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Beauty Beside Me

デスク横のテッポウユリ
淡河町のテッポウユリの農家さんたちが忙しくなってきているようで、彼らを見るとユリの季節だなぁと思う。地元産業は季節の感じ方がちょっと変だ。

こどもの頃はそこら中の田畑に生えていたので米と同じような感覚で意識せずに見ていたけれど、いま改めて見ると、純潔無垢な色と、肉厚で形の美しい花弁が上を向いて咲く姿は美しい。
花が大きいのであまり短く仕立てるとバランスがとりにくいのか、ほとんど見たことがないのだが、今年は短く切って、机まわりに添えてみた。(毎年、売り物にならないユリたちのお裾分けをいただくので、本当にありがたい。)そうすると機械ばかりの無機質な空間に生命力が宿りはじめる。例えるなら砂漠の中のオアシスのように。次は他の花とも一緒に仕立ててみよう。身近なものを美しいと思える感性は年々磨き続けていたい。

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