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2013-01

Energy

所長さん、少しの間中国へ行ってくるそうです。
向こうへは荷物をできるだけ軽くしていきたいらしく
仕事を極力持ち込まないと言い張ってまして、
ふざけつつもいつになく真剣です。
cott事務所
高価な寝袋をゲットしてふざけて寝袋にくるまってたが、いつの間にか真剣に働くの図

プロジェクトそのものがとてもおもしろかったり、
それにアイデアを足していくといつの間にかおもしろいものに変容しつつあったり、
いろんな人との関係性の中でこれまたおもしろく変容しつつあったり、
単純にドラマやドキュメンタリー、流行りの音楽やアートにインスパイヤされたり、
はたまた山を越えた後のデート、家族や友達との時間を楽しみにしていたり、
ポジティブなエネルギーを力に変えてく。

それはきっと誰にだってあてはまること。
素敵なことです。

cottもだれかを感化させて化学変化を起こせるような、
まっすぐな視線ではい続けたいと思います。
なにか嬉しいことを考えながら、
前を向くエネルギーに変えていきましょう。

中国では先端のグラフィックデザインはもちろん見るとして、
思想と一体となったカタチ、
つまり人のよりどころとなるものの中に、カタチはどのように存在するか
そこにしかないカタチがいかに生まれ、変容しているか
をその目で見てくるそうな。

伝統や文化は案外適当にできていたりもする
とも言っているのですが、じゃあ、適当につくろうか。
ともならず、結局のところ、真面目か!です。笑
むしろ掘れるところまで掘る。分解できるところまで分解する。
ある種のオタクですね。
例えるのなら、「より制約に縛られるための考古学者のような調査でなく、
より自由につくるための分解作業」らしいです。
うまいこと言ったようですが、わかりにくいです。

1/29(Tue)〜2/21(Thu)
そういうわけで上記期間中は安福宛のメール、電話のお返事が遅れる恐れがあります。
とはいえ、今抱えている案件は全て持って、むこうで制作もしています。
安福個人への携帯電話も日中であれば通じます。(携帯電話へのメールはご遠慮下さい。)
直接ご連絡いただく方、通常の国内通話料と同じ料金でご連絡いただけます。
現地の電波状況により、もしかしたら少しご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、
万全のサポート体制で臨みますので、ご理解の程、よろしくおねがい致します。

追記
特に特別な手続きの必要もなく、全世界でつながる携帯電話やパソコン。
過剰な設備と膨大な資料から解き放たれて、
この手とこの脳味噌を頼りにいざノマドワーク。

また、今回はLCCを試してみるのですが、神戸から東京行くのとだいたい同料金で中国上陸。
インターネットで予約して、帰りの便はむこうに上陸してから考える。
まるで東京出張かのように中国出張。
そんなふうに海のむこうが近くなったのは我々の仕事にとっては素晴らしいこと。

さまざまな価値感が鎖国状態の日本。
おかげでか、おかしな和洋折衷のデザインをよく目にする。
まぁそこも日本らしいと言えば日本らしいのですが、
もっと品格を保った「らしさ」を提案したくなるのが正直なところ。
特にトラディショナルに関わるデザインをするのならば、
内から発信しながら、もっと外からも見なければ。

東洋と西洋のグラジュアルな変化をなぞりたい。

yasufuku

ちいさな求心力

道の駅 淡河から徒歩15秒。
というか道の駅の建物の裏。
えべっさんがあります。
私自身ここの存在を知ったのはごく最近で、実は足を踏み入れたのはこれが初めて。
初めてながら10日はここで御神影を売る当番をさせてもらっていました。
道の駅淡河の裏のえべっさん
小さいえべっさんながら、町民の1/10近くが来たでしょうか。
(ど平日というのも相まってか、参拝者の年齢層は高く、
10〜30代の参拝者はおそらく1名。)
まだまだ根付く習慣。
悪いことが起きたら神頼み。いいことが起きたら神様のおかげ。
そういった原因を他に求める思考は個人的にはあまり好きではないが、
そういった習慣から起こる出来事はそこに住んでいる者にとって
意外におもしろかったりするので否定はしない。

参ったあとは、ぜんざいをすすり、火にあたりながら、生まれるささやかなコミュニティ。
生活に火があり、火の扱い方をよく知っているということ。

こういうちいさな求心力を持つ場所での定点観測もおもしろいなと思った。
剣道をしていた頃以来、15年ぶりぐらいの長時間の正座は辛かったが、
たくさんの方と新年の挨拶ができた。またやってみたい。

年始の迎え方

除夜の鐘
自宅から車で1,2分のお寺で鐘を撞き、
淡河八幡宮鎮守の森
車で1分の神社で初詣。
初詣
からの、おみくじ。
おみくじ
で、火にあたっていたらたくさんの知り合い。
31日の紅白が終わってから数時間の間で30人以上と話したように思う。

そんな大晦日の他にも消防団の年末警戒や恒例の同窓会などもありつつで、年末をいつものように同世代と過ごしたおかげか、変な使命感みたいなものから解き放たれて、肩の力を抜いていいスタートが切れているような気がします。

今年は、
地域というものに対して住人として自然体でマイペースに。
デザインに対してプロフェッショナルとして鼻息荒く真面目で丁寧に。
年鑑やコンペに出したりと、肩の力を抜いて純粋にものづくりを楽しんでければ。

謹賀新年

2013cott年賀状
新年あけましておめでとうございます。

2013、巳。
古くなった皮は脱ぎ捨てて、未だ見ぬ世界へ。

皆様にとって素敵な一年になりますように。
本年もどうぞよろしくおねがい致します。

cottは今日から瓦葺き事務所での営業開始です。
なんとか片付けが間に合って、ヨカッタ。。
cott事務所
が、あわてて引っ越してきたからか、埃も連れてきたようで、お掃除さんを雇いました。

お掃除ロボットです。
椅子にがんがん体当たりしてきたりしますが、小さなからだでいつの間にか部屋中くまなく掃除してくれていてかわいいです。掃除がしやすいように、床に物を適当に置かないように心がけられるようになるのもまたいい。
お掃除ロボット
機械にいい意味で気を使わされるというある種近未来的な状況にわくわくしつつ、
赤くて丸いペットともども仕事はじめ。

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