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まちにひらく

cott事務所 まちのリビング
事務所のDKスペースを模様替えしました。
というより朝来たらご近所さんがいて、してくれていました。(ありがとう、Kさん。)

仮設の土間事務所方向に開いていた動線を閉じてよりまちにひらきました。
日々のご縁の中で、人間の信頼関係や動線を少しずつまちにひらいていければ。
農村の建物の良さはひとも空間も含め、まちに拓いていること。
交通や情報、人の対流のダイナミズムが広域に渡るようになってきたのに少子高齢化も手伝い、
近頃はたとえばカーテンをいつも閉めていたり防犯カメラをつけたり施錠する家も多く、農村の空間が閉じてきているのが寂しい。
だけれどそんな良さが農村のおおらかな良さにつながるのだと信じたい。

事務所をあけているときはもちろん事務所の施錠はしていますが、
この部屋は施錠していませんのでご利用はご自由に。
誰かいるときはひとこと声をかけてもらえれば。
来た時よりも、美しく。コーヒーはセルフで。コーヒー代は実費で貯金箱へ。
まちにひらくことは、人を信頼することから。懐は広く。
地域の若者だけでなく、世代間交流が生まれれば。

図面はほぼできているのでそういった動線がある程度根付いてくれば、この部屋の工事から始まる。予定。
工事もひととの関係性の中で少しずつ進めていければと思っているので、予定。
工事完成後の動線を踏まえた模様替えなので、これでいつでも工事にとりかかれます。
所有するのでなく、共有すること。
そのためにある程度の方向性を定めつつも、偶発的な出来事を許容するものをつくっていく。
強要されない、楽しみを発見する術を身につけてもらいたい。
フィールドを楽しみましょう。

そろそろ夜が寒くなってきたのでついに灯油を買いました。
寒いときといえば鍋。
猟師のおっちゃんとぬくぬくと鹿鍋をするのが楽しみだ。
たまたまその日に居合わせたのならぜひご一緒に。
ただのたまり場になっちゃうといけないので告知はしません。
そんな予測不可能な何かが広がっていくことを愛でること。
自然界のうつろい、予測不能性にそのまんま、日々を委ねること。
それが人々に心を開き、まちにひらくこと。

「ここ」で「暮らす」ということ。

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