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Event Report -イベントレポート- Archive

ART BEGINS IN WONDER

小津さんの展覧会が終了しました。その中の一つの企画として下の写真右端の作品をもとに6名のグラフィックデザイナーが‘アートの複製と公共性’をテーマにポスターを作成。私は写真左端のものを出品しました。

アートの複製と言えば真っ先に思いつくのはW・ベンヤミンの文献であり、オリジナルの価値を超えるアプローチをいくつか考えてみたのだが、グラフィックデザイナーという枠を考えてそのアプローチは自粛し、グラフィックデザイナーとしてのトライアルに落ち着いたのでした。
小津卓也作品展レセプション

アートが「複製」されたとき、
その「複製」は
「オリジナル」の価値を超えられない。
グラフィックデザイナーが扱うポスターは
99%以上が「複製」である。
ただしその「複製」は、
「オリジナル」の価値を高めるために
働くことができることを
我々は知っているのだ。

Autumn in Japan

淡河八幡祭り
淡河八幡祭り
淡河八幡祭り
淡河八幡祭り
天高く馬肥ゆる秋は、
鬼の恐さを知りつつ、共に収穫を喜ぶのだ

そして次の日には皆の肩が悲鳴をあげる。それも一つの一体感。

澄んだ空気に突き抜けるようなあおいそら。漂ってくるキンモクセイのにおい。
連休明けの今朝の事務所は清々しい。

SESSION

神戸ハーバーランドを少し西に行ったところに、とてもコアな場所があります。
見てのとおりシャッター街。でも人はとても気さくで魅力的。
I’maさん
先週末はそんなディープな場所で、グラフィックデザインまわりの人たちが集まるイベント。
おしかりスナックあきこ-神戸出張-

自分の仕事を自身で完結することなく、賞讃のみならず批判こそどんどん受けていかねばならない。
そして、本気で楽しんで作られたものにはかなわないという趣旨のもと、
デザイナー、ディレクター、ライター、スタイリスト。
みんな本気で楽しみました。
ご参加いただいたみなさま、そして一緒につくることを楽しんだみなさん、
ありがとうございました!
私個人的な話に限れば、すばらしいプロフェッショナルたちに囲まれて、
今回は瞬発力という方面において自分自身の能力以上を発揮できたかと思います。

この話はものづくりをしている人に限らず、そうだと思います。
みなさんもどうか、楽しんで。
ここでお知らせできないものもありますが、ひととの関わりの中で
そんな場をゆるゆる興していけたら。

y.y.

蔵出し

去年の秋に実施した神戸デザインエアポート。
Oくんが撮影、編集してくれた設営の時の映像、お蔵入りしそうなのでアップ。

ワタクシとWくんがやけに目立っております。Oくん、ありがとう。
Yasufuku

茅葺きライブと陰翳礼讃

神戸市北区には約750棟の茅葺き民家が現存している。(平成20年)
現在、茅葺き屋根とふれあう月間と題して北区が主体となって各種イベントを週末に開催している。
去る11月7日、箱木家住宅で音楽ライブが行われた。
箱木家住宅は通称箱木千年家と呼ばれ、日本最古と推定される茅葺き民家で1967年に国指定重要文化財とされた。

箱木家住宅
詳しい解説は上記リンクよりwikipediaさんにお願いするとして、今回のイベントはその40年以上も大事に大事に保存されてきた茅葺き民家で初の大きな試みとなる。
茅葺きといえば、昔なつかしいという郷愁的なイメージがつきまとい、どうしても現代では保存する以外にこれからの道の見えにくい業である。職人の業としては伊勢神宮をはじめ、多くの文化財がある限りこれからも在り続けるだろうが、住民の業として復活することは難しいし、無理にしなくてよいと思う。
そう考えると、これからの茅葺きはどうあるべきか。
その方向を今回のイベントで初めて公に指し示された気がする。

囲炉裏に炭をくべて千年家を支える大きな梁たちに再び煙のにおいを嗅がせたかったが、文化財のため火を使うことはできない。囲炉裏なのに…。ということで音楽で空間に求心力を与え、火を灯す。
箱木千年家ライブコンサート
「BACHIKONDOOO」の太鼓からはじまり、「slow cafe」、「イーリャ・ダスタルーガス」と続く。
始まりは明るかったが、徐々に山のシルエットが闇に沈んでくる。
千年家の土壁に踊っている影が、千年家の喜びを表現しているかのように見えた。
箱家千年家に映るシルエット
山が闇に沈みきったところで寒空の下、おにぎりと味噌汁をいただき、室内で後半の演奏が始まる。
母となった淡河の歌姫「むぎ」の包み込まれるような歌声から「estinto…」のアンビエントミュージック。ハン(中華鍋を2つを逆さにしてくっつけたような楽器)を手で叩いて繰り出されるアナログなメロディーの反復が丹生山にこだまする。

箱木千年家ライブコンサートに向けた「淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり」によるコメント
箱木家住宅屋内ライブ
箱木家住宅のライトアップ

ライトアップは控えめに。

茅葺き屋根をライトアップするのは確かに綺麗で、とても味があっていい。だけどそこら中の茅葺き屋根をライトアップしてルミナリエや紅葉時期の京都の寺院、そして観光地として有名な白川郷のようにしてしまうのは少し違う。入り口としてはそういうこともいいのだが、綺麗だな、というだけではテーマパークと考え方が同じで、文化財をただかたちとして保存しているのみのことと何も変わらない。

日本の文化といえば陰を楽しむように形成されている。これが日本特有の奥ゆかしさとか間という表現になるのだろうか。例えばそれは家の造りなどにも現れていて、塀、庭の植栽、軒、縁側、障子、奥の部屋と奥へ行くに従って徐々に光を落としていくように家ができている。

このような日本の空間、そして文化の特質を巧みに表現したと言われている文献として谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』が有名である。西洋では可能な限り部屋明るくし、陰翳を消す事に執着したが、 日本ではむしろ陰翳を認め、それを利用する事で陰翳の中でこそ生える芸術を作り上げたのであり、それこそが日本古来の芸術の特徴だと主張する。こうした主張のもと、建築、照明、紙、食器、食べ物、化粧、能や歌舞伎の衣装など、多岐にわたって陰翳の考察がなされている。

建築に興味があろうとなかろうと、現代において日本の文化を考える際には外せない一冊である。日本人なら読むべき著作ベスト5に入ろうか。もう一度、読み直そうと思う。

かたちを残すことのみにとらわれて、思想を置き忘れてはならない。

少し話がそれたが、民家というのは住まい方とその中にある思想も含めて保存されるべきもので、その住まい手が不在であると本当の意味での民家の良さというのは伝わらない。

高度経済成長期から農村地の文明開化もはじまり、農村地域のシンプルであるけれどもその中にどこまでも豊かさを含んだ生活美は崩れ去っていく。
安価で身近に手に入る材料で環境を作り出す。もともとそうしていたところに美しさがあったのだが、今や、農村地において安価で身近というのは自然素材よりもどうしても大量生産される工業製品の方に分がある。

別にソレをむやみに否定して昔に戻ろうと言うつもりはないが、大切なものを置き忘れてないか、こういったイベントや古民家を通してそういったことをもう一度考え直してみたいものである。

北区淡河町は十場家の陶芸教室も盛況のうち終わったので次は11月27日。神戸市北区は長尾町、一級建築士の赤井さん宅、神戸市登録有形文化財「赤井家住宅」にてクラッシックコンサート。申込み締め切りは11月19日。その次は12/4日花山中尾台にて茅刈り。その次の日は茅葺き体験会 カヤコヤ@神戸・淡河が12月5日(雨天順延12日)。昨年の様子
くわしくは、北区のウェブサイトにて。

これから神戸の茅葺きの動きにご注目を。

淡河コスモス祭り

淡河町道の駅にて豚汁、もち無料で食い放題。コスモス一本15円。イベント開催中!15時までです!
コスモス畑
婦人会の豚汁
淡河コスモス祭り

追記
ぎりぎり天気も持ち、無事終了しました。
田舎の方々は写真を撮られることに慣れていないため、ハイチーズというと皆様表情が硬くなるので、時間差ショットです。
コスモス畑で集合写真
欲しい方、直接連絡いただけたら、摘み放題かも?
もったいないことに、草刈り機でまとめて刈られてしまう前に…
事務所にもちゃっかり飾ってみました。
不慣れな手つきで数年ぶりに花束をしつらえ、人に渡しました。
たまには花もいいもんです。

瀬戸内国際芸術祭

地域活性化という便利な5文字

いま、地域活性化という言葉だけがひとり歩きしている。
地域活性という言葉は便利に使えるから、実際はそういうところがプロジェクトの芯でもないのに信用性を獲得するために乱用されがちだ。
地域活性という大義名分を傘に着せてアートおよびデザインで活性化。
それは一時的なもので、そのイベント期間が終了したら地域が疲弊しただけだったということもよくある話。

アーティストが農村地域を展示場とするだけであってはならず、その地域の文脈を生かす趣旨で行わなければ今後に続くものにはなり辛い。企画書を持ち込んでこのとおりやりましょうというのでもいけないし、あなたがたの意見を聞きたいです、と意見を募っても出ない。耳を貸そうとすらしてくれないことも多い。その地の場所、人に寄り添って、膝を突き合わせて話をする。その地のまちづくりの意向と共同するのは本当に難しいと思う。(一応当事務所も都市と農村を繋ぐという意味で農村地に寄り添っている。)
高松港の朝

島国で育まれたおおらかな心。

ただししばらく前に伺った瀬戸内国際芸術祭の場合。
意外に悪くないと感じる。
それほどに島民の心がおおらかに開かれていて芸術祭に花を添えていた。あとはその島民の心が消費されないことを祈るだけだ。
エコブームも手伝ってか、最近のアート好きな観光客などは概してマナーが良いのであまり言う必要もないのかもしれないが、このブログを見て行く人は島の人たちの生活空間にお邪魔させていただいているという感覚は常に持っておくようにしてほしい。
瀬戸内の海鳥たち
おすすめは島で普段から営業しておられるさびれた看板の食堂。安くてボリューム満点でその土地の味を味わえる。隙あらばお店のマスターとのコミュニケーションも楽しみたい。豊島の玄関口、家浦港の目の前にあるシーサイド大西など。

他にも豊島の唐ト港でボルタンスキーの心臓音のアーカイブへ行く途中にある島おとめという公民館の利用していると思われる食堂。乙女がたくさんいて華やかですねとからんでみれば、ちゃんとすてきな笑顔であらやだ~と返してくれる。
犬島美術館
顔ぶれを見れば分かるがもちろん作品群は秀逸で、ひとつひとつ作品としてちゃんと楽しめる(ものが多い)。地域との関わりも含めてもわざわざ遠出して行く価値のある芸術祭だ。

開催期間はあと一ヶ月余り。興味があればぜひ足を運んでみてほしい。

これはうちでもやりたい…。わらアート。
http://setouchi-artfest.jp/news/post/761/

淡河スポーツフェスタ2010へ

カメラ二台をひっさげて写真撮影隊として参加してまいりました。
天候にも恵まれ、大変気持ちのいい日でしたが、歩き回ってへとへとでした。日焼け止めぐらい塗っておけばよかった…
淡河スポーツフェスタ
緑の大地。そらのあお。太陽。音楽。
芝を駆け回る子供たちを見ながら、正しい光景だなぁとしんみり。
OGOGOGO PROJECTによる音楽も気持ち良かったです。
OGOGOGO x 淡河スポーツフェスタ
百姓一揆101 x むぎ feat.DAVID(尺八)

神戸デザイン経営者フォーラムへ

久しぶりにスーツで身を固め、神戸ファッション文化美術館に寄り道して

デザイン経営者フォーラム・神戸にいってきました

神戸デザイン経営者フォーラムとはデザインで神戸のクリエーティブをひっぱる人たちの集まりで、株式会社フェリシモの矢崎和彦社長らを中心として、神戸を中心とした志の高いクリエーティブな社長さんが一同に会しました。

フォーラムではインスピレーションごちそうさまです。

今は海側(都市サイド)によるデザイン都市神戸が目立ちますが、神戸の山側(農村サイド)のデザインからも新風を吹き込んでやるという意欲をもらう。

そのあともある女性若手経営者が取り仕切るデザイン事務所&バー経営者の方のバーにもお邪魔して、夜な夜な神戸デザイン会合が行われるのでした。

MAGNET (激しめの音楽が流れるので注意)

CUBIC DESIGN. INC

まごころデザイン事務所

石野木工所

久しぶりのいい出会いでした。もう少し外へ出ないと駄目ですね。

できる人というよりやる人たちで情熱を注いで自分の想い描いたことを実現させ続ける行動力と考え方、それに伴う技術。

まだまだ自分も甘ちゃんだと思い今日も本屋で経営書をあさること十数冊。まだまだ勉強です。

いなかっぺライブ

むぎとhouちゃん

いなかっぺライブへ。

ちょっとのぞくだけのつもりで裸足にサンダルで行くと、心地よい歌やおいしいごはん、おもしろい人たちに後ろ髪ひかれて結局最後までいました。靴下 ありがとう。

houちゃんとむぎ、素敵な歌声をありがとう。

houちゃんは宮崎在住のシンガーソングライターで、話し声にいつのまにかメロディーが乗って歌になる。歌詞の心地よさと適度なループ感。あの Keisonと共演したりと実は実力派。思わずCD購入。

hou”ハレ〜サンサン”

むぎは神戸アースデイなどにも出演します。CDも販売中!

むぎのブログ

アースデイ神戸2009

茅葺き屋根のギャラリー

YELL

ツリーハウスのスケッチ
ツリーハウスのスケッチ

後輩からご招待を受け、仕事の合間を縫って関西の学生卒業設計展http://diplomaxkyoto.jp/と 京都造形芸術大学の卒業制作展にいってきました。

平面であそんだもの、断面で遊んだもの、キューブで遊んだもの、ゆるやかな大屋根をかけたもの、谷や崖、cottとしては嬉しい仮設性やセルフビル ドをテーマにしたものなど、若干既視感があるものが多く見られた。

あとは比較的自己内省的なものが多かった気がする

社会でなく社会を捉える自己に着眼をおいて制作をするような作品である

個人主義の時代を表象するとでも言うべきか

私も昨年は人の目にそう映ったのかもしれないなとここでやっと振り返れた

ただ、自己内省的なものの特性として、煮詰めて煮詰めて煮詰め切ったものは化ける可能性が十分にあるが、安直で自己内省的なものは全くおもしろくな いということだけは知っておかなければならない。

後輩もどうやらやり切ったようで、楽しめたようである程度の評価をもらっていました。

昨年の私の楽しみようを見て、少しでも制作のモチベーションになったようで幸い。

本気で取り組んだことは必ず見てくれている人がいるし、必ず伝わる。そしてそれが何にも代え難いひとつの成果として必ず自信となる。

学生の卒業制作はそこを見ることができるのがおもしろくて好きだ。

卒業制作はそうやってひとつのものを徹底的に煮詰めて煮詰めて煮詰まっても煮詰めるという過程から学ぶことが多い。それは必ずしも建築的なものであ るわけではないが。

それをひとつの自信にしてほしい。

おつかれさまでした。負けていられません。

ツリーハウスのスケッチ
ツリーハウスのスケッチ

たまにふりかえったときに、ああいかんいかんと思えるよう

突っ走りたい。

そして突っ走りながらも楽しむことを忘れないこと。

その先が見たいから。

感動がほしいから。

感動するには他ならぬ自分の想いが必要で、人が必要。

感謝することが必要。

感謝するためには楽しむこと。

いくら徹夜ばかりでも、アイデアが浮かばなくってもどうせならそれも上等と楽しむこと。

もちろんふざけてただ楽しむだけでなく、身の回りの様々な関係性に目を向けて、

軸を据えて一生懸命に楽しむこと。

実は身の回りをよく見てみると、ココロオドルもの、たくさんあります。

怒られてへこんでも上等

アイデアが浮かばなくたって上等

だからこそ学べるんですもんね

物事が全部うまくいってたら何も面白くないし

それぞれがそれぞれの物語を抱え、それらがまた関わり合うことでまた新しい物語が生まれていく。

自分の物語が予想もしなかった方向に変容を続けていく。

その物語を楽しむ権利を与えてもらっているのだからそれに感謝して楽しむことができる

それこそこの世に生きることなのでしょう。

そもそも人は二人の人間から誕生するものなんですもの。

ツリーハウスのスケッチ

ちょうどあのツリーハウスができた約1年前。本気で楽しんで仲間と議論しあいながら目標に向けてひたすら突っ走り続けたあの頃。想像もしなかった今 が広がっている。

いい風、戻ってきました。

ピエロ

昨日は、ピエロをやっている友人のクラウンななしがお店をオープンしたとの知らせを聞いて行ってきました。

プレオープンのようでしたが。

パントマイムやジャグリングはもちろん、ファイヤーダンスにポイにいろんなパフォーマンスをお持ちの彼ですが、ピエロの格好でのbarではないよう で少し残念。

レトロな民家を素人のアイデアで改装した空間はこんな素材でも塗装でここまで仕上がるんだとか、ここにピスが見えていてもそんなに気にならないなあ とか建築家はしないことばかりなので学ぶことたくさんです。

きっとこれからもっとお店がおもしろく仕上がっていくことでしょう。ピエロやってくれとリクエストすればきっとやってくれるはず。とりあえずま あいろんなことやらかしてきたおもしろい彼なので機会あればぜひ会いに行ってあげてください!

お昼でしたらピエロやってくれという依頼も受けてくれると思います。

座席の7割近くが座敷という不思議な空間で

店主の本職がクラウン(ピエロ)と、ちょっと変わったbar

下町演芸酒場「赤鼻空人(仮)」(あかばなそらんと)

大阪市北区黒崎町3−2

【営業時間】18:00〜程よい時間(am2時くらい?)

【定休日】なし

クラウンななし
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