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Debut 2

おうごん米
おうごん米、3kg入りもデビュー。
パッケージングする人の作業性も考えてデザインできたら、ということで、今回も夜なべ。数種のラベルを刷って、カットして、貼って、袋に詰めて、量って、かたちを整えて、折って、結んで、と案外時間がかかる地味な作業の繰り返し。手間はかかるのだけれど、愛娘を嫁がせるのに近い気持ちになってくる。

うちは農地を日々維持するためだけに稲作をしているような兼業農家が多い地域で、我が家も米に関してはそれに近いスタイルだが、やる気がないわけではなく、ほとんどの方はそれぞれの長年培って来た方法で真面目に米を作っている。農家はどうしても革新的アイデアを実現する農家がクローズアップされ、目立たなければやる気なさそうに見えてしまう世界だが、その目立たない農家たちだって実は地味な作業を積み重ね、先代から受け継いだ土地で子どもを育てるような気持ちで丹精込めてつくっているのだ。デザイン担当としてはその思いのパスを殺さずつなげられるようにしなければならないな、と作業をしながら思いを新たにする。

一昨日開催された淡河米-1GP2015の優勝米はもちろん、昨年優勝米などもすべて2015年の新米で、昨日精米したてです。日々の食卓に新鮮な最高のお米をぜひ。以下イベントにて販売します。
11/3(火)みのりの祭典
11/7(土)2015神戸地域ビジョンフェスティバル
11/13(金)〜数量限定で満月堂はなとねでも販売されています

パッケージデザインがきれいなものが良いわけではない。
ただ、品質のいいものは、パッケージにもこだわったものが多い。
パッケージは「顔」として消費者にそのモノをわかりやすく伝えると同時に、作り手の生産意欲をより高めることもできる。
いい提案ができると、さらにいいものを生産しようという気になってもらえ、作り手の想いとパッケージが呼応し合う。
そういう意味で今回の「おうごん米」はとても嬉しいパッケージとなった。

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