなふうに毎回小さな反省をしたらそのままあるいは同時進行で次の仕事に向かう。大きな反省をしている時間はない。そしてそれを繰り返しているからか手応えを感じられず、自分も仕事に慣れてしまって、ちょっとずつこなすようになってきたのかなぁと思っていた。しかし、全部並べて改めてこうやってみて見ると、そうではないなと思い直すことができた。それぞれの仕事で手抜きをせず、きちんと考え抜いていたのだ。
例えばこの仕事は制約がきつくて何もクリエイティブなことができなかったなぁという仕事を見てみると、その制約の中をうまくくぐり抜けた上でクリエイティビティが見えるし、最後まできちんとコンセプトを通せたなという仕事はもちろん、超特急納期、あるいは激安の予算のため突貫で仕上げざるを得なかった仕事だって、よくここまで仕上げたなと思わず感心してしまった。月日を経て、いい意味で客観的に見られるようになったのだろうか。
いやいや感心している場合ではない。今いる位置を再確認して再起動だ。次の棚卸しはもう少し短いスパンで予定をしつつ、引き続き、手を抜かず、気を引き締めていきたい。
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農繁期休業2018上半期
- 2018-05-13 (日)
- cott News -コットよりお知らせ-
田植えのため、通常のカレンダー通りの休業に加え、以下の日程で8日間の臨時休業をいただきます。
6月1日(金)、4日(月)、8日(金)、11日(月)から15日(金)
なお、稲刈りの時期にも臨時休業をいただく予定です。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。
Business Hours During the Rice-planting Season
Please note that we will be closed temporarily on June 1st, 4th, 8th, from 11th through 15th.
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Lucky Humans
- 2018-04-24 (火)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
4月から神戸元町のワークスペースを契約し、2拠点にして都合の良い方で働いている。
週末は田舎で田んぼと大工仕事。
非定住型から定住型のノマドワーカーにとでも言えるだろうか。
新しい事務所が完成するまでのつもりだったが、
とても気持ち良くて、無期限でノマド暮らしは続きそうだ。
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March
- 2018-03-30 (金)
- Tweets -はてしないたわごと-
長い間ノマドワークをすると、手元に色調整された大型モニタがあって、大量の資料があって、画材、色見本、トレース台、光回線などがある快適さに驚き、事務所で仕事をするのが好きになる。さすがに桜が各地で満開との知らせが届く中、事務所で桜の色見本を眺めていても花見している気にはなれないが、移動の合間に桜を見るだけで割と足りていたりする。とはいってもリフレッシュする時間は必要なので、花見に持ち寄る料理は何をつくろうか考えつつ、要は花より団子、団子より集まる理由、なのだろうなと思う。自然を理由に人が集まれる。日本に四季があってよかった。
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Decade
- 2018-02-28 (水)
- Tweets -はてしないたわごと-
車に機材一式を積み込み、WiFi端末をかばんにつっこみ、遠方の友人にも会いに行って来た。
10年ぶりの再開でもあの頃に戻れるので全く何も変わっていないなと錯覚してしまいそうになる。しかし、皆ふわふわ浮いていた足はぴたっと地につけて、それでいて自由なステップさばきで歩いているのだ。当たり前のことであるが、それぞれが皆、時を重ねている。
忘れていた10年前のエピソードで笑っていたら当時の気持ちが意欲も同時によみがえってきた。
たまには昔話もいいもんだ。
1年間のノマドチャレンジの良いしめくくりとなり、10周年はもうすぐそこ。
腰を下ろして持ち帰ったものをアウトプットしに帰ろう。
それぞれでチャレンジして、また10年後に同じ人たちと同じ話をしよう。
なお、仕事を始めたのはちょうど10年前だったので10周年は3月頭だとずっと思っていたのだが、開業届を出した日を今調べたところ、4月14日だったのでその日がうちの周年記念日のようです。
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Back in Japan
- 2017-12-31 (日)
- Tweets -はてしないたわごと-
正月ぎりぎりに駆け込みで日本に帰国した。いま、ロスから羽田行きのロングフライトの中、このブログを書いている。史上最長期間日本から離れ、いろいろ感傷に浸るのかなと思っていたがそんな間もなく、タスクに追われていたら羽田に到着しそうだ。どこにいようと年末はせわしない。
実は今年はほとんどの時間をアメリカ大陸で過ごした。1年丸ごとほぼ日本にいないというのは初めてのことだったが、多くの方の協力のもと、なんとかリモートワークで仕事をこなし続けることができた。おかげでとても多くの新しい経験をし、多くの異なる環境で暮らす人と話し、現在進行形の文化や価値に触れ、多くのことを考え実践することができた。
アメリカ大陸にある国の多くは多民族国家で、インディアン系、ヒスパニック系、白人系、黒人系、たくさんの人種がそれぞれの文化を尊重しながら共存して新たな文化を作り上げていた。それはもちろん単一民族国家に住むいち日本人としてとても新鮮だったのだが、チャレンジしたいという欲求を抑え、日々こなす感覚で過ごしがちだった自分にはさらに印象的に映った。チャレンジしようという欲求の中に主張は存在していて、何かを主張することは誰かに新しい気付きをもたらすかもしれないが、一方で逆の何かに取り組む人を傷つけることになるかもしれない。誰かを傷つけまいとするあまりに、いつの間にかなるべく主張をしないようにと思っていたのだが、そういう感覚はこの1年の間にいつの間にか消えていた。ナイフに例えるなら、ナイフってよく切れるから危ないよねという当たり前のことに気付き、鞘に収めたまま使ってみたり、背で切ろうとしてみたりしてみたが、やはり切れないと料理ができないのでナイフに刃は必要だよなということに気付くようなものだろうか。当たり前のことに気付くのにずいぶん遠回りしたのだが、何も近道ばかり走ることもない。おかげで近道を通っては得られない知見を得られた。
そして今は、積極的に自身からの発信を広げ、人と恊働し、何かをつくることで完成までのプロセスを楽しむことと質を高めることをしていけるといいなと思っている。きちんとひとつひとつ納得しきり、責任を持ってこれだってものを胸を張って出し続ける。そこからまた新しい輪の広がりを楽しむこと。独立当初に考えていたようなこととあまり変わらないが、それを改めてきっちりできる1年に、そして10年にしたいと思った。そう、実はcottの10周年まであと2ヶ月。この1年間は定期的にもらう仕事のみで新しい仕事を受けてこなかったので、独立当初に肩を並べて切磋琢磨していたデザイナーたちは遥か高みまでいるかのように見えかけていたが、彼らの元にきちんと戻れるよう、1年間みっちりインプットしてきたのだ。ちょうど10年の記念日からは少しずれるかもしれないが、これを期にあることを企画しているので、一皮むけたcottをまた楽しみにしておいてほしい。
久しぶりに楽しみにしておいてほしい、という言葉を使った。今年の流行語はお楽しみに、にしたい。
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November
- 2017-11-30 (木)
- Tweets -はてしないたわごと-
自身のソースにないものとの出会いを求めてポスタービエンナーレボリビアに行ってきた。
ラテンアメリカからの出品者が多く、いい刺激になった。
アルファベットとは作りが異なる文字はよく目立っていて、アジア勢、日韓中のポスターは一目で分かった。
次回は出品者として来たいなと思った。
直接足を運ぶと思うことはたくさんある。
引き続き、どんどん足を運ぼうと思う。
なお、1ヶ月後の帰国に伴い、tocotocoWEBは一旦更新終了となります。
(更新が追いついていない分は追って追加、サイトが重すぎる分は追ってデバッグ予定です…。)
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New Year’s Holiday
- 2017-11-01 (水)
- cott News -コットよりお知らせ-
12/29(Fri)〜1/3(Wed)までお休みをいただきます。
Business Hours During the New Year’s Season
Please note that we will be closed from December 29th through January 3rd.
また、2017年年始より一時休止していた新規のお客さまよりの案件受付ですが、2018年1月9日(Tue)から受付再開をさせていただきます。ご理解頂きありがとうございました。
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October
- 2017-10-31 (火)
- Tweets -はてしないたわごと-
飽きるほどにあるデザイナーの美しい線を見て回った。
その線はとんでもなく効率が悪いのだが、とんでもなく美しかった。普通に考えると真っすぐ短い線を引けば良いところを、大きくぐるりと回って目的の場所へとたどり着く。例えばそれはちょうど、ラテンアメリカの女性が踊る時の腰のくねらせ方のようにとても官能的で、日本人にはなかなか真似のできる代物ではなかったのだが、そのデザイナーのいくつもの線を眺め、触れているうちに、その線の美しさは単にその形にあるだけでないことを知った。
どちらも目に見えないものであるが、何も置かない空間、そして時間もまた豊かだった。
目に見えないものをつくるために、どのように目に見る線を引くのかについて考える、10月。
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