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Treehouse Blog of cott

田舎あそび2

農作業最盛期
竹を運ぶ
竹デッキ
ゆがふ舎展
田舎の上質なインテリア
縁側にて
そうめん流し
現場肌の自身を再確認。竹をどんどん使いましょ。農作業の休憩のための簡素なデッキ。青竹踏み。人の肌色に映える竹の色、そして緑。色素。村がデザインを必要としているか否か。都市に売り渡してはならぬ魂とは。フィールドワーク。
土偶ディスプレー

豊助饅頭

豊助饅頭
先日D&DEPARTMENT OSAKAのNIPPON VISION4に持参した淡河町の名物豊助饅頭。超薄皮のこしあんは1882年から120年以上守り育み続けられてきたスタイル。
木の皮をはいだだけという簡素なつくりにもかかわらず、ひとつひとつ異なった表情を見せ、風味を閉じ込めるエコロジーな包み。
そして一個60円という価格もまた魅力的。

地域の産物をPRするのは全国各地に散らばる地デザイナーたちの義務。そして全国各地から年に一度、地域の商品とそれにまつわるデザインを展示、プレゼンなんてやってみたら楽しいかも。

ことばについて

近頃ブログの更新が気まぐれになってきてしまっている。ブログに挙げるからには何かしらのまとまりのあるテキストなどにしないといけないが、Tweetsと重なるところもあり腰が重くなっているのが一応の理由だろうか。

あとは言葉に対してある種の限界なんてものも感じていたりする。

言葉の力の過信。

言葉には力があることは確かだが、力がない。いや、正確には力があると過信しすぎて使う人が多い。

制御可能、自由自在かと皆思い込んでいるが、実はそうでもなくて、言葉はひとり歩きする。
たとえば意見が合わないように見えるとき、実は意見が合っていないのではなく、単に言葉の使い方が食い違っているだけ、というケースは少なくない。新規プロジェクトの会議等で話の方向性が困難を極め、結局突き詰めていけば言葉の定義の議論になっていたという経験がある人もいるのではないだろうか。

「自然」ということばひとつとっても文化圏ごとにコンクリートが自然から取れる材料でつくるものであるという観点から自然であるという解釈もあれば、人間が植林して人工的に湖をつくった公園が自然であるという解釈もあるし、それこそターザンの住んでいるような所が自然だという解釈もある。その大前提が違っていると話が噛み合ないのは当然の話だ。
さらに言葉は「価値感」含んで扱われることもある。たとえば「自然食品」だとか「自然に触れよう、親しもう」というフレーズにおける「自然」という言葉は「よいもの」という価値観を含んで扱われているのは某解剖学者の指摘されるとおり。

つまり言葉は思っているより複雑で、ある文章を読んだときに捉え方はひとつでなく、それぞれ頭の中にある解釈のイメージは違っているという前提で考えたい。
哲学書などでよく行われる論述では「あの人はこの書籍でこう言った」的な引用がしばしば行われるが、その引用が原文を書いた人の意図しない意味で使われて、それがさらに発展した概念になっていることもよくある。少し前からデザイン業界で言われだしたギブソンの「アフォーダンス」という概念などもそうだ。論述の文章でさえもそうなのだから、日常的に使われる言葉についての捉え方が様々なのは想像に難くない。

だったら言葉は力が無いのかというとそうではない。それを介すことで円滑なコミュニケーションを可能にしているのだから。それに、解釈はさまざまということは、想像力をかきたててくれるということ。

力を持つ言葉

人の心を動かすものは別にいいことや理想論ではない。
いいことや理想を考えて言うことは誰だってできる。
そこに人の気配が加わることで初めてそれが力を持つ。

断片的な現象の長い蓄積の中から断片的なものを意図的に取り出すことは少しの時間さえあれば容易なこと。だけどそれを並べたところでそれが力を持つかどうかは別問題だ。
たぶんあえて考えて言葉にしたものよりも、経験の中からふっと浮かんだものの方が強かったりする。

そんな風にナチュラルでいようと思うので書こうとして書こうとするのは仕事以外ではやめておく。別にいいことを言うつもりはないけれど「なんとなくそうだな」、なんてことの中に身を置いておく。

何だって理由づけはできる。
そんなもの置いといて、何かを可能にするのは本気と覚悟。
変な理由裏付けはあれどもそれをつらつら述べるつもりはなくて
気持ちとか意志とかそういう不定形なものでぶつかる。人間だもの。

自身のルーツに近いところで各々の能力をうまく生かすためのあれこれを探る。
来年初旬あたりにはある程度の環境整備ができている予定なので
同士を集めるアクションをぼちぼち進めていきたいと思う。
生命力

強いことばを持つおすすめ書籍

「言葉」ということで思い出したが、『風の旅人』という雑誌を学生時代からずっと読んでいて、2003年の創刊号から全て棚に並んでいる。

事物の本質を突く鋭さを持った少しお難い随筆に、頭を後ろからどつかれたようなインパクトのある写真群。切り口が秀逸で、数多くの有名作家も寄稿されていたりとなかなか読み応えがある。

また、被災地の現状について編集長のブログで報告されているので参照されたし。
http://kazetabi.weblogs.jp/blog/2011/03/post-f9e5.html

他には、一癖はあるものの写真家の藤原新也氏の鋭い言及も、なかなか好きでよく読んでいる。彼はWEBマガジンを創刊するそうで、社会言語をより健全な姿に戻すための「足」を確保する試みだそうだ。
http://www.fujiwarashinya.com/wm_intro.html
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php

あとは、太郎さんの『強く生きる言葉』や『自分の中に毒を持て』、パウロコエーリョの『アルケミスト』なんてものもおすすめ。興味があればぜひ。

なお、GW期間の営業については、カレンダー通り4/29~5/1、5/3〜5/5を休業日とさせていただきます。

安福

北神合同情報誌『ほくほく』創刊号

北神合同情報誌『ほくほく』
DATE: 2011.04
CATEGORY: Graphic Design
FORMAT: A4版両観音開き8ページ
CL: 神戸市北区役所
ED: HATADA Noriko / YASUFUKU Yusuke
AD/D: YASUFUKU Yusuke
CW: 北神合同情報誌編集委員会
NOTE: 神戸市北区北神地区の合同情報誌創刊号。北神地区の各家庭に配布することで地域を知り、地域内の対流促進を目指す。また地域に愛着を持ってもらい、各々が地域外の人に案内するガイドラインにしてほしいとの思いから発刊。まずは北神地区の魅力の基本的なものをざくっと拾う。北神戸の戸を開くというコピーと両観音開きの誌面で北神地区の入門誌ということを表した。次回以降は地元住民で編集するからこそ得られる、しかも地元住民でもなかなか知らないニッチな情報に切り込んでいく予定。
役場や一部店舗、cott事務所などで入手可。中面をご覧になられたい方はぜひお手に取ってご覧いただきたい。

神戸といえば港のイメージが先行するが、実は面積で言えば圧倒的に山。
港から山を越えたところにある北神地区は豊かな土地の資源に恵まれ、
目、耳、鼻、口、手。五感で感じられる場所がたくさん。
北神を拓くということは
自然界にいる八百万の神の戸を開くこと。
そこにリアルな神戸の姿を垣間見よう。

農村に浮かぶ極楽浄土

寄り添って
燃えるように咲き
ひらひらと
舞う

ひらひらと舞う光の粒を見ていると
空中に光が浮かぶその瞬間に
命をかける意志を感じて
毎年少しはっとする
淡河の夜桜
淡河の夜桜
少し前の話になるが、淡河町内の夜桜を撮影してきた。夜、車で暗い田舎道を走ると突然極楽浄土ではないかと思う程の光を放つ夫婦桜が浮かび上がる。個人のお宅に咲く桜だが、毎年約20機もの投光器を使って趣味でライトアップをされているのだ。この季節、この場所限定のコミュニティも見られた。被災地にもそろそろ彩りを添えてくれていることと思う。
あるものを切り取ってクローズアップするという観点からすれば、ライトアップも編集だ。純粋な田舎のおっちゃんの編集が嬉しい。

我々の日常の中で燃えるように咲き、はかなく散る桜。仮に、桜を見たときに感じる「美しい」=「はかない」と定義してみるのならそれを美しいと思うのは、時間が変えてしまう全てに対する無常観。そして自身の行く末を投影した像に対する畏怖の念。そう捉えてみると、花見は東洋の文化だと合点。感動は量的なエネルギーでなく、瞬間に燃やすエネルギーより。

鎮魂歌

「証明」
誰かを想うということ
或は
誰かに想われるということ
キキとジジのいる街
「希望」
今日一日の終わりに
となりに眠るだれか大切なひとの
体温を感じること
鳥と空
「代償」
誰もが日々
なにかを得、なにかを捨て
或は
なにかを捨て、なにかを得る

築くことではなく
耕すこと
丁寧に耕すこと
気球が飛ぶ朝
ぼくらは漂う
いつのまにか、上を目指すことこそが
幸せなものだと思い込んだまま
それがごっそりひっくり返されて
また思うんだ
幸せに気付く時間があることが
しあわせだと

今日もなにかが始まり
なにかが終わる
誰かを守るために今日を生きる

たいせつなことは
生きているということ
いまあなたが生きているということ

——————谷川俊太郎「生きる」へのオマージュとして

ちいきいと vol.2 おみせ篇

ちいきいと

“ちいき”と”楽しさ”を繋ぐスライドトークショー

“こうべ”市内の各地域でご活躍中の方々に、あるお題にちなんだ地域の「一枚の写真」を同時に出し合い、それぞれの地域自慢や、お互いの地域を褒め殺しあうスライドトークショーです。
各地域にある何気なく見ている地域を楽しく感じていただき、そして、色々な”こうべ”が発見され、”こうべ”として繋がっていく? そんなひと時をお楽しみください。

開催概要

1.日時
平成23年3月25日(金曜)
19:00~

2.会場
KIITO(神戸商工貿易センタービル26階)

3.出演
慈 憲一:灘百選の会
森本アリ:塩屋百景
チームD : 6名からなる神戸在住のクリエイター集団(垂水区、北区)

4.コーディネーター
岩淵 拓郎:C.A.P.

5.参加費
無料

6.定員
30名程度

7.申し込み
申し込み先  chiikiito☆kiito-kobe.net 迄(送信の際は、「☆」を@に変更してご連絡ください。)
問い合わせ  神戸市 企画調整局 デザイン都市推進室 本田 078-322-6575
http://www.kobe-designhub.net/kiito/chiikiito.html

———————————————————
デザインはコミュニケーション。そこにある関係性を考察し、問題点や目標を設定し、新しいものともの、ものとひと、ひととひとの関係性をどう見出すか。もしくは見出さないか。ときにはデザインしない決断だってあります。

チームD(仮)の一員として、北区なおみせを農村地域で活動する地デザイナーならではの視点でご紹介させていただきます。神戸市の面積の約44%を占める神戸市北区には他の区にない魅力がたくさんあります。それらに潜む関係性に加え、現代社会への問題提起をも示唆する内容を話そうと思っています。いろんな地域が糸で繋がっていく様相が見られたらと、私自身も楽しみにしています。
安福

ひとりひとりにできることを

来週14日〜1週間、新規案件は受けられませんのでご了承下さい。
ひとりひとりにできること、考えます。
日本全体で支えましょう。
いま本当に大切にすべき事、本質を見て下さい。
捨てるものは捨てましょう。
明日の業務をこなすことよりも大切な、守るべきものはありませんか。

被災地の方へ。

東北関東大震災関連リンク(NHK)

NTT東日本

災害用伝言ダイヤル「171」と災害用ブロードバンド伝言板「web171」

<伝言を録音したい方>
1.「171」を押す。
2.自宅の電話番号を押す。
3.伝言を録音する。
<伝言を確認したい方>
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.安否を確認したい方の電話番号を押す
3.録音された伝言を再生する。

NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス

iMenuトップの災害用伝言板リンクからアクセス
伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県
PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi

KDDIの災害用伝言板サービス

EZwebトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へアクセス
安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/

ソフトバンクモバイルの災害伝言板

http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス
安否情報の確認はhttp://dengon.softbank.ne.jp/

ウィルコムの災害用伝言板

http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/
他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/

eモバイルの災害用伝言板

http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ
安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/

もしTVが見れない方はUstreamで

NHK公式チャンネル
TBS公式チャンネル
Ustream Asia 公式チャンネル(フジテレビの再配信)

交通情報

日本道路交通情報センター

ラジオ

radiko – エリア制限が解除され、全国でインターネットでラジオを聞けるようになりました。

こころが折れそうになったら

PRAY FOR JAPAN

主に被災地以外の方へ。

個人にできる心がけ

西日本の方は最低限、普通程度に節電。(チェーンメールが出回っていますが、西の電気は東へそのまままるごと送れませんし、変換容量に制限があるので普通程度で構いません。)東日本の方は、本当に必要なところに電気がいくよう、節電。

電話やメールによる関東、東北への必要な連絡以外は最小限に。
何も生まない不平不満、まぎらわしい情報、不確かな情報を大多数に発信する事は自粛。直接関係のある情報は噛み砕かずに発信しない。偽善だ自己満足だどうだという議論だってどうだっていい。
ちいさいけれどひとりひとりの心がけ。
地震報道につかれたあなたへ贈る、笑顔と涙と勇気のコンテンツ

被災者救援ボランティアは募集がかかるまで我慢

何かをしたいという気持ちがあっても、その道のプロが活動するための妨げになってしまう可能性あり。東北の自動車道は一部一般車両は通行不可です。待ちましょう。
今後落ち着いたら震災復興のボランティアに行こうと思われている方に
被災地におけるボランティア活動をするための方法と知識のまとめ

物資の支援をしたい方は

13日11時現在、個人規模の物資の支援を受け付けている公的団体は確認できません。お金が一番手っ取り早いです。yahoo!では13日12時40分現在2億5千万円が集まっているそう。お金は食料に変わり、ガソリンに変わり、毛布に変わり、人を動かせる。
被災地に救援支援物資を送る前に知っておくべきこと
被災地に義援金を寄付するためのまとめ

寄付受付団体まとめ

http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/
Yahoo!基金 http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
SHOW YOUR HEART
オンラインで入金できる東北地方太平洋沖地震の募金サービス一覧
東北地方太平洋沖地震 募金・ボランティア募集の活動 一覧表

それでも動きたい方

それでも動こうとするのであればいつ、誰が、何により、どこの、どういう状況をどんなふうに支援するのか。目的と方法を明確にして、それを共有して下さい。
ご存知のとおり、むやみに行ったところで迷惑になります。
最低限の善意をもとに集まった力で最大限の効果を生むために、どういった団体と協力し、どういう交通状況のなか、どこに向かうルートをどう確保し、どう現地の情報を仕入れ、どういうチームで、どう命をかけて働くプロの妨げにならないのか。二次災害に巻き込まれた際に対策は取れるのか。自身のチームで動く利点は何か。たとえば記録や医療というのならまだしも、物資による支援でヘタに小さなチームで動くのでは争いや混乱のもと。3日ボランティアで動くつもりなら3日お金を稼いだ分をプロに投資をする方がよっぽど生産的。

とはいえマスコミの情報しかないからそれを便りにするしかないが、実際に現場に行かない限り、人々が本当に何を求めているかは分からないもの。
ニッチな活動が求められていないわけでは決してない。地獄絵図を傍観している我々にはなにができる?

もし車やトラックで現地行くなら逆に世話にならぬよう、自身のライフライン、身を守る手段、情報を得、伝達する手段は全て確保。水、食料、ガソリン、火、医療用品、他サバイバル用品、工具類、シガーソケットをAC電源に変換するもの、PCやeモバイルやスマートフォン、各種充電器など、装備、知識およびプロ意識を。活動内容によってはたとえば死体に遭遇しても動じない屈強な精神と、土砂に埋もれても屈しない屈強な肉体と装備。状況によっては助けを呼ぶ声を見捨てることができるほどの冷静な判断力も忘れずに。
10万人の自衛隊が軍用装備で活動をするここに乗り込むのですから。地震前後の航空写真BEFORE AFTER

生の声

盛岡と花巻の内陸部(岩手県)

余談

なお、情報源はできるだけ信頼できるメディアや企業、有識者等より安福個人がほんの微力なれどもできるだけ力になれるよう、「文章という手段を用いて限りなくゼロに近くても被災地の人的被害を最小限にする」という目的のもと、可能な限り間違いのないような情報を取捨選択して何度も修正しながらまとめました。阪神淡路大震災やインドの同時多発テロおよびちょっとしたサバイバル等いくつかの極限状態体験者の考え方のひとつです。「正しい」ことを言っているつもりはありません。この情報はあまり頼りすぎるべきでない類の情報です。不足や間違いは自身の頭で補って下さい。

私がと声を上げてボランティアなり募金なりをする。自己満足だ偽善的使命感と指摘されうるものが単なるおせっかいで、状況を混乱させうることだってありますので、もちろんそれを強制するつもりはありませんし、そうすべきだそうでないと人を責めるべきでない。我が我がと店の商品を買い占めるのだって、もう報道を見てられないと情報を遮断して日常を過ごす事だって、決して責めるべきでない。絶望の渦中でむやみに発する希望言語が賢くないと言うつもりもないし、今のタイミングで原発を今後どうすべきだという議論も決して生産的とは思えない。いま必死に命がけで戦うプロの脚をひっぱってはならない。根っこは同じなのだから急を要する話で状況を混乱させない。(放射能と放射線は違います。不安なのはわかりますが、専門家でもないのに理解もしていない単位や専門用語を持ち出して犠牲者意識で議論の環に加わらないように。)
単純なことで、募金するならする。しないならしない。どうやって希望を繋ごうとあれこれするならする。緊急を要する今の状況下、ただそれだけで、それ以上でも以下でもない。

ほぼ日刊イトイ新聞

淡河そら祭り2009

2009年11月1日に開催された淡河そら祭りの模様を事業成果報告用として8分程度の映像にまとめたので、ここでも公開。(雨天のおかげで機材をしまってしまい、一部資料がなくて残念なところもあるが…。)編集していて、本当にいろんな人のおかげでできたイベントだなあと心から思った。改めて。
(高解像度で楽しめますので、ブロードバンドのPCの方はぜひ再生中にタイムライン右側に出てくる「360p」を「480p」や「720p」に変更して右下の全画面表示ボタンをクリックしてお楽しみ下さい)

というわけで、そろそろ次回の計画始めますか!?

淡河町まちづくりシンポジウム パンフレット

淡河町まちづくりシンポジウム パンフレット
淡河町まちづくりシンポジウムパンフレット中面
DATE: 2011.02
CATEGORY: Graphic Design
SIZE: 420x297mm二つ折り
CL: 淡河町まちづくり研究会
AD/D/CW: Yusuke YASUFUKU
NOTE: N(=NewWave)+OGO=NOGO=農+OGO
農が伸びることをタイポグラフにて表す。比例関係による法則を多く盛り込んだビジュアルによる視覚的美しさは農と共にある生活の美しさのメタファー。会場の色に彩りを添えるよう、メインカラーにはビビットなイエローを選択。地域に新しい風も、感じてもらう。

凸版/活版印刷でいくのだ

MTGついでに仲間のデザイン事務所に亜鉛の腐食版を持ち込んで凸版体験をさせてもらった。

綺麗な空間の一角に酸化しきった油のような独特のノスタルジックな匂いが立ちこめる。インクをのせて、版をベースにセット。スイッチをいれるとベルトがまわり、ペダルを踏む。
半自動式活版印刷機
がちゃこん。
空押しとインクのせバージョン
左はインクをのせず、右はインクをのせて。
左は大成功、右は少し失敗か。
昔ながらの本来の活版印刷から言えば、紙を凹ませない方がいいのだが、近年紙を立体的に捉える動きがあって、強く圧をかけて紙を凹ませることもグラフィックデザインの常套手段となってきた。
実際に機械に触れてみると、ただ単に適当に圧をかけて機械を動かすだけではないことを知る。インクのノリや粘り気、圧力の掛け方、位置合わせなど、本当に細かな微調整が必要なのだ。インクのノリが悪いから圧を強くしたら余計なところにインクが付いたり、凹みすぎて裏が盛り上がったりと、本当に微妙。これも経験だ。デザインするものが現場を知ることはいいものをつくる上で必須。
がちゃこんしはじめたら止まらない。
紙は特Aクッション1mm。Bar cottのコースターに利用。

宣伝ですが、
トランクデザインさんはこれから活版印刷事業始めるための準備中。価格についても乞うご期待!

禊の儀
2月10日に執り行われた禊(みそぎ)の儀。耐える男たち。
御弓神事という鎌倉時代より続く伝統行事の一幕。本番が2月11日午前十時で、彼らにより天と地が繋がれます。特別に信仰心を持つわけでもない、地元の普通の青年たちです。
淡河八幡神社の大鳥居に架けられた直径2mの的に矢を放ち、悪霊を射抜き、五穀豊穣と厄災解除を祈願します。中学生の頃に真ん中に当てて飛び交った歓声が気持ちよかったのを思い出しながら取材をしていました。

追記 2/11
雪模様の中、御弓神事無事終了。
御弓神事
しめはもちほり。みんな必死。1年でおばあちゃんが最も俊敏になる瞬間。食に貪欲な田舎の皆さんはとても健全です。音楽ライブよりもちほり。
もちほり

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