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年末年始の営業

年内営業は12/30(MON)まで、年始は1/2(THU)より営業します。(その他は土日祝は休み、カレンダー通りの営業ですが、こっそり28、29も営業。)

この12月に長年はめてきた足枷がようやく外れ、晴れ晴れとした気持ちで新しい年を迎えられそうです。自制してきた企画など、積極的に主体的な動きをしていければと思っています。
ですが、年賀状が間に合わず、年明け発送となってしまいます。失礼かと思いますがご容赦いただけると幸いです。
晴れ晴れと新年を迎えるべく、とりあえず、年内もぐいぐい働きます〜。深夜の撮影後、この時間にタベルノカタベナイノカ。
撮影中
Please note that we will be closed from December 31th through January 2nd. We will re-open on January 3rd in 2014. We are closed on Saturdays, Sundays and national holidays.

定休日変更のお知らせ(期間限定)

通常は土・日・祝が定休ですが、
来週、2013年8月12日(月)〜10月20日(日)までの期間は
水・日・祝が定休日となります。

Please note that our days of operation will be changed, starting from August 12th, 2013 (Monday) to October 20th, 2013 (Sunday) as follows:
CLOSED: every Wednesday, every Sunday, National Holiday

出演情報

カメラをひっさげてレポーターの女の子と一緒に町内を巡ってきました。
「歴史的なものがたくさん残る地域にも若手で頑張ってる人がいてます(一応デザインの人)」という感じで安福が出演しています。
関西圏でケーブルテレビをご契約されている方はぜひ。
淡河町内をロケ
山とカメラ女子
歴史街道 ~わたしたちのまちの歴史と文化~
7/21(日) 7/28(日)23:15~ほか(番組放送スケジュール詳細

歴史街道は「伊勢-飛鳥-奈良-京都-大阪-神戸」にサービスエリアをもつケーブルテレビ会社と歴史街道推進協議会が協力して制作している番組です。

yasufuku

Energy

所長さん、少しの間中国へ行ってくるそうです。
向こうへは荷物をできるだけ軽くしていきたいらしく
仕事を極力持ち込まないと言い張ってまして、
ふざけつつもいつになく真剣です。
cott事務所
高価な寝袋をゲットしてふざけて寝袋にくるまってたが、いつの間にか真剣に働くの図

プロジェクトそのものがとてもおもしろかったり、
それにアイデアを足していくといつの間にかおもしろいものに変容しつつあったり、
いろんな人との関係性の中でこれまたおもしろく変容しつつあったり、
単純にドラマやドキュメンタリー、流行りの音楽やアートにインスパイヤされたり、
はたまた山を越えた後のデート、家族や友達との時間を楽しみにしていたり、
ポジティブなエネルギーを力に変えてく。

それはきっと誰にだってあてはまること。
素敵なことです。

cottもだれかを感化させて化学変化を起こせるような、
まっすぐな視線ではい続けたいと思います。
なにか嬉しいことを考えながら、
前を向くエネルギーに変えていきましょう。

中国では先端のグラフィックデザインはもちろん見るとして、
思想と一体となったカタチ、
つまり人のよりどころとなるものの中に、カタチはどのように存在するか
そこにしかないカタチがいかに生まれ、変容しているか
をその目で見てくるそうな。

伝統や文化は案外適当にできていたりもする
とも言っているのですが、じゃあ、適当につくろうか。
ともならず、結局のところ、真面目か!です。笑
むしろ掘れるところまで掘る。分解できるところまで分解する。
ある種のオタクですね。
例えるのなら、「より制約に縛られるための考古学者のような調査でなく、
より自由につくるための分解作業」らしいです。
うまいこと言ったようですが、わかりにくいです。

1/29(Tue)〜2/21(Thu)
そういうわけで上記期間中は安福宛のメール、電話のお返事が遅れる恐れがあります。
とはいえ、今抱えている案件は全て持って、むこうで制作もしています。
安福個人への携帯電話も日中であれば通じます。(携帯電話へのメールはご遠慮下さい。)
直接ご連絡いただく方、通常の国内通話料と同じ料金でご連絡いただけます。
現地の電波状況により、もしかしたら少しご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、
万全のサポート体制で臨みますので、ご理解の程、よろしくおねがい致します。

追記
特に特別な手続きの必要もなく、全世界でつながる携帯電話やパソコン。
過剰な設備と膨大な資料から解き放たれて、
この手とこの脳味噌を頼りにいざノマドワーク。

また、今回はLCCを試してみるのですが、神戸から東京行くのとだいたい同料金で中国上陸。
インターネットで予約して、帰りの便はむこうに上陸してから考える。
まるで東京出張かのように中国出張。
そんなふうに海のむこうが近くなったのは我々の仕事にとっては素晴らしいこと。

さまざまな価値感が鎖国状態の日本。
おかげでか、おかしな和洋折衷のデザインをよく目にする。
まぁそこも日本らしいと言えば日本らしいのですが、
もっと品格を保った「らしさ」を提案したくなるのが正直なところ。
特にトラディショナルに関わるデザインをするのならば、
内から発信しながら、もっと外からも見なければ。

東洋と西洋のグラジュアルな変化をなぞりたい。

yasufuku

謹賀新年

2013cott年賀状
新年あけましておめでとうございます。

2013、巳。
古くなった皮は脱ぎ捨てて、未だ見ぬ世界へ。

皆様にとって素敵な一年になりますように。
本年もどうぞよろしくおねがい致します。

cottは今日から瓦葺き事務所での営業開始です。
なんとか片付けが間に合って、ヨカッタ。。
cott事務所
が、あわてて引っ越してきたからか、埃も連れてきたようで、お掃除さんを雇いました。

お掃除ロボットです。
椅子にがんがん体当たりしてきたりしますが、小さなからだでいつの間にか部屋中くまなく掃除してくれていてかわいいです。掃除がしやすいように、床に物を適当に置かないように心がけられるようになるのもまたいい。
お掃除ロボット
機械にいい意味で気を使わされるというある種近未来的な状況にわくわくしつつ、
赤くて丸いペットともども仕事はじめ。

カヤブキ事務所閉鎖のお知らせ

淡河町まちづくり研究会と事務所をシェアし、2012年1月よりcottがボランティアで窓口業務を請けていたのですが、平成24年度をもって研究会が実施する事業が終了となり、それに伴ってまちづくり研究会の事務所を移転することになりました。古民家で越冬はしんどいため、一足早くcottは再度移転です。まちづくり研究会のみなさんともう少し一緒にできればと淡い期待を抱いて古民家改修など、プロジェクトの一部を主導したりと自分たちがなりにお尻を叩いてきたのですが、メンバーの体調不良や高齢化も重なり、来年度以降の事業は行わないこととなりました。既存の地元のまちづくり組織が積極的に動かなくなるのはすこし残念ですが、なくなっていくものを無理に残して皆さんが幸せかどうかを考えると何も言えないのが正直なところ。私が研究会に関わらせてもらいはじめた当初は三役の方々の年齢が私のほぼ三倍。大変畏れ多いながら3年間、活動のサポートをさせていただき、普段あまり接しない価値に濃密に触れることができてとても楽しかったです。

2013年1月1日より新しいcottの事務所の住所は下記の通りになります。
cott事務所

〒651-1604 神戸市北区淡河町勝雄(※2016年2月再移転に伴い番地は削除しました)
電話番号、ファックス番号等には変更ありません。

少し淡河町の中心から離れてしまいますが、お気軽にお立ち寄り下さい。カヤブキの由緒正しき古民家ではなくなりますが、まぁ、古民家には変わりないかもしれません。

あの場所で1年間、たくさんの地域の方、デザインの方、ふらっと立ち寄って下さった方などとのご縁を繋ぐことができました。
カラオケ会のための歌詞のコピーや寺の檀家さんの集合写真の撮影や寺割りの集金のための資料づくり。イベントをされるときはちょっとした看板づくりや資料作成、イベント記録もしたし、年賀状づくりなどの際にパソコンでつまづいたときはその場で教室をしました。自治会誌の編集や、ウェブサイトの管理。研究会の事業の中で材料費が出ると聞けば、図面をひいて木を切り石を切り鉄を切り改修を進めました。本来の職能とは違う仕事も多々ありますが、そんなふうに便利やさんとしていろいろさせてもらいました。一方で最近地域の皆さんもご存知であるようなクライアントさんの仕事を地域のさまざまなところで目にしていただける機会があり、地域の人にもデザインでできることを少しずつ認識していただくこともできました。お金持ちにはなれないけれど、たくさんのモノをいただくようになりました。どんなに本業でせっぱ詰まっていたとしても、お茶を飲みに来て下さる方と長々と談笑したり。ときどき演歌しばりのカラオケに連れていってもらったり。近所の同世代の子たちがふらっときてBBQがはじまったり。多いときには3,40人集まりました。町内在住の20代が300人強(/3000)なのでその1/10と考えてみるとなかなか。
仕事をしていたら上からススが落ちてきたり、埃が舞ったりと、間違いなく紙の仕事をしにくい環境でしたが、そんなふうにモノのかたちよりまず、そこに住む人とゆっくりと寄り添ってまっすぐ地域と向き合ってきた充実した1年間でした。

いま、そんな1年間を振り返ってのレポートを作成中です。たとえば東京からデザインの方法論を田舎に持ち帰って来て、働くためのちょっとした指南書のような内容になると思います。地デジ(地・デザイン)指南書。お楽しみに。

なお、年末年始は下記の通り休業させていただきます。
12/28(Fri)〜1/3(Thu)

1年間、そうやって繋がった地域の方々と一緒に新しい動きを始めています。2013年は、JAGDA(社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)の一員として、もう少しカタチの方からのアプローチをしていきたいです。

This is to inform you that we will be moved to the below address as of January 1, 2012.

605 Katsuo, Ogo-cho, Kita-ku, Kobe, Hyogo, Japan 651-1604

Please note that both telephone and fax number remain unchanged. Sorry for the inconvenience this may cause you but we are confident to serve you better from this new facility.

Sincerely,

マチオモイカレンダー

マチオモイカレンダー
2013年のゆうちょ銀行のカレンダーの1ページにわがまち淡河町の風景が掲載されています。
このカレンダーは「わたしのマチオモイ帖制作委員会」と「ゆうちょ銀行」のコラボで実現したもの。この「マチオモイカレンダー」を手にされた方、淡河のページでは農村の生の風景をぜひ感じてみて下さい。『淡河帖』のどのページが採用されたのかは、おたのしみで。きっとどこの田舎にもあるような風景ですが、暮らしと風景がセットになった生きた風景。そんな風景を見て、ほかのまちでも自身の地域の風景の豊かさを再認識していただければなんて思いつつ。わたしたちのまちの郵便局員さんたちも喜んで配布して下さっていると私の耳にも入ってきて、嬉しい限り。

※郵便局によって配布条件が異なるようです。
配布されないところもあるかと思います。
くれぐれも郵便局に迷惑をかけないようにおねがいします。
どうしてもご覧になられたい方は弊所でご覧頂けます。

ゆうちょ銀行のサイトでも『ゆうちょ Machiomoi Calender 2013』が紹介されています。

BOOKS

当サイトにコンテンツを追加しました。BOOKS

あるときはポートフォリオ。あるときは写真集。あるときは論文。
気軽に書けるこのBLOGのページよりもさらに踏み込んで、cottという希有な環境での実践を通じて自分たちなりに消化したものをその都度収納していこうかと。
WEB版のcottの本棚みたいなものです。PDFでダウンロードできますのでじっくりご覧下さい。(基本的に編集はできません。印刷はできます。)

そこに今回追加したのが淡河帖。マチオモイ帖として東京はミッドタウンデザインハブ、メビック扇町、MARUZEN & ジュンク堂梅田店に展示されていたシロモノです。デザインの意図が変わってしまうのと、肖像権等の理由から当初はWEB上で公開するつもりはなかったのですが、せっかく私たちの地域はどんなところかを知らせられる絶好のメディアですので公開することにしました。たくさんの方にご覧頂いたため、制作当初よりも少し黄ばんでいて、スミマセン。かなり急ぎで作ったので印刷に掠れがあるところもあります。。
なお、肖像権保護のため人物のほとんどにはゆるくモザイクをかけています。
とはいえ、本当は手にとって紙の質感等を感じながら、ご覧頂くのがいちばん。実物はモザイクかけていませんのでご来所いただいた際はゆるりとお楽しみ下さい。ご来所いただいた際は既に淡河町にいるので、そういえばあえて読む必要はないかもしれませんが…。

さて、もうひとつお知らせです。
9/12(水)〜14(金)は臨時休業とさせていただきます。
We will be closed from September 12 to 14 for summer holidays.
Therefore, We will be opening again on September 18. We are sorry for the inconvenience.
男木島の魂
ちょっぴり遅い夏休み。

yasufuku

事務所のこと

さて事務所改修の件、母屋に足場を組んで一ヶ月以上経ちましたが、そろそろできてるのではと
お思いの方もおられるかもしれませんが、すみません。

設計だけでなく自分自身も手を動かしながら改修するには、満足に時間が取れておらず、
当面は土間事務所にて満足に仕事をしている状況です。
(とにかく広く、掃除片付けでも大変です…)

工事完了のお知らせどころか、工事開始のお知らせすら満足にできていない状態ではございますが、
時間ができたところでたくさん助っ人に来てもらいつつ一気に進めようとしていますので、
気長にお見守り下されば幸いです。
cott事務所
cott打ち合わせスペース
デザイン作業、打ち合わせ等、デザイン事務所としての機能には一切問題ナシ。
むしろ快適すぎるぐらいですのでご安心下さい。

展示情報

マチオモイ帖展示風景
クリエイターがひとつのマチを責任編集。
「マチオモイ帖」が東京は六本木のミッドタウンから大阪に舞い戻ってきました。
メビック扇町とMARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店で安福制作による「淡河帖」が展示されています。明日から!
お立ち寄りの方はぜひ。

——————————————
メビック扇町特別展
「my home town わたしのマチオモイ帖」

会期
2012年5月11日(金)〜6月10日(日)
会期中無休・入場無料
平日:11:00〜21:00
土日:11:00〜19:00

——————————————-
5月11日(金)〜6月10日(日)
「わたしのマチオモイ帖文庫」in MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店

メビック扇町での『my home town~わたしのマチオモイ帖』会期中、梅田・茶屋町の大型書店、MARUZEN & ジュンク堂書店・5F芸術書コーナーに『わたしのマチオモイ帖文庫』が設置されます。全324作品のうち、25冊だけの展示となりますが、マチオモイ帖のエッセンスを感じていただける出張展示です。

MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店
大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町(5F 芸術書コーナー)
10:00~22:00 5月・6月無休
——————————————-

5.12追記
トークセッションに顔を出してきた。

皆が自身のふるさとだったりに想いを馳せてアクションを起こせば
身近な人を大事に思うという点で、いちクリエイター以前に人として、自身にとっての意味になる。
あわよくば衰退して行く地域に目を向けさせることができる。
ということだった。
プレゼンを聞く限り某有名クリエイターのH氏やF氏もそうらしいが、自身の追体験としてマチオモイ帖をアウトプットし、その過程でさまざまなことを感じた出品者は多いだろう。

それは土地の文脈だとかが希薄になってきた現代において確かなこと。
H氏のトークの中では世界の文化が均質化しつつある中で
そこから到達しうる方法論、世界へ発信すべきコンセプトも見出しうるのではないかという話も挙がった。

だが評価軸がそのもの自体のクオリティというか、プロとしての職域みたいなところ以外にもあるところに、
甘えが出てしまうのではないか。ということも同時に考えていなきゃならない。

夜遅くにMacをたたくのはどこでも、誰にだってできる時代だからこそ。

地方でも、もう土地とふれあうことをあきらめてしまったかのように
あらゆる人が自動車に乗って往来し、
無駄な工事がせっせと自然と人間のつながりを
いまも現在進行形で分断している時代だからこそ。

GWの営業

cottは大型連休中もカレンダー通りです。

また、30日は数人で改修しますので、ご興味あればぜひご連絡くださいませ。

私は休みのうちに普段できないことをしようかと。
ひとつは、普段じっくり読めない本を読もうかと。
複雑系とフッサール後期の現象学をもう一度。

(以下、雑談)
複雑系とは
一見、予測不可能なものを予測するための論理体系で、たとえばシマウマの縞や蝶の模様にある一定の法則が見出せるのであれば、ただのデッサンがあるリアリティを獲得する。加えて、進化発生生物学とも人間の知覚が結びつく。
グラフィックデザインの中にいかに根拠を探るか(そもそもそんなものを探るべきでないのかということも含め)ということについて考える機会があって、目指す所は小手先のビジュアルの大量生産でなく、積み重ねられて行くべき自然科学だと仮定したときによりどころとなるものがそれだったから。あるビジュアルによる効果を一定の根拠に基づいて多少なりとも予測することはできまいかという仮説。天気予報のごとく。仕事において重要な確実性や安定感を獲得できるのであればすがるべきものだろう。一方で、意味あるビジュアルが心を動かすビジュアルではないということはよくわかる。

現象学とは
無色透明な客観的世界は存在せず、あらゆる認識行為は主体による生活世界の主観的確信であるという前提に基づいている。その主観的認識をなしにして、意識を純粋な理性機能として取り出し得ないかというもの。これについては(自身も含め)認識という行為を紐解き解体することによって、より広いデザインの方法論を獲得できはしないだろうかということ。デザイン界で良く用いられる”AFFORDANCE”も認識の話だが、もう一歩踏み込んでみるとどうなんだろうというわけ。

建築系は高等教育機関出身者がほとんどだが、その他の分野のデザインはそうでない人も多い。その中でアカデミックに考えてみるのもひとつかと思いまして。学生時代にひととおり読んでいたはずなんですが読み直すと意外に忘れているものです…。

世の中に出て売れているものを見てみればそれと逆行する考え方でつくられたものも多いのはよくわかっているつもりだし、そんな形而上学考えてて手を動かさずにどうするんだということかもしれないが、ま、要するに勉強しなきゃと思ったということ。
あとは、形の文化会編の『形の文化誌』がなかなかおもしろい。
そういうわけでデザインをとりまく文法を強化するGWとなりそうです。
みなさまも素敵なGWをお楽しみ下さいませ。
cottのキッチン
キッチンに業務用冷蔵庫が入りました。
ちょろちょろといろんな方にお手伝いいただきながら、
ひととひとの関係性の中で徐々に空間が出来ていきます。
空間を創るプロセスの中にだれかのアイデアや夢を盛り込みます。
ツリーハウスのときよりもじっくりと時間をかけて。
yy

みんなのダイニングルーム

Your Dinning Room
cott仮設ダイニングルーム

今日はご近所さんと友人のおかげで仮設ダイニングルームができました。ほぼ掃除しただけですが。
淡河町とデザインに関する情報&交流サロンです。
この「場所」に関わってみたいという意志のある方。デザインな方。大歓迎。
(もちろんこのブログをご覧いただいている希少なる淡河町民のあなたは言わずもがな大歓迎)

こちらの部屋、夜以外は常に開けてますので適当に入ってご自由にお使い下さいませ。
無線LAN完備。電子レンジ、ポット、冷蔵庫、トースター、炊飯器、コーヒーメーカー、エスプレッソマシーン、各種食器、アルコール類等あり。
ただしコーヒー、紅茶、エスプレッソ等、セルフサービスです。
適当に冷蔵庫のものなどを飲んで構いません。
ただ、飲み食いした分、適当に代わりのものを置いていってください。
ない場合は募金箱も置いてますのでそちらでもOK。
片付けもセルフ。「来た時よりも美しく」が基本でおねがいします。美しすぎるのも大歓迎。
「ご自由に」とはいえ、モラルある利用が前提での「ご自由に」であることをご理解下さい。
私に用のある方は一応事前にアポをおねがいします。
まだ塗ったりはがしたりしようと思っていますので、たまたまそのタイミングでお越し頂いた方、汚かったらすみません。
外部の柱に臭くて有名な防腐防虫剤を塗ったのが、すきま風で室内まで漂ってきて少しの間、臭いですが、すみません。
cottで遠足
お弁当もってぜひ。

一応まちの共用スペースがメインなので先客のおばちゃんがいるやもしれませんが、私のパーミングなヘアーを見て
「せやけど若いもんはこんなもんや、わたしの孫もほんま寝とる間にハサミ持って来て切ったろうか思うわ〜」
と言って下さる素敵な心優しき方ばかりなので仲良くして下さい。
農村では予測不可能なことはおおらかに許容しましょう。

農村の原則は相互扶助であり、たくさんのものを共有しています。
同じ水を使って田を耕し、並んだ畑を耕し、災害や不幸のときに助け合う。
だからこの事務所もまちに開いて共有するのです。
ここでいろいろできているのも近所の方のおかげですから。

余談ですが、近頃シェアハウスだったりシェアオフィス、コーポラティブハウスだったり、意見のシェアだったり、空間や思想に関して「シェア – 共有」という言葉がしばしば聞かれますが、わざわざそれを口に出しはしないものの、それこそ農村のコミュニティの根底にあるものは「シェア」という概念なのです。共有というか、助け合いといった方がニュアンスとしては近いかもしれませんが。新しく見えるものも実は古いものの中にたくさん潜んでいます。

今日頂いた嬉しいひとこと。
「のぶちゃんちも少しずつハイカラなっていっきょんのぅ」だそうです。
母屋の方の改装もがんばります。セルフビルド、古民家改修などにご興味ございます方、お手伝いよろしくです。

あと、看板の文字ええのう。かいらしいがな。と、タイポを褒められて嬉しいもんです。
cott事務所
ゆるやかな場をつくるにはプロセスを共有することもだいじ。空間が仕上がっていなくても、「コミュニケーション」を相手にするのであれば「場」づくりは既にはじまっていると捉える。
(ソフト、ハードを含めて)まちに開かれており、予測不可能性を最大限に許容する空間であること。かつ隠れた部分も有すること。

yy

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