- 2008-04-26 (土) 19:50
- Self-sufficient Housing -生きられる空間-
今日は屋根の修復。

屋根が吹き飛べば、またちょっと頑丈にして屋根をつければいい。すきま風が気になったら隙間をなくせばいい。穴があいたらまた埋めればいい。住人が 増えたら広くすれば良い。住まいは住まい手の要求に応じてカタチをかえていくべき。これは住まい手が自らの手を汚してつくったからこそできること。ハウス メーカーや建築家に「超完成形!」と言わんばかりの住宅を提示されたらちょっと壁紙を変えるのでさえ気が引けてしまう。そしていつの間にか日本の住宅は世 界的に見ても異例なほどモノにあふれる。中に住む人間の要求だけが変わって空間自体は何もかわらないから。
人って変わってく。しかもかなりの早さで。だからこそこの長い進化の歴史の中で食物連鎖の頂点に立つことができたのではないのだろうか。別に不完全 でもいい。かっこ悪くてもいい。みんなで心あるものをつくろう。そもそも人間なんて不完全なものなのだから。
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