- 2011-11-15 (火) 3:27
- Tweets -はてしないたわごと-
むか〜し、むかし。学生の頃の話。
旅行が好きで日本へ海外へとふらふらしていた頃。
いろんな旅行で取り溜めた写真群にそのとき感じていたメッセージなんかを載せて
ミニ写真集に仕立て上げて学園祭などで販売していたことがある。
デザイン性もくそもない、いまとなっては恥ずかしい代物なのだが、それについて忘れた頃に
久しぶりに再会する友人や購入していただいた方などからメッセージをいただく。
あのときはそれなりに真剣に考えていたものだから
その度にいろいろと思うところがあって
そんな小さな繋がりとまた先を見る意欲を生み出すきっかけをくれた
当時の自分とそのまわりの人たちに感謝である。
100均でファイルを5万円分購入してひたすらカッターで断裁してファイルに入れこんでいくあの果てしない作業。手伝ってくれた友人にはきっと一生感謝をする。
仕入れ値が105円、印刷代がほぼ0円(学生の特権をフル活用)、売値が確か300円。
人件費もくそもない仕事。
だけどその売り上げをきちんと貯金して
型落ちで安くなったエントリー機種のデジタル一眼レフを買った。
自分の力で社会にアプローチし、お金を生み出し、それが仕事の糧となる道具に換わった。
もっともプリミティブな人間とお金の関係を体現した瞬間だった。
いわば、わらしべ長者のような感覚だ。
よくも悪くもひとりでやってる間、その感覚はしばらく続いていて、
いまとなっては小さいなれども写真スタジオを持っている。
だから何だということもないが、
なんだかいろんなものやこと、ひとにいつも感謝をしている。
そうやって生きられている。
そういう意味で、これはまだまだ続く延長戦なんだろうなと。
ここにわざわざ書くことでもないかもしれないし、
何でも感謝とかを口に出して済ませてしまう非論理はあまり好きではないのですが、たまには。
改めて考えると家の近所もドラマチックです。
今年はすこし早めに振り返って、いいスタートが切れそうな予感です。
yasufuku
- Newer: オープンデスク初体験!!
- Older: How to draw a line
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- https://www.cott.jp/blog/tweets/4439/trackback/
- Listed below are links to weblogs that reference
- わらしべ感覚 from Treehouse Blog of cott