TREE HOUSE ART PROJECT in KOBE 2009-2010

そろそろあたためてきたもの、放出します。

ツリーハウスアートプロジェクトin神戸

実は、諸事情によりcottのツリーハウスは2010年3月末をもって解体します。

本当に手伝ってくださった方々には申し訳ない気持ちばかりですが、またcottファミリーのみんなひとりひとりに詳しくお話しします。おそらく自宅の倉庫前辺りに移築するとは思いますが。

移築の前にこの場所にあったこのツリーハウスにそして制作に関わっていただいた皆様に敬意をこめて、仕事のかたわら、イベント企画します。

 

 

 

 

TREE HOUSE ART PROJECT -カタチあるもの必ず滅する-

カタチあるものは絶えず変化を続けいつか必ずその姿をこの世から消します。それは来年かもしれないし、来月かもしれない、もしかしたら明日かもしれない。皆この世界に生きる動物、植物、モノ、あらゆる物質は時と共に変化を続ける。

我々人間とて例外ではない。私たちは宇宙の片隅に存在し、時とともに右往左往を続け、時に自らの存在の意味について問い、時に心を許し合えた友達という存在と共にばか騒ぎし、時に泣き、時に笑う。

人間は、笑うからこそ泣くことに意味を見出し、

    泣くからこそ笑うことに意味を見出す。

 

私はこの世に生まれてからこの世から姿を消すまでに自分の中に想いをため続ける。もっと幸せであろうとする。それぞれの中にそれぞれにある"想い"こそ私たちそれぞれの存在する意味であり、それぞれの中に存在する幸福のもと。

この想いを集めるために、創造し、維持し、破壊する。インド神話で最も有名な要素であるこの「創造」、「維持」、「破壊」のサイクルこそ私たちが生活する中で最も着眼すべき過程なのではなかろうか。

 

創造や維持の中に、破壊を見出せたときこそ、

維持や破壊の中に、創造を見出せたときこそ、

破壊や創造の中に、維持を見出せたときこそ、

最も素晴らしいものが生み出せ、最も想いある人生が過ごせるのではなかろうか。

この創造、維持、破壊のサイクルの中にこそ、真の存在証明を見出せはしないだろうか。

ものを壊し、創造し、維持し、再び破壊する。

 

破壊は悪でないし、創造は善ではない。

インド神話でも伝えられているように、ブラフマー神がこの世を創造し、ヴィシュヌ神が世界を維持し、シヴァ神が破壊する。シヴァ神に最も人気がある理由は、ただ単に破壊することが格好いいだけでなく、新たな創造、維持、破壊の中に見るからこそ人気があるのではないか。もちろんインドの方々が皆そんなことを考えているのではなく、インドの風土と歴史が築き上げた無意識的であり経験的なものであろうが。

 

人間界を含む自然界にもこの3つのサイクルがある。

だからこそ、人は美しくあることができるし、あらゆるこの世の存在は美しくあることができる。

世界は依然として美しい。

 

というわけで、2010年4月1日までにツリーハウスを破壊する。

それまでに破壊創造を見据えて維持というプロセスをさらに豊かにする。

4月1日までにあの場所にあったツリーハウスは跡形もなくなるけれど、

また違う場所への創造、維持を見据えているのでご安心を。

今回のツリーハウスプロジェクト、創造というプロセスの中にも、維持というプロセスの中にも、そしてこれからの破壊というプロセスの中にも、自分なりに最高の想いを埋め込んだつもりです。

まだ残る「維持」「破壊」にも参加して下さいね。そしてさらなる創造へ。

 

 

さてさて、命をすりへらしてこの最初で最後のアートプロジェクトに参加してくれる人を募集します。

場所は神戸市北区淡河町という田舎です。

cott family

(1)  ツリーハウスを訪れて落書きを残していってください。

内容:ぜひぜひおもいっきりツリーハウスの中も外も含めて隅々まで落書きしてください。

条件:やるからには思いっきり楽しむこと

時期:いつでも随時(要事前連絡。土日が好ましい。)

その他:映像と写真の撮影を行います。拒否できますが。笑

以上

 

(2)  みんなの持ち前の技術を持ち寄ってなんでもいいのでものをつくりましょう@ツリーハウス。

 

内容:ひたすら写真を撮る、彫刻、オブジェをつくる、服を作る、アクセサリーをつくる、映像を撮る、歌う、漫才をする、踊る、絵を描く、陶芸、家具、ツリーハウスで移動カフェを営業する、料理を作る、お菓子を作る、小説を書く、字を書く、世界と自分について考える、サイババに会って考えたことをひたすら話す、家を設計する、ヨガのワークショップをする、キャンドルをつくる、ショー用の髪を切る、ショー用のメイクを考える、(3)のイベントのビラをつくる、(3)のイベントのファッションショーの構想を練る、(3)のイベントの内容を考える、(3)のイベントのチラシをつくる、(3)のイベントで使う什器をつくる、(3)のイベントで流す曲をミックスする、(3)のイベントで演奏する曲をつくる、(3)のイベントで踊るダンスを考えるetc...クリエイティブなことならなんでもオッケーです。

持ち物:制作のための道具。ある程度の道具は用意できますが、専門的なものはありません。例えば曲げ木をつくるためのスチーマーや、シルクスクリーンプリント用の機械、A2以上の大判プリンター、トルソー、などは自前になります。材料は基本的にご自分で用意をおねがいします。

待遇:寝る、3食食べる、酒を飲む、駅までの送り迎え、風呂、洗濯機等生活に必要な基本的なもの、などに関しては負担します。あまり使わないとは思いますが、インターネットやテレビもございますし、女性部屋もご希望に応じて用意します。ご自分で制作されるものの材料費はご負担下さい。自分で引き取るのもいいですが、できれば値段をつけて(3)のイベントで販売しましょう。

参加費:ひとり一日1000円程度の負担を考えています。

時期:2009年晩春〜初秋頃に2週間程度の合宿をする。もちろん参加できる日のみで構わないです。

募集人数:一日の定員10名以上の場合は抽選となります。

 

(3)  (1)、(2)、と製作期間を含めた映像、写真、制作物の展示&イベント

内容:(2)でみんなで作ったものを並べてそれらの販売あり、フードドリンクあり、映像、写真あり、ライブパフォーマンスありのイベント&個展を2009〜2010あたりに計画中です。詳細がつまってくれば、スタッフも募集する予定です。

場所:不便すぎない程度の田舎の予定。上記の創造維持破壊の3つのプロセスは、都市よりも農村でより明快に見ることができる。苗を植えて、稲を育成し、米を刈り取る。米を刈り取る目的があって、苗を植えるのだ。人工物よりも自然物の方がこの3つのプロセスが明快だ。そういう理由で、このプロジェクトは田舎で行う。

その他:詳細に関しては随時お知らせしていく予定です。

 

(4)  ツリーハウス移築のお手伝いをおねがいします。

内容:移築のお手伝いをおねがいします。それまでに手頃な土地と木が見つかれば、再びツリーハウスとして命を吹き返しますが、今の所は近所の平坦な土地に移築予定です。ただの「ハウス」になってしまいますが、1〜3のプロセスを経て、ただのハウスになるはずがありません。

募集人数:若干名

待遇:寝る、3食食べる、酒を飲む、駅までの送り迎え、風呂、洗濯機等生活に必要な基本的なもの、などに関しては負担します。あまり使わないとは思いますが、インターネットやテレビもございますし、女性部屋もご希望に応じて用意します。

参加費:報酬は出ませんが、参加費不要です。

時期:2010年3月中旬頃〜下旬まで

 

 

 

ご意見やお問い合わせ参加表明等もどしどしお待ちしております。

制作風景

終わりを見据えるからこそ今を豊かにできる、そう思います。

by YASUFUKU Yusuke| 2009-01-12 20:12 |お知らせ

WEB案件を本格的に受注開始しました

年末とこの正月でcottの軌跡を振り返り、新たな計画を練っていたのですが、ホームページも若干グレードアップしてこんな機能をつけたりしていますので、お時間があれば、ちらっとのぞいてみてやって下さいね。

cottへの地図

信頼できるパートナーと組んで、本格的にWEBの案件も受注をはじめましたのでお気軽にお問い合わせ下さい。それぞれの苦手を補い合える素敵なパートナーです。c++、shell、PHP4、PHP5(PEAR、Smarty、Ethna)、MySQL、html、javascript、css、ActionScript、Ajaxなど、少しそれを聞いただけで頭の中が「?」だらけになるような技術を使いこなすやり手です。

スタンダードなホームページから、CMSを導入したサイト、SEO対策、Flashによる動きのあるサイト、オリジナルブログの作成やショッピングサイトの構築まで可能です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問い合わせはこちらまで。info@cott.jp

by YASUFUKU Yusuke| 2009-01-06 13:33 |お知らせ

AD.

そういえば、昨年のお仕事、アップしようと思っていたんですが、今になってしまいました。

ヘッジホッグの皆様、失礼致しました。先月20日のライブはいかがだったのでしょうか?

欲しい方はcottにメール下されば、ヘッジホッグさんにお伝えしますのでよろしければどうぞ!

 

そのうち、WORKSにCDジャケット全体イメージをきちんとアップしておきますので、よろしければご覧下さいね。

コノスタンスbyヘッジホッグ
by YASUFUKU Yusuke| 2009-01-06 10:57 |cottのお仕事

WISHES

あけましておめでとうございます。

謹賀新年09by cott

本年度は本当にいろんなことがありました。

歳を重ねるごとにどんどんいろんなことが起こります。

 

目標をたてましたが、来年のことなんざ、全く予想がつきません。

明日のことすらわかりません。

見えないけれど見ようとする。

それもまたcottの原動力です。

LIFE GOER ON.

THANX FOR EVERYTIME.

THANX FOR EVERYTHING.

 

I WISH WE WERE TO HAVE A HAPPY NEW YEAR!!

 

ではでは本年度も、もっとよろしくおねがい申し上げます

2009新春 cott 安福友祐

by YASUFUKU Yusuke| 2009-01-04 14:41 |はてしないたわごと

淡路ひとめぐり

いろんな方にお会いしに淡路島をひとまわり。

 

まず訪れたのが、淡路島で「島じかん」というイベントを中心になってされている平松さんのおられる会社の事務所。島じかんとは、淡路島の生活と密接に関わる土の文化を新たなカタチで発信していくという趣旨で、陶芸家さんから鬼師、左官職人さんから書道家さんなど、その地で活躍される方々を集めて9月に10daysで行われたイベントです。

株式会社淡味

来年はまたされるのかはまだわからないということでしたが、是非とも絡ませていただきたいです。

 

「淡路島の暮らしと密接にかかわっている土をテーマに、その土に生きる人たちの魅力、その人たちから生まれるモノの力強さ、おもしろさ、その周辺に流れる時間まで感じて頂けたらと思います。

あなたに流れる時間と彼らに流れる時間は同じでしょうか?

淡路島には昔から自然にあるものと共に暮らしてきた時間があります。
それはゆっくりだけど、確実に流れ続ける力強さ、豊かさがあります。
あなたにはどんな時間が流れていますか?」

淡路 島じかん http://simajikan.exblog.jp/

 

今回一緒に回った友人も実は「しまじかん」というイベントをされていて、おもしろい方です。

来月の、「しまじかん」は、東京ですが、2009年1月18日(日)に、三軒茶屋のOHANAにて。

Island Concierge http://ameblo.jp/island-concierge/

 

 

次に訪れたのが久住章さんと早稲田大学の大学生数人で制作されたのゲストハウスで、日本では、これ以上心動かされた建築はないといっていいぐらいいい建築で、私の原点でもあります。

久住章のゲストハウス外観
久住章のゲストハウス宴会棟内観

細い線材や破片による細かな雑作や細かなアイデアたちが存分にちりばめられたやさしい建築です。建築家にはなかなか出せないこの雰囲気。心地よさ。断熱性や気密性、採光など、居住性能と形状をうまく解くために細かな工業製品を組み合わせて生み出す所謂建築家のディテールなんかは全く気にならないブリコラージュと建築的思考の狭間にある感じ。

ラスが見えていたって、壁がはがれていたって、隙間があっても、下地がそのままであっても、接着剤の乾いた跡、ステープルや釘や配線が見えていたって、言ってしまうのならそんなことはどうでもいい。

今設計に関わらせていただいている姫路の住宅でもそう思うことができるそれ以上の何かを生み出したいと思いました。

久住章のゲストハウス宿泊棟内観1
久住章のゲストハウス宿泊棟内観2

ほとんど淡路にはおられないそうですが、たまたま久住有生さんにもお会いすることができて、お話をお伺いすることができました。Team ZOO 虎設計工房の山原さんも、ありがとうございました。

 

 

その次は陶芸家をされている西村さんの樂久登窯へ。

樂久登窯

土を扱われているというだけあって、ご自身で施工されているキャラリーの壁面もかなり綺麗に塗られていました。その地に有るもので生活に関わるものを生み出すすばらしさ。

古いかたちにこだわらずその場所にあるもので新たな文化を育み続けること。

土についてもっと知りたくなりました。

こうやってされている方とお会いすると、身の回りについてなんて自分は知らないのだろうかと打ちのめされます。

次は新しくできた窯で焼いたピザをごちそうになりたいですね。笑

 

建築はもちろん、グラフィックやウェブも、場所そして人と密接な関係をもつデザインはできまいか。そんなことを思いました。

 

 

次は、全く違った趣旨で訪れましたが、知る人ぞ知る名建築

故丹下健三さんが設計された戦没学徒記念館です。

丹下さんは代々木の体育館やフジテレビで有名な、日本が誇る世界の大巨匠建築家です。

この建物はもうしばらく前から使われておらず、震災でガラスは割れ,石畳はがたがたで、建築作品というよりもむしろいわゆる廃墟として有名かもしれません。

3〜4年程度前に一度訪れたときよりも心なしか、若干きれいになっていた気がしましたが。

戦没学徒記念館外観

巨大な石のボリュームとレベルの異なるスラブが混在するヴォールト屋根。天を指す象徴的なシェル構造のモニュメントと献花台。そこにそのかたちであるべくして建てられたと言わんばかりに場所のもつ力が最大限に生かされた人工建造物の美しさ。その美しさにさらに付加された霊的な美しさ。それに加え、退廃して環境になじみ淘汰されようとしている美しさ。

丹下さんの建築をたくさん見たわけではないのですが、氏の建築の中で最も素晴らしいものではないかと思います。

戦没学徒記念館から見る瀬戸内海

屋上から瀬戸内海の絶景が360度パノラマで広がります。

戦没学徒記念館内観1
戦没学徒記念館内観2
戦没学徒記念館内部に落ちる光

展示品は寄贈されたようでほとんど置かれてはいませんが、戦没学徒の空気は健在でした。戦没学徒について私の稚拙な文章ではお伝えできるか危ういので詳しいことはここでは述べませんが、お調べいただくか、可能ならば実際に足を運んで頂きたいと思います。

こちらはご参考までに。

若人の広場復興委員会

http://www.tyo-t.co.jp/wakoudo/index.html

同じく退廃した近所の宿泊施設に置いてあった旅日記ノートの時は、昭和59年で止まっていました。

 

安藤忠雄さんの建築や石山修さんの建築は既に見たことがあるので今回は訪れませんでしたが、淡路島にはさらに素晴らしい20世紀最高峰の建築群が人々の生活とともにありました。今回ご紹介させて頂いた2つの建築は、全く対照的なほど建築的であるものと土着的なものではありますが、安藤さんの夢舞台やお寺なんかよりも見るべき名作だと思います。

 

平松さんから山原さん、久住さん、西村さんへどんどん繋がっていく感覚が最高におもしろく、もしかしたら淡路島に呼ばれているのかもしれません。他に出会った方達も素敵な方ばかりでした。またきっとこの島を訪れることでしょう。

 

 

ネットワークを作り出しつつ、情報におどらされず上手に取捨選択しながら

芯を見据えてその地に生きること

場所を愛することとはそこにいる人を愛し、そこにいる人が育む環境を愛すること

 

過ごしたい場所

過ごしたい時間

過ごしたい人

 

もう少し考える必要がありそうです。

by YASUFUKU Yusuke| 2008-12-26 14:32 |cottレポート

INAKAPPE 2

ツリーハウスの近所で行われているいなかっぺまつりへ。

今回はAfrican Night BACHIKONDOOO★

BACHIKONDOOO

 

つくも窯

みんなでぶつかりあいながらも思いきり体を動かすアフリカンダンスも

外で焚いている火や薪ストーブに集まってする立ち話も

とてもいきいきしたものでした。

 

愉快な家族に愉快な人たちが集まります。

いつもここでは飾らないことを教えていただきます。

みなさんいいお顔されてます

アフリカンナイトにて

次回は3月末開催予定です。

 

みなさんにもぜひこのいなかっぺまつりを知っていただきたいので、前回のいなかっぺまつりのcottレポートつくりました。下のリンクをクリックするとpdfファイルが開きます。

いなかっぺレポート1reported by cott(pdf/360KB)

 

つくも窯

http://www.tsukumogama.com/

by YASUFUKU Yusuke| 2008-12-19 13:46 |cottレポート