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徒然なるままに

万物は環境に淘汰されてゆっくりとそれ自信の姿を変える
それは毎日目にすれば意識されないもの
そこに主体と客体の類似性が見いだされる
客体が主体に限りなく近づこうとするとき
主体の意志は見えなくなる
だから彼女の瞳の奥を覗こうとはしなかった
本質的に寄生する性質の者だといいが、僕はその類ではなかった
私は私というひとつの個体から抜け出せなかった
人は神でなければ届きえないところを欲し
その貪欲さが故に自己破壊へと導いていることにも気付かない
むしろ気付いてないふりをしているだけ
勤勉なふりをしただけの怠惰な本性が顔を覗かせる
それは仮面をかぶっていることに気付いていながらかぶりつづけていると
いつの間にかその仮面が脱げなくなってしまっていること
はたまた
鍵なんてかけていないつもりでもいつの間にか持ち歩いている鍵が増えているといった現象と似ていた

そう
いつの間にかたくさんの鍵をかけてしまっていることに自分自身でさえ気付いていなかった

別になくてもいいけどあったら使ってしまうやつらを切り捨ててしまいたい
長年そう思っている

暗闇でうごめく青い影を知り
まばゆい光を放つものに触れること

昼間も蛍はたくさん飛んでいるんだ

陽の当たるところばかりにいると疲れてしまう

凶器を持って横断歩道を練り歩く黒い人影
それに恐れおののくと同時に何か心苦しい感覚に襲われた
それはまるで自分自身を見ているようだった

いつの間にかたくさんの武器を手にしていた
私は自分自身を憎んだ

裏山の大きな松の木の横に深い穴を掘ってその武器たちを嫌悪感と共に地中に埋めた

その日は安堵感と焦燥感の入り交じったような気持ちで眠りに就いた

朝、目を冷ますとしっかりと埋めたはずのその武器は枕元におかれていた

何度も埋めた
焼いた
壊した
だけど朝目が覚めるとその処分したはずのものはそこにあった
枕元にある武器の数は15年前からどんどん増え続けていた

ただぼおっとしている私の黒い肌をじりじりと焼き尽くす陽光
車の中にいるとそのアスファルトの熱から生じる陽炎がまるでスクリーンの先の自分とは全く関係のない世界で起こる出来事のように思える

エメラルドグリーンの透き通った瞳に妖精のような髪が太陽の光できらきらまぶしく輝く君がはしゃぐ姿が目の前にあるにもかかわらずどこか違う世界に自分がいるようだ

木漏れ日の中を歩いていくとその先には小さな湖がある

天気のいい日にはそこに今度君を連れていきたい
きっと喜んでくれると思うし
僕も差し込む光がきらきら反射した水と戯れる君をみたいからだ

これといって特別なことは何も望まない
何も望んじゃいない
見慣れたこのベランダから見る風景は十分にきらめいている

この街のシンボルである観覧車のイルミネーションが消える時間

規則的に音を立ててうごく時計の音にあわせて

お気に入りのスニーカーのかかとを踏んづけて
歩道橋の上からトラックの荷台に飛び乗ってどこまででもゆこう

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