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girly

広い田舎の静かな事務所で夜明けも近くなる頃、おっさんひとりガーリーさを追求。
萌友の手仕事展
ぶりぶりにガーリーなものでなければ意外に得意かもしれない…

友人がアップした花火大会の動画を見て我に返る。そうか、そういえば夏だった。夏らしいことをしているはずなのにそうは感じないのは、花火と浴衣という別格級な気がする夏の風物詩を楽しんでいないからだろうか。
エコを叫ぶのなら花火大会なぞすべきでない。なぜするかというならば、それ以上の理由があり、物語があるから。そのせいでいくつもの矛盾が生じるこの世はどうしようもなく美しい。

話が少しそれるかもしれないがついでに田舎とエコについて。
田舎は基本的にエコだが、そこに大量消費、大量生産の考え方に基づいたものが流入すれば、ひとえに田舎はエコでなくなる。なぜならば田舎の生活は基本的に経済的であることを第一とした生活の知恵に基づいて構成され、身近に手に入ったり安かったりするものをブリコラージュすることで身の回りの環境を構築するからである。


「そこらにある簡単に手に入るもの=自然素材」で身の回りを構築していた

結果としてみれば究極のエコ。地域に根ざした建築形態およびそれらを含む風景。


「そこらにある簡単に手に入るもの=自然素材および大型ショッピングセンターなどで安価に手に入るもの」で身の回りの環境を構築する

たとえば、田舎の祭りなどでは何も考えず使い捨てトレーなどを大量に使い、大量に廃棄されるのが常であり、そんなにエコではない。建築形態およびそれらを含む風景に統一感がなくなる。

つまり昔の田舎は今の価値観にあてはめて言うならば結果的にエコで、今の田舎は結果的にそんなにエコじゃない。
エコという言葉をわざわざ口に出すこともない。昔からそこにいる人の姿勢は変わってないのに社会の仕組みによって結果が変わる。そんな現代社会のパラドックス。

だから実はエコだとか古き良きのみで田舎に飛びつくのは少し違うかも。関係性に魅力を感じてほしいのだが。田舎にはエコよりもエロです。笑

酒たばこ音楽エロは万国共通言語。
珈琲飲んでぼちぼちかえろう。

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