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ツリーハウスについて

ツリーハウスとは

ツリーハウスに関する厳密な定義はありませんが、一般的には木の上に少しでも載っているようなものをツリーハウスと呼ぶようです。

世界のツリーハウス

今でこそツリーハウスは注目をあびるようになりましたが、世界中には古来からツリーハウスが用いられてきました。

本来は熱帯雨林地帯に住まう民族が外敵から身を守るために数十メートルの高さの木の上に住居として用いられており、パプアニューギニアのコロワイ族のツリーハウスなどが有名です。

現代の日本におけるツリーハウス

現代の日本ではその親自然性から都市の喧噪から逃れるための娯楽のツールとして親しまれています。

ツリーハウスに関する法律

現在の日本の建物に関する規定として建築基準法がありますが、ツリーハウスは、基礎が無いため建築基準法の定義による「建築物」には該当しません。そのため、住居としては認められず、登記や住民票を取得することもできないようですが、固定資産税もかかりません。自治体により解釈が異なる場合もあるかもしれないので、確認する必要もありそうですが。現在の建築基準法は樹上住居や水上住居というものを想定して作られていないのでしょう。

 

ですので、基礎を建てないツリーハウスに関してはそれを規定する(建築に関する)法律はなさそうです。文字通り法に縛られない自由の象徴なのです。

 

ただし、基礎を立てるツリーハウスに関しては原則として、建築確認申請が必要であり、建築基準法に則ったものでなければなりません。防火地域・準防火地域外かつ同一敷地内に建つ建物と不可分な用途として建てる場合は10平方メートル以下でしたら建築確認申請は不要です。

ツリーハウスを建てるには

耐震偽装問題も記憶に新しいように、日本では建築基準法も厳しくなり、建築士としての倫理観が問われる時代となっています。そのため、構造的に基準をクリアしたと明確に言うことのできないツリーハウスを建築家や工務店には頼めず、普通は自己責任による自主施工となるでしょう。

 

ただし、木を荷重を負担させないで、化粧的に木の上に載っているように見せるのならばこの限りではありませんが、この場合は建築物となるので原則、建築確認申請が必要になります。

 

cottでもご相談に応じますのでお気軽にご連絡下さい。交通費を戴きますが、現地を見てのご相談も日本全国、世界中、お伺いします。

法の適用は受けないし、構造計算もできないツリーハウスですから、自由に建てられるのは建てられるのですが、建築家としての設計業務も受けているcottでは安全で、人に迷惑をかけないもの、なおかつ地域にとって利益のあるものを目指しています。

ツリーハウスは不完全な自然物である木の上に建てるものですので、構造や安全性、雨仕舞や断熱性などの性能、寿命に関してはわからない部分が多く、100%保証できませんが、それにご理解いただけましたら契約書にサインをいただき、日曜大工好きな建築士としての感覚で制作にかからせていただければと思っています。施主さんにもまわりの人を集めていただいて制作にご参加いただけましたら幸いです。

ツリーハウス関連サイト

神戸芸術工科大学鈴木明研究室

神戸芸術工科大学でツリーハウスプロジェクトが行われました。1人用で雨がしのげるかどうかは微妙な程度のものですが、建築とは何か?人間が境界をつくるとはどういうことか?空間とは何か?などの建築的な問いを、都市に対して力を持った提案として期待できます。

Earth Steward Institute

持続可能な未来を目指して設立されたNPO団体で、制作者は実際にここに住まわれているようです。

TreeHouseofHawaii

ツリーハウス国際コンペティションのページ。ツリーハウスをただの小屋としてでなく、いち建築として建築的にかっこいい提案のものが多く応募されました。

日本ツリーハウス協会

日本において最も有名なツリーハウスに関する組織。ただ、ツリーハウスを単なる余暇活動の場、都市の喧噪から逃れるための場所として位置づけているところが、建築学を学んだものとしてはあまりいい顔ができませんが。

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