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Rocal Design Life -農村デザインの日常- Archive

田植え終了

予定どおり田植えが終わり、通常業務に戻っています。農繁期休暇へのご理解ご協力、ありがとうございました。

As Usual

世界がとんでもないことになって、外出自粛だとかテレワークだとか言われているが、もともと事務所から出て打ち合わせをしたりする以外はテレワーク的な働き方がいつでもできる業態のうちでは、それほど変わりのない日々を過ごしている。イベントの広報等がめっきりなくなってしまった分の仕事は減ってしまったが、することは相変わらずあって、事務所の床に平積みになっていた本がようやく棚に並んだ。

前の仕事場でファイリングできずに透明のファイルにとりあえず入れたままになっていた書類もまとめて整理することができた。梅雨が近づいてきたので、ムカデ対策の粉を家の周りにまいた。

そうやっているうちに、気付けば今年も田植えの季節がやってきた。これを機に生き方や暮らし方が変わると言われているが、季節は相変わらず巡るし、田舎のデザイン事務所の暮らしは相変わらずだ。苦難に立たされている方々が平穏に戻れるよう祈り、少しでもできることがあれば動きたい。

少し話は変わるが先日、友人らが『神戸おいしいマルシェ』という、神戸でテイクアウトできる飲食店を一覧できるサイトを立ち上げた。神戸の夜の街で飲みながら神戸の飲食業界の人に育ててもらったといつも話す彼らしいなと思った。紛争や自然災害などで多くの人が苦境に立たされている時、大多数の人は優秀な人に任せてなんとなく後ろめたい気持ちのようなものを感じて過ごしてしまうだろう。(実際に自分が何もできないことを攻めなくても良い。)そんな中自分の職能で何ができるかを考え、素早く行動を起こしていく彼らはとても優秀なクリエイターなのだが、それよりも、自分の事業にも影響があるにも関わらず、こんなときこそ人に返して行こうと思える彼をとても誇らしく思った。普段から人にリスペクトの気持ちがないとこうはできない。

神戸おいしいマルシェ

神戸の方はぜひ参考にしてみてほしい。この状況下で出す臨時メニューや営業スタイルにお店の考えや人間味が感じられ、飲食店を裏口から覗いているようで、私はそうやってサイトを見て楽しんでいる。状況が落ち着いたら行ってみたいお店の当たりをつけながら。

August

夏休みのこども木工教室をしました。事務所の裏山に生えた木を使っていろいろつくりました。もっと山の素材でデザインしたいと思う夏。

End of June

新事務所は平屋で屋根は瓦に似せた鉄板だ。鉄板は雨が当たると大きな音がして、特に今日のようなどしゃぶりの大雨が降ると、中で会話や音楽が聞こえないくらいになる。打ち合わせの時など困ることはあるが、それほどになるのは年に数度ぐらいのレベルだろうから、その時はご不便をおかけすることを詫びて、自然の奏でる音に耳を傾けてみよう。田植えも終わり、池の水が貯まってくれることを願いながら、大きな雑音の中で心を落ち着けて、窓の外を眺める6月。農繁期休暇をいただきありがとうございました。

ウユニ塩湖は確かに壮大ではあったが、やっぱりこっちの方がきれいだと思った。

March

いつの間にか、桜が咲き出したようで。年度末の追い込みで、仕事をしたり、現場でラジオを収録してみたり、仕事をしたり。工事が思うように進まないが、来月末は引っ越し。しばらくは働きながら、改装工事のダブルワークだ。

February

新事務所、工事していたらいつの間にやら3月でした、な2月。来月も、cotocoto進めています。

Maintenance of Maintenance

はさみの研ぎ直し
うちのすぐ隣にある三木市は全国有数の金物の産地で全国から職人が道具を求めてやってくる。こないだの週末は年に一度の三木の金物祭りで、ひとつの会場にありとあらゆる金物が揃う、職人にとってよだれものの一日なのだ。私も庭仕事用にと、目的の新しい鋸とハサミケースを無事手に入れることができた。鉄は熱いうちに打て、というのでそのとおり金物熱が熱いうちに、道具もメンテナンスした。植木用のハサミは祖父が仕事で使っていたもので、家の周りで遊びながら、植木鋏のカチカチという音を聞くのがとても好きだった。黙々と刃を研ぎながら、自分がその音を出す立場になったのだなとその刃が紡いできた時間をぼんやり考える。本職の職人たちも思い思いにその時間を過ごすのだろう。いい道具を持っていると背筋が伸びるので、次はどんないい仕事をしてやろうなどと考えているのかもしれない。

道具は暮らしのメンテナンスの要で、道具のメンテナンスは言わば、メンテナンスのメンテナンス。いい道具をきちんとメンテナンスして、引き続きその刃の時間を紡いでやりたい。次は本業の道具のメンテナンスだ。


近所の満月堂ではプチチーズケーキの販売が始まったようです。和風の表現をベースにしながらも手描きで原材料をパターンのように展開し、洋菓子に挑戦する和菓子屋の新しい感覚と手づくり感を表現できるパッケージに仕上げています。個別包装で販売していますので、ついで買いにぜひ。

October

淡河町石峯寺もみじまつり2018チラシ
石峯寺もみじまつり、広報を担当させていただきました。秋は山が良い季節。お待ちしています。

Unite

ふるさと祭り淡河
ふるさと祭り淡河
2009年の「淡河そら祭り」の際に地元の大工さんに作ってもらった舞台を村の自治協議会に寄付させていただき、2年に一度の町内全域の夏祭りで使っていただくようになりました。あの頃のみんなの村への思いが村人みんなとひとつになったようで、とても感慨深い。

Lucky Humans

4月から神戸元町のワークスペースを契約し、2拠点にして都合の良い方で働いている。
週末は田舎で田んぼと大工仕事。
非定住型から定住型のノマドワーカーにとでも言えるだろうか。
新しい事務所が完成するまでのつもりだったが、
とても気持ち良くて、無期限でノマド暮らしは続きそうだ。

根を生やし、風にもなれる。
人間っていいな。
僕も帰ろう、おうちへ帰ろう。
yasufuku

10

消防団勤続10年表彰状
先日、消防団勤続10年の表彰をいただいた。

年末詰め所で集まって雑談をしながらものすごくラフにもらった、だれにも同じ文面の形式的な紙切れのはずなのだが、続けてきたことを評価してもらえた気がして、郷土愛護という文字になんだか少しだけはがゆく、少しだけ誇らしい気持ちになった。

同時に、紙の持つ力を感じた。プリントアウトされた紙をもらうだけだが、人は儀式を大切にする生き物だ。個人名が書いてある少し分厚い紙をわざわざ渡されることを良しとする価値が体にしみついている。これが手描きだともっと嬉しいのだろうかとか、これがPDFデータでもらうと嬉しくなる時代が来るのか、あるいはもらうと嬉しくなる新しい仕組みができるのとか、そんなことを考えながらまだまだ「紙」は必要だな、と紙を扱うデザイナーとしての思いを新たにした。

cottももうすぐ10年目に突入する。畑違いのデザイン分野からの出身ということもあり、はじめはグラフィックデザインが仕事と言えるのか自問自答続きだったが、継続は力なりとはよく言ったもので、たくさんのお客さんから頼りにしてもらえるようになり、ようやく胸を張ってそれが職業だと言えるようになってきた。

一方で、こなれてくることで忘れてしまうものもある。そんな中、10周年を迎えるために、1年がかりのある決断をした。今年はそのために動く年。楽しんでチャレンジを続けたい。
ヤスフク

なお、3/3(金)は臨時休業をいただきます。

やさしい風景

隣町やその隣町など、地元の学校や公共交通機関、公共施設などのお仕事も。
のぼりやダイヤ、スタンプカード、情報誌など、ツール一式を担当。
のぼりはなんでもない田舎のバス停に添えられている。
なんでもないけれども保護のためなのか、景観のためなのか、
屋根を支える単管の鉄柱に竹が巻かれる工夫がされていて、やさしくて素敵。
そんなやさしい風景の中に自分たちの仕事がそっと佇んでいるのが嬉しい。
八多町のバス停の風景
と、稲刈りが終わった勢いに任せて月末かけこみ更新!

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