Treehouse Blog of cott
とっておき
- 2014-04-08 (火)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
News of Spring
- 2014-03-26 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
6th Anniversary
- 2014-03-20 (木)
- Tweets -はてしないたわごと-
cottもはや6周年。
良くも悪くも適当にやって来て、
昨年はようやく長年の目標をひとつ勝ち取る事ができた。
舵を切る準備がようやく整いました。いざ7年目。
デザインの世界と関わるようになって10周年。まだ10年であり、もう10年とも言える。昔は比較的新しい設備でデザインの世界に飛び込んだと思っていたのだが、いつの間にか結構時が経っていたらしい。当時Intel Macが発表されたばかりで、早速導入した。新しいものが楽しくて、古い環境に固執している人たちを不思議な目で見ていたのが、今や、そう見られているのかもしれない。(全くストレス無く、といえば嘘になるかもしれないないが、もちろん今も割と抵抗無く新しい環境になじむことができる。)特にデジタル機器がそうだが、当時はウン百万したものが、今や、両手で数えるほどの値段で買えたりする。年に何度もモデルチェンジが行われ、新製品を買った喜びもつかの間、1年もすればもう型落ちになってしまう。新しいスペックのマシンや新しいデバイスが続々と発表され、いつしか、使っている電子機器はほとんどが型落ちのものばかりになっていた。
というのは、プロとして大事なのは性能やツールを追いかけることではないことを身を持って学び、新しい道具に必要性を感じなくなって来たからだと思う。それがどんなツールであるかを知っていることはもちろん大事。だが、どんな時も自分の思考を最大限に広げてくれるのに必要なのは手と頭。あとはある目的を実現するための道具の使い方をちょっと知っているのみで十分に足りているのだ。
本当、クリエイティブなことが手軽に実現でき、思ったことを表面的に広げるツールは本当に発達した。そのうちタブレットで書いた絵をそのまま印刷会社に、というようなサービスも出てくるだろう。WEBも同様に、素人でも簡単にページを作って全世界に情報を発信し、運用することができるサービスが広がっている。
クリエイティヴィティが誰にも近くなったのは本当にいいことだと思う。だが、表面が広がって喜んでいるのではエンドユーザーと同じであり、そこに飛びついてねこじゃらしで遊ぶ猫みたいに喜んでいるのはちょっと違う。
プロの域は表層のしつらえでなく、仕組みそのものを整備して行く方向にシフトして行きつつあるように思う。かたちに潜む意図を考えられるプロフェッショナルでなきゃ、淘汰されていく。(理想を言えばそうだろうが、プロでなくともできる世界のデザインもきっと残るだろうが、そこは絶対的なテクニックやノウハウでプライドを持ってやろうと思う。)
Shinsaku Munemoto & ASSOCIATES, ARCHITECTS.
- 2014-03-10 (月)
- cott Works -ポートフォリオ-
DATE: 2014.02
CATEGORY: Web Design
URL: www.smao.jp/
CL: Shinsaku Munemoto & ASSOCIATES, ARCHITECTS.
AD/D: Yusuke YASUFUKU D/PRG: Takafumi HORI
当所でウェブサイト制作を担当させて頂いた宗本晋作建築設計事務所が求人を募集しています。2013年には関西建築家新人賞を受賞され、急成長中の設計事務所です。設計がやりたい気持ちに答えてくれる事務所だと思います。詳細はArchitecture Photo Job Boardにて。
ついでに、最近納品した建築関連広報物。
cottの代表は一級建築士を持っているので、図面をイチから書き起こしもなんのそのです。
展覧会情報
- 2014-03-03 (月)
- Event News -イベントのお知らせ-
展覧会が既に始まっています。今回も淡河帖を出品しています。
東京ミッドタウン・デザインハブ特別展
2月28日(金)〜3月23日(日)11:00~19:00(会期中無休・入場無料)
メビック扇町特別展
3月7日(金)〜3月29日(土)平日:11:00〜21:00 / 土日祝:11:00〜19:00(会期中無休・入場無料)
詳しくは、my houme town わたしのマチオモイ帖ウェブサイトにて。
3月15日(土)13:00〜15:00Mebic@扇町は安福もトークセッションに出演予定。
環境観察
- 2014-02-22 (土)
- Way of Working -cottのお仕事-
お客様がメニューを見て悩んで、店員が注文を聞いて、
どのような体験をして、どのように帰っていくか
という一連の様子を近くでこっそり聞いてきました。
こっそりお店に伺ってお客様を実際に体験してみたり、お客様観察などはなるべくするようにしていて、実際にどう使われているか、近くで見て体験してみることは大切。作ったものがイイ感じの配置で置かれていたり、すてきなキャッチコピーが使われていたりと、お客様自身が発見を見出して、作った時に意図した使われ方と異なった使われ方をしていたりと新たな発見をすることも。むしろ意図されてないものの生まれ方を考えて、余白を残してデザインすることの方が大切ではないかとすら思う。
例えばフチなしのデザインを渡したのが、いつの間にか家庭用プリンターでコピーされて、ひと回り小さくなってフチありで刷られていたりすると印刷業という枠にはまった専門家からすると気になるが、お客様と店員さんにはそれほど気にはならないところだったりする。
環境観察を通じてそんなことよりもむしろ大切なものが見えてくるのだ。それがデザインと単なる印刷、出版業との思考の違いかと。
チラシ一枚の依頼なんかも、店の全体像あるいはまちの全体像、あるいは世界の全容を把握しながら取り組むのは我々の職域での責任です。
今日もあなたがお店で楽しい食事をしている時に、
近くでこっそり耳をそばだてて話を聞いてる人がいるかもしれませんね…
白いさんぽ
- 2014-02-19 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
Round Corner
- 2014-02-12 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
Spring is just around the corner
- 2014-02-05 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
立春を迎えました。
全国的に冷え込みましたが、事務所のキッチンは屋外。
このグラスで夏にビールが飲めたらなあ、という話は置いといて、
最近「伝統」に関わる仕事もしているため、暦を意識していて、
自然界と密に関わりながら日常を暮らし、
文化を育んで来た人の姿勢から改めて学んでいます。
1年を自然界の動きによって72に分けた七十二候というものが
中国から伝わって来て、日本風にアレンジされて使われていたというのにも
季節に非常に敏感に暮らしていた事が伺えます。
また、中国の暦は正月である春節。去年は中国の四川省にいました。
同時多発的に起こっている現象を意識できるようになるのも想像力の糧です。
ふと窓の外に目をやると大粒の雪。
これから少しずつ春へと向かいます。
Shelf by the window
- 2014-01-19 (日)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
休日ということで図面とにらめっこするのもほどほどに、
倉庫から廃材をひっぱり出してきて、
実物とにらめっこしながら
図面の寸法よりも身体感覚を頼りに
組み立てて完成したのがこちら。
ブリコラージュ棚。
ある程度仕組みだけ設計しておいて、
あとは身体感覚や偶発性を許容しながらかたちができあがっていきます。
つまりはカタチの中にモノガタリがあるわけです。
まるで鳥が巣をつくるようにこれからも飾りがぶらさげられたり、
収納物に合わせてサイズが拡張したりしながら、
カタチが変わっていきます。
塗装もそのうちやろう。
デザインを考える人は「カタチ」はもちろんのこと、「仕組み」に目をむけて。
というわけで新年に掲げた目標「身体感覚に近い所でのものづくり」を
早速実行しています。
新年早々より走って来たご褒美。
充電完了で、明日、いやむしろ今からがんばれそうです。
Source
- 2014-01-15 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
New Year’s Resolutions For 2014
- 2014-01-08 (水)
- Rocal Design Life -農村デザインの日常-
やっと年賀状を発送しました。
昨年に引き続きcottの年賀状は
いただいた年賀状を返すかたちでの寒中見舞いになってしまい、
新年早々の反省から始まりましたが、
来年はそんなことがないよう、ささやかながら今年の目標を
お伊勢さんに誓って参りました。
一点目は「絵を描くこと。」
仕事において質の高い意匠を作り続けていくため、というのはもちろんですが、
スケッチの精度を上げて、PCを触っている時間をもっと短くして、
PCでうだうだしている時間をできるだけ短く、パリッと仕事を終わらせようということ。
二点目は「体を動かすこと。」
といってもわざわざジムに行ったりするわけでなく、
その場所らしい自然な力の使い方を日常的にしていたい。
つまり去年はあまり手伝えなかった田んぼをもう少しお手伝いをしたり、
近所の帝釈山頂に登って淡路島を望んで構想してみたり。
仕事でどんどんモックアップをつくるってのもひとつでしょうか。
どちらも「身体感覚に近い所でものづくりを」
という意味では似た目標なのかもしれませんね。
PCの画面だけ眺めていると、どこで誰が作っても
意識しておかないと同じようなものに近づいてしまいがちですからね。
2014年もcottらしくいきたいと思います。今年もよろしくおねがい致します!
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