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2010-09
そばの花速報
- 2010-09-29 (水)
- cott Photo -コット写真部-
瀬戸内国際芸術祭
- 2010-09-25 (土)
- Event Report -イベントレポート-
地域活性化という便利な5文字
いま、地域活性化という言葉だけがひとり歩きしている。
地域活性という言葉は便利に使えるから、実際はそういうところがプロジェクトの芯でもないのに信用性を獲得するために乱用されがちだ。
地域活性という大義名分を傘に着せてアートおよびデザインで活性化。
それは一時的なもので、そのイベント期間が終了したら地域が疲弊しただけだったということもよくある話。
アーティストが農村地域を展示場とするだけであってはならず、その地域の文脈を生かす趣旨で行わなければ今後に続くものにはなり辛い。企画書を持ち込んでこのとおりやりましょうというのでもいけないし、あなたがたの意見を聞きたいです、と意見を募っても出ない。耳を貸そうとすらしてくれないことも多い。その地の場所、人に寄り添って、膝を突き合わせて話をする。その地のまちづくりの意向と共同するのは本当に難しいと思う。(一応当事務所も都市と農村を繋ぐという意味で農村地に寄り添っている。)
島国で育まれたおおらかな心。
ただししばらく前に伺った瀬戸内国際芸術祭の場合。
意外に悪くないと感じる。
それほどに島民の心がおおらかに開かれていて芸術祭に花を添えていた。あとはその島民の心が消費されないことを祈るだけだ。
エコブームも手伝ってか、最近のアート好きな観光客などは概してマナーが良いのであまり言う必要もないのかもしれないが、このブログを見て行く人は島の人たちの生活空間にお邪魔させていただいているという感覚は常に持っておくようにしてほしい。
おすすめは島で普段から営業しておられるさびれた看板の食堂。安くてボリューム満点でその土地の味を味わえる。隙あらばお店のマスターとのコミュニケーションも楽しみたい。豊島の玄関口、家浦港の目の前にあるシーサイド大西など。
他にも豊島の唐ト港でボルタンスキーの心臓音のアーカイブへ行く途中にある島おとめという公民館の利用していると思われる食堂。乙女がたくさんいて華やかですねとからんでみれば、ちゃんとすてきな笑顔であらやだ~と返してくれる。
顔ぶれを見れば分かるがもちろん作品群は秀逸で、ひとつひとつ作品としてちゃんと楽しめる(ものが多い)。地域との関わりも含めてもわざわざ遠出して行く価値のある芸術祭だ。
開催期間はあと一ヶ月余り。興味があればぜひ足を運んでみてほしい。
これはうちでもやりたい…。わらアート。
http://setouchi-artfest.jp/news/post/761/
たまには
- 2010-09-24 (金)
- Tweets -はてしないたわごと-
今日は事務所でグラフィックデザイン担当ブレーンのKENTA SHIBANO氏と推敲を重ねています。
KENTA SHIBANO氏のサイト
ALPHALISM
久々にポスターってことでテンションあがってます。
どんなかんじのポスターかというと,,,
ぼかしフィルター。
神戸市内のいろんなところに張られてからのお楽しみ。
事務所の散らかり具合。体をいたわることを知らないこの感じ。
たまにはいいですね。学生時代を思い出します。
いいものができそうな予感。
SOUNDSCAPE
- 2010-09-21 (火)
- Tweets -はてしないたわごと-
先日、イベントそら祭り京都2010の手伝いに行ってきたのですが、
いらないというので眠っているのももったいないと思い、ライブアート作品たちをいただいてきました。
事務所の外に飾ってみたけど、ますます怪しい雰囲気で近づきがたくなっているような…
中に飾る方が良いでしょうか。
こんな風に直感で自由に絵を描きたいです。
時間ができたら無心で絵を描こうと思いはじめてはや3年ぐらい経つだろうか。
ちゃんと時間をつくろう。
ああでもない
こうでもないと
理論尽くめでぶつぶつ言いながら
ものづくりに燃える人に見えるけど
それは仕事のスイッチが入っているときの話で
実はなんやかんや
非生産的でくだらない話をしているのが一番好き。
はい。田舎のおっさんです。
近頃プライベートでシャッターの回数が減ったのはそういうわけなのだ。
シャッターを押したいと思う瞬間が減ったわけじゃなくて
シャッターを押すのももったいないと思うほどに貴重だと思う瞬間が増えただけ。
京都のサウンドスケープアドバイザーさんと知り合う。
京都タワー展望室におけるサウンドプロデュースなどをされていてとてもやさしい音を生み出す方。
草や風の音、虫の声、人の活気、の中を吹き抜ける風のようなきもちのよい時間でした。
謙虚に寄り添うように、ゆったり一歩ずつ、だけれど軸をきっちり据えてひとつひとつ丁寧に制作されている姿が
仕事とうまくリンクをしていてとても豊かな生き方をされているなあと共感しました。
サウンドスケープの基本は日々を取り囲む音に意識を向けること。
そんな姿勢が日々を丁寧に、豊かに生きる上での基本になっているんだろう。
ドビュッシーをドビュちゃんと呼ぶところに愛を感じました。ドビュちゃん好きに悪い人はいません。笑
茅葺き屋根とばっちりリンクするサウンドです。
ON A SUNDAY AFTERNOON
- 2010-09-12 (日)
- Tweets -はてしないたわごと-
日曜の昼下がりと夕方の間ぐらいに、縁側に座って眼下に広がる田園風景を見下ろしながら(うちの家は村の様子が一望できるところにある。)
たとえばある方角に向かう軽トラについてだったり、田んぼの脇に立ち上る白い煙についてだったり、
村で日常的に営まれる風景について他愛もない話をするおじいさんとおばあさんの話をうつろに聞きながら
下の間の畳にごろごろ寝転がって買ってきたばかりの漫画を読む幸せ。
ときおり家を通り抜ける風と虫の声のやさしさに、ここのところ休みなしで動いていたことからくる非日常感が相まってこの上なく気持ちいい。
そうこうしていると近所の犬がいつもの鈴の音を鳴らしながらやってきたらしい。
ダイニングテーブルにあった古くなったパンをあげる。
また漫画を読んでいると父の車のエンジン音とともに弟と妹の声がする。
なんだろうこの感覚。
日本的な造りの民家かつ大家族制度でなければ味わえないこの上なく贅沢な時間。
忙しいときこそこういう穏やかな時間の過ごし方を心のどこかに持っていたい。
最近は田舎でデザイン事務所をやる意味について聞かれることがよくあって、そのときはそのときで客観的な物言いで御託を並べるのだが、
結局のところ一番の理由はこういうところに収束するんだろうなと思う。
そんな日常のひとこま。
Dig up a Rhythm
- 2010-09-10 (金)
- OGOGOGO! -地域活性への道-
少し前の話ですが、東京から先生をお迎えして淡河八幡宮弓道場にて和太鼓の練習。
淡河川沿いにあり、その川を抜ける風がとても心地よい。
作法がある東洋発のものって決まってそうですが
背筋がぴんと伸びるようでした。
一挙一動を丁寧に行うことで体の軸がすっと伸びると共に心も洗われる気がするから不思議なものです。
最近はヨガが流行ってますが、日本人にはこっちの方が合うのでは。
余談ですがいま、全国各地で古くから伝わってきていた音楽がたくさん消えており、
その土地に伝わってきたリズムが消えてしまうのはとても残念。
とりあえず自分たちの生まれ育った土地については見過ごせないので
淡河の地域に古くから伝わるリズム、話、歌について調べてみて価値を発掘し現代にアレンジしてみたいと思います。
情報あれば飛んでいきますのでご教授下さい。
まだ不定期でやっているのですが、たたきたい方もおられましたらご一緒にぜひ。
「日本のふるさと音めぐり」
Coming soon…
太鼓の足立七海先生のブログ→http://taikonami.exblog.jp/
場を読み取る
- 2010-09-08 (水)
- Way of Working -cottのお仕事-
PROGRAMINGなう
- 2010-09-03 (金)
- Way of Working -cottのお仕事-
昨日からひたすらいろんなプログラミング言語およびソフトと格闘し続けている。
(XAMPPでつまづき、エラーが多いという噂を見つけたのでMAMPに変更し、さくっとEclipseが入ったと思いきや、Pleiadesでつまづき、ApacheとMySQLが動いてもう問題ないだろうと思ったらphpmyadminのパスワードがわからなくなり入れず、ターミナルでもがくもしまいにはデータベース自体にアクセスできなくなり大文字小文字の問題でループにはまり、それでもなんとかDrupalにこぎつけたがやはり今日もPHPにつまづく…。)
それは効率がよくないことぐらい重々に承知している。だけどそれはいいものをつくるために無意味なことではない。プロセスを深く理解することは必ず次の発想段階から生きてくる。その早さが許されるならばその効率のよい専門分化したエリアのみで働く人の2倍も3倍も集中して必死に働けばいい。
某エディタで某プログラムを開いた絵がとても美しい。
構文的にプログラムが美しいかどうかということはよく言われることだが、
これも時々見せてくれるプログラムの美しさ。
今週は来客はそこそこいるけど自分から出かけなかった。
なかなかの根暗週間…。さて、映像準備にとりかかります。週明けには抜け出そう。
今週は土日ともに営業します。
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