- 2012-12-15 (土) 19:38
- Anecdote about Design -業界の小話-
ちいきの話題ばかりだったのですこしデザインの話を。
今のcottの名刺はつるっとした蛍光黄緑。
蛍光色は自然界にはない色。
まちにいけば歓楽街であかあかと光るネオンにかき消されてしまいますが、
農村景観の中ではぐっと映えます。
と、思いきやありました。自然界の蛍光色。
他にもあやしげな虫や植物がいて、おそらく威嚇のためというのが多いのでしょうか。
私たちは威嚇するつもりはありませんが。。
ホタルもそうですね。
むしろ「蛍光」→「ホタルが光る」ですしね。
派手には光らないから暗い所でしかわからないけど、
ふかいふかい漆黒の闇に一筋の光を導く。
そんな蛍の光のような存在でありたい。
そういうわけで蛍光黄緑なのです。
真面目な蛍光色。
いわゆるふつうの印刷ではCMYKの4色の掛け合わせ、
フルカラー印刷ですべての色を表現するのですが、
たとえばそれで表現できない色を使いたいときなんかは
「特別な色」→「特色」のインクを使って印刷するわけです。
特色同士の掛け合わせなんかで変わった効果を演出したりもできます。
アイデアを実現するために、こんな色を使ってみたい、という逆提案もお気軽にどうぞ。
ただ、特色を使いたいから、だけじゃなくて、何を実現するための特色かってところがだいじ。
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- https://www.cott.jp/blog/design/6083/trackback/
- Listed below are links to weblogs that reference
- 蛍光の所以 from Treehouse Blog of cott