Treehouse Blog of cott
今日のヴァナキュラーに対峙して
- 2012-04-26 (木)
- Way of Working -cottのお仕事-
今日はちょっとした仕事の話。
先日、田舎の仕事をご依頼いただいた。
お金は十二分に積んでくれるが、たとえば田舎の土壁でつくられた家の壁にクロスを貼ってくれという類の仕事。しかもその土壁はそんじょそこらの土壁とは一線を画すほどいい壁だったとする。たとえば。
本当にそこに住んでいる実感からすれば田舎の家は実際には寒くて使いづらい部分があるので、田舎の家が建て売り住宅のような家ばかりになっていくことはごく自然なこと。それが今日のヴァナキュラーの現実だ。
だけどいくら自然なこととはいえ、文明の利器がやってきて古き知恵や知識にふたをしてしまうには「時代の流れだから仕方ない」のひとことでどうしても済ませられないのです。
塗り重ねていくのならいいのですが。
あなたにぜひ頼みたいと依頼してくれている分、どうしても相手の希望に添えるよう努力したい。田舎だからよりいっそう。だけどそんなことよりもどうしてもそれはもったいないというか、そこにあるモノガタリが歪んでしまうという気持ちが先行してしまって、農村が農村の美しさを保持している所以だったりも含めてまっすぐ全て正直にお話しさせてもらいました。
代案を提示してみたものの、もっといい代案は考えられなかったものかとか、ノスタルジカルに基づいている判断であると思われはしなかっただろうかとか、それはそもそもノスタルジカルであるということなのかとか、考えると辛さが残る。
とはいえ、一朝一夕で成る城を建てるような話でなく、
もっと息長く実践していくべき重要なテーマだろうかと思います。
伝統とかにメスを入れるっていうことはやっぱりそういうことだと思うのです。
大きなものに真っ正面から立ち向かうにはエネルギーが必要ですね。
田舎の仕事もたとえばこういうグラフィックスだと明快なんですが、物質を扱いだすと難しいものです。物質感。大事にしたい。
そんなふうに可能であるときは、できるだけ客観的にもっとよりよいかたちというか、それがもっと生きられる方法はないのか、というところからご提案させていただいています。しなくて良いときはしなくて良い。まちもいなかも関係ナシ。ご相談だけでもお気軽にどうぞ。
そうそう。
ツバメが巣をつくりはじめたので、ひとまず常に開放しているダイニング、閉めていますが、鍵は開けていますのでお気軽にどうぞ。
それにしても、うまいこと草や土を運んできて固め、どこにでも家を作るその様はまさに左官職人。マリの世界遺産、泥のモスクを彷彿させる。
みどりがきれいな季節になってきました。
(と、いうわけで…ということでもないのですが)事務所まわりでデザインソースを採集し、伝統的な柄や季節柄を用いた商品を展開する作業所の会報リニューアルに。ロゴも一緒にリニューアル。採集から配布まで1〜2日というタイムリーさもこれを採用した理由のひとつ。
伝統文様の大多数のモチーフは自然の中にあり。
マクロからミクロへ ミクロからマクロへ
森羅万象この世界はまことにフラクタルである
そういえば、ひさびさにブログにWORKS載せた。
yy
GWのイベント
- 2012-04-22 (日)
- Event News -イベントのお知らせ-
ホンモノ
- 2012-04-22 (日)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
春の訪れとともにたくさんのお客様。仕事もしやすい気温。
今日はちょっと失敬して、すこし寄ってみた。ツバメのモチーフを使うときに、図鑑いらず。
事務所から出ること10m。夜桜が街灯に照らされて闇の中に浮かび上がる淡いピンク。
ここでは自然を捉える感覚に敏感になれる。ホンモノを知っているということはでかい。
和のモチーフの多くは自然からなる。
日本のテキスタイルの色彩の多くは身の回りの植物から採れる色だ。
今日に日本的であると言われるものの多くが
自然に親しみ、外部空間と絶妙な関係性を保って来たからこそ生まれたもの。
だから「和」、とか「日本の伝統」とかにデザインのメスを入れるのであれば、
表層的にそれを切り取らないために、本当の意味で文脈や知恵に積み重ねていくために、
ホンモノが身近にあり、それを五感で理解できることが必須だと思っている。
だから、cottは「ここ」なんだな。
地域とデザインだとか、コミュニティとか、ソーシャルだとか、田舎だからどう、とかではなく。ここで生まれ育ったから、というのでもなく、一番に考えているのはそういうこと。常にホンモノに触れておくという制作環境を求めた結果がこの場所。ある事象を身体感覚に基づいて理解し、制作物をアウトプットする。都市から見た農村のイメージの断片の総和でなく、農村での実感に基づいたイメージからリアルな文化を発信する。
ホンモノが都市のど真ん中の人が対流するところにあるというのなら都市。町家が連なる伝建地区にあるのなら、そこでもいい。
とにかくデザインは、まちでもいなかでも、ひと、もの含め、外部との関係性が身近で豊かなところで。社会に開いて。
だましだましの知恵やなんとなくイイカンジではなく、可能であればグラフィックスが場所と接続するための方法論を考える。最近流行りの「いつでもどこでもノマドスタイルで」でなく、「ここで」というのもそう考えてみれば大事なことだと思うのです。いつでもどこでものいいところを利用しつつ、意味のあるしごとをしましょう。
yy
みんなのダイニングルーム
- 2012-04-18 (水)
- cott News -コットよりお知らせ-
今日はご近所さんと友人のおかげで仮設ダイニングルームができました。ほぼ掃除しただけですが。
淡河町とデザインに関する情報&交流サロンです。
この「場所」に関わってみたいという意志のある方。デザインな方。大歓迎。
(もちろんこのブログをご覧いただいている希少なる淡河町民のあなたは言わずもがな大歓迎)
こちらの部屋、夜以外は常に開けてますので適当に入ってご自由にお使い下さいませ。
無線LAN完備。電子レンジ、ポット、冷蔵庫、トースター、炊飯器、コーヒーメーカー、エスプレッソマシーン、各種食器、アルコール類等あり。
ただしコーヒー、紅茶、エスプレッソ等、セルフサービスです。
適当に冷蔵庫のものなどを飲んで構いません。
ただ、飲み食いした分、適当に代わりのものを置いていってください。
ない場合は募金箱も置いてますのでそちらでもOK。
片付けもセルフ。「来た時よりも美しく」が基本でおねがいします。美しすぎるのも大歓迎。
「ご自由に」とはいえ、モラルある利用が前提での「ご自由に」であることをご理解下さい。
私に用のある方は一応事前にアポをおねがいします。
まだ塗ったりはがしたりしようと思っていますので、たまたまそのタイミングでお越し頂いた方、汚かったらすみません。
外部の柱に臭くて有名な防腐防虫剤を塗ったのが、すきま風で室内まで漂ってきて少しの間、臭いですが、すみません。
お弁当もってぜひ。
一応まちの共用スペースがメインなので先客のおばちゃんがいるやもしれませんが、私のパーミングなヘアーを見て
「せやけど若いもんはこんなもんや、わたしの孫もほんま寝とる間にハサミ持って来て切ったろうか思うわ〜」
と言って下さる素敵な心優しき方ばかりなので仲良くして下さい。
農村では予測不可能なことはおおらかに許容しましょう。
農村の原則は相互扶助であり、たくさんのものを共有しています。
同じ水を使って田を耕し、並んだ畑を耕し、災害や不幸のときに助け合う。
だからこの事務所もまちに開いて共有するのです。
ここでいろいろできているのも近所の方のおかげですから。
余談ですが、近頃シェアハウスだったりシェアオフィス、コーポラティブハウスだったり、意見のシェアだったり、空間や思想に関して「シェア – 共有」という言葉がしばしば聞かれますが、わざわざそれを口に出しはしないものの、それこそ農村のコミュニティの根底にあるものは「シェア」という概念なのです。共有というか、助け合いといった方がニュアンスとしては近いかもしれませんが。新しく見えるものも実は古いものの中にたくさん潜んでいます。
今日頂いた嬉しいひとこと。
「のぶちゃんちも少しずつハイカラなっていっきょんのぅ」だそうです。
母屋の方の改装もがんばります。セルフビルド、古民家改修などにご興味ございます方、お手伝いよろしくです。
あと、看板の文字ええのう。かいらしいがな。と、タイポを褒められて嬉しいもんです。
ゆるやかな場をつくるにはプロセスを共有することもだいじ。空間が仕上がっていなくても、「コミュニケーション」を相手にするのであれば「場」づくりは既にはじまっていると捉える。
(ソフト、ハードを含めて)まちに開かれており、予測不可能性を最大限に許容する空間であること。かつ隠れた部分も有すること。
yy
三ツ星をめぐる価値観
- 2012-04-17 (火)
- Tweets -はてしないたわごと-
Bloomin
- 2012-04-05 (木)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
DigDigDig
- 2012-03-29 (木)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
今日は出てきたものシリーズ。
近所の方が事務所をがさごそしてきたら出てきたぞーとお金を下さいました。
寛永通宝や一銭はともかく、和同開珎。
富本銭が出土されるまでは日本最古のお金とされていました。
708〜800年に流通していたそうですね。
富本銭が出てからも広範囲に流通する貨幣として用いられたものとしては最古であるとの見解があるようです。
小学校で最古のお金と学んだ記憶がありますね。
とはいえ、自宅にもたくさんあるのであまりなんとも思いませんでしたが、
1200〜1300年前の貨幣がどこの家にもあると改めて考えるとすごいですねぇ。
当時は私鋳銭鋳造が相次いだそうで、ホンモノかは定かではありません。
そんなお金もグラフィックデザイン。
新しいものを新しい見せ方で記述していくのと同様に、
こんな古来の文脈も新しい見せ方で記述してあげなきゃです。
和同開珎(Wikipedia)
寛永通宝(Wikipedia)
淡河町まちづくりワークショップ
- 2012-03-22 (木)
- Event News -イベントのお知らせ-
地元向けのイベントですが、お知らせします。
余談ですが、並べるとなかなか素敵になります。
CL: 淡河町まちづくり研究会
ORGANIZE: 淡河の明日を考える会-淡河ワッショイ-
AUSPICE: 淡河町自治協議会
COLOR: 4C/1C
AD/D/CW: YASUFUKU Yusuke
追記
地位や肩書き等関係なく0歳から70代までの約50名にまんべんなくご来場いただき、大盛況のうちにワークショップ終了しました。
こどもを増やすためにはどうすればいいのか、グループごとに分かれてアイデアを出し合いました。そこで出たアイデアを付箋に書き、まとめ、最後に各テーブルにあらかじめ配置しておいたホスト役が意見を発表するという最もオーソドックスなスタイル。ファシリテーターには人・まち・住まい研究所の浅見雅之さんをお招きし、場の雰囲気を明るくする巧みなファシリテーション技術もあってか、皆様意見が大変建設的で、個人的にはこの地域は心配いらないなと思わず楽観視してしまう程の充実したものでした。
さてさて、「まちづくり」とタイトルについてはいますが、活性化しようと積極的に声を上げて活動していくのがまちづくりというものでもありません。
朝家を出て誰かに「おはよう」と言う。そんなところから「まち」ははじまり、つくられていきます。
声をあげて活動するのもひとつ。ただ日々を暮らしているというのもひとつ。
奥様の井戸端会議なんかは十分な「まち」です。
だれかの息づかいを感じて生活する。
人と人の関係性の中に生きること。
そんな意識が根付いているならそのまちは大丈夫。
そういう意味でとても健全なまちに生きているなぁと日々思います。
そういう意識がもっとゆるやかにひろまって
だれかとだれかがざっくばらんに話ができる、
ゆるやかな場を提供していければと思います。
補足というか余談。
「まちづくり」と言葉でいうと誰かが作るような印象を受けますが、べつに必ずしも「つくる」というものでもない気がしていて、農村地域の中にいる立場から言わせてもらうと、あえて「まちづくり」だったり「コミュニティ」を「デザイン」と言うことに若干の戸惑いのような気持ちを感じたり。まちづくりとは基本的に都市的な概念で、農村にそれが流入することはしばしばスムーズでなかったり。言わずに済むのなら本当は、まちづくりと言いたくない。
農村ではそれをあえて口にせずにさまざまな慣習に村を維持する仕組みを封じ込めたのでしょう。(あえて口にしないのもその仕組みのひとつだったのだと思う。)だが、むかしを大事にしすぎるあまり、むかしの慣習に縛られていつの間にやらその慣習に破綻をきたしているところは、慣習を変えてあげなくちゃならない。何もしなくていいときは何もしない。そんなふうに、すでに地域の対流がうまくいっていた農村地域について「まちづくり」とあえて言うときは「日々営まれる様相を観察することで、大きくバランスが崩れ始めたところを発見し、さりげなく修正してやること」だと思っています。
たとえば自身と外部空間の関係性を密に保ち続けて来た農村の人たちも若者なんかは特に近代化の煽りを受けてそれを遮断しがちになってきた。その原因が慣習や近所の環境にあるんだったら、それを変えていかなきゃならない。そしてその際にはその慣習や環境に封じ込められた示唆に富んだ啓示に耳を傾けることを忘れてはならない。「むかし」だから偉大ではない。だけど偉大なものが「むかし」に含まれていることが多くて、変えていこうと思うとそれを読み取るのは努め。伝統という大義名分は積み重ねてこそだ。
蔵出し
- 2012-03-21 (水)
- Event Report -イベントレポート-
去年の秋に実施した神戸デザインエアポート。
Oくんが撮影、編集してくれた設営の時の映像、お蔵入りしそうなのでアップ。
ワタクシとWくんがやけに目立っております。Oくん、ありがとう。
Yasufuku
Spring Has Come
- 2012-03-10 (土)
- Tweets -はてしないたわごと-
先日カンザワも書いてくれましたが、出会いと別れの春。たくさんの新たな門出のお知らせに胸が躍る春です。みなさま、どんな一歩を踏み出しますか。今年度はどんな一年にしますか。
5年目を迎えたcottは、4年間耕した土にようやくタネを撒くことができそうです。それに少しずつ水をやって、丁寧に育てていければと思っています。ぜひその水やりに関わってもらえたら嬉しく思います。
そして、春のたくさんの決断、想いに触発されて、cottのテーマでなく、個人的な今年度のテーマをたててみました。「後悔ないよう、楽しくやろう。ご一緒に。」が今年度のテーマ。つまらんことをうだうだ言ってないで、自然に自分も楽しく、少しずつそこに関わっていければと思います。やる前にうだうだと頭の中でブレーキをひくのをやめて、人の輪が広がることで出る良さをポジティブなエネルギーに変換していきます。
そしてぼちぼちあったかくなってきたのでカンザワも毎度毎度言ってるように、ぜひお気軽に遊びに来ちゃって下さい。特に目的がなくともふらっと来て自然に親しむも良し。デザインの作業環境を偵察しにくるもよし。自然はもちろん、人の心も本当にいいところですよ。
この地域に潜むデザインはこちらですよー、と声高に言われている部分はないのですが、
どこにでもその要素を発見することができます。
デザインは本来黙っていてこそで、デザインに浸りたい人が祭り上げるものではないのでそれでいいのです。
そして何より無条件に気持ちがいい。
朝日が差す頃に深呼吸してすぅ〜っと入ってくる空気。そうしながらふと見上げると広がる空。
少し個人的精神論が入りますが、ここだったらいろんな枠から飛び出して、どこまでも自由な気がするのです。
もちろん枠の中から飛び出すことは、ときにリタイアを意味することになるので注意がいるのですが。
で、近頃画像はほぼ事務所改修写真か仕事写真ぐらいで画像ネタがないので、今日はカンザワ氏のなかなかの昔に書いた作品をご紹介。
左下の大賞のイラストが受賞作。素敵なイラストはイラストなんですが、問題はその掲載コーナー。
知る人ぞ知る、私もチェックしていた某ファッション雑誌の隠れた名コーナーです。
ということでまたお会いされた際にでもつっこんであげて下さい。
そうそう。春には事務所前の畦にたくさんのつくしが生えるそうです。
Yasufuku
春探し
- 2012-03-06 (火)
- Guest Talk -ゲストブログ-
こんばんは。
久々のカンザワです。
今日は暖かかったですね〜
という事で、休憩時間に事務所周りを博士と春を探す散歩に出かけました。
上の写真は事務所の前に立っている立派な、しだれ桜です。
まだ蕾も出ていないけれど、近所の方曰く咲けばなかなか見事だそう。
春がくるのがますます楽しみです。
次に見つけたのが、枯れた草の山からひょっこり出て来たてんとう虫。
久々に見ましたがキレイな赤色です。
枯れ草の中にポツンと赤が栄えていました。
次に事務所前の河原まで移動。
博士もカメラ片手にノリノリです。
それにしても、どこを撮ってもキレイな景色がいっぱい。
河原で見つけた梅の木
ちらほら咲き始めてます。
『春がくるよ〜』と聞こえてきそう。
さてさて事務所に帰ると、近所の奥様が来て私が漬け物が好きと前話したからと、手作りのたくあんを持って来てくれました!
キレイな黄色のたくあん。
今度漬け方を教わろうと思います!
今日載せた桜、梅の木がまた満開になったら載せようと思います。
本当にここは色んな自然の景色が見れますね。
皆さんも是非、ここに来て大自然味わってみて下さい!
きもちのいい自然に加えて、まいにちいろんなヒトが尋ねてくれて、いろんなコトが起こって楽しいです。
でわでわ。
社会性を笠に着るでなく
- 2012-02-23 (木)
- Way of Working -cottのお仕事-
近頃は「地域」や「デザイン」というキーワードが流布している。当事務所も農村礼讃の姿勢からその系に思われがちかもしれないが、「地域」だったり「コミュニティ」、「環境」、「震災」などの所謂「ソーシャル」なキーワードでデザインをぼかすつもりはない。ソーシャルに対することは当然ながら大切で、デザインにおいて最も考えられるべき問題のひとつ。ただ一方で、最もらしいキーワードを楯にするでなく、おもしろいものはおもしろい、そうでないものはそうでない、というフィールドでも勝負したい。デザイナーという職能として向かい合うべき所はしっかり向き合い、業界の質の向上に寄与したいということ。ローカルがゆえにデザインにおける幅広い領域をカバーせざるを得ない分、少し足をひっぱっているところもあるかもしれないが、ひとつひとつ、丁寧にデザインに向き合い続けること。地域でデザインを発信していくことが「逃げ」ではなく、「攻め」という姿勢と捉えてもらえるためにも、日々「いいもの」に関わり、淡々といい仕事をすること。これからの時代、地方に時代が有意味にシフトしていくためには、それがネットワーク技術の恩恵を受けて地方でデザインに携わる者の務めであるべき。今日はそれをあえて書いたが、本当はモノで語らないと。まだまだ精進。
収入をほとんどデザインの道具につぎこんで、やれることが広がって、スタッフが入って、古民家事務所になって、人がたくさん尋ねてくれるようになって、言葉にしたらあっという間だけれど、ふと思い返せばとても感慨深い。
ここからが本当のスタート。
そういうわけで、質の高い仕事をキープし続けることを誓い、cottもいざ5年目へ。
yasufuku
追記
5年目の最初の仕事はこれでした。中学校に張られる横断幕。光栄。(ただし、画像はボツ案。。)
新メンバーのカンザワ氏も頑張ってくれています。
ローカルの仕事は、想像力をふくらませる語り口で。
あと、お知らせです。
現在、事務スペースは完成しているのですが、休日に暇をみてコミュニティスペースの工事をしています。
いつも懇意にさせていただいている皆様には簡単にご案内させていだだきましたが、
コミュニティスペース完成次第、正式にオープンのご案内をさせていただきますのでしばらくオマチ下さい。
また、以前の住所宛でも郵便物は届きますのでご安心を。電話等はそのままです。
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