- 2011-05-10 (火) 17:01
- cott Review -場所・製品・建築-
ストロード(Straw Load)を辿る旅
– 草のルーツを求めて –
Laos, 2006.08, YASUFUKU Yusuke
Comment: かつて集落系の研究室に在籍していた頃の自主フィールドワークではあるが、茅葺き屋根に関わることが多くなった今、調査の意味を再認識し、その概要のみをここに印しておく。ラオスの農村部を巡り、住居の造りからその地域の文化コードを探った。
建築様式
生活様式が類似しているためか、比較的造りが簡素でデザインコードは日本に類似している。かつての日本の原風景を垣間見た。
・様式は切り妻の茅葺き屋根が多い。
・茅葺き屋根の棟おさめが類似(日本では使われない偶数のものも多い。)
・網代天井ならぬ網代壁や網代床が見られた。
・高床式の住居も多く見られる。
比較的発達した町では安価な工業製品が多く使われる(下写真 / 外壁を塗り直して大きな開口部をつければかなりモダンに仕上がる可能性を感じた建物)
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